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第一部/4組目・魔族領からの刺客
後日談
しおりを挟む…クイズを全て間違えてしまったダリル。
そのペナルティとしてダンジョン攻略は強制脱落。
さらには丸一日の『機械姦の刑』をその身に受けることとなり、媚薬ハケ水車・電マ・凹凸ディルドにその体を攻め立てられていた。
ーーブブブブブ!
「おほぉおおお♡♡♡やめ♡とめ、とめへぇえ♡♡♡♡♡」
最大出力の電マで乳首を攻められるダリル。
長時間嬲られたそこは真っ赤に腫れ、乳首は硬く勃起しっぱなしだ。
「ちくびっ♡ちくび、ひりひりしゅるぅう♡♡も、いじめないれぇえ♡♡♡」
しかし機械による攻めは乳首1箇所だけではない。
その下半身では媚薬の付いたハケ水車が、ダリルの小ぶりな玉を高速回転で攻め立てていた。
ーーズリュリュリュ!
「あひぃいい♡♡♡♡らめ♡らめぇ♡♡それ、た、たまたま、ぁ♡♡びんかんになるぅう♡♡♡」
既に長時間媚薬ハケ水車で攻められたそこは過度に敏感になってしまい、1度ハケに叩かれる度に絶頂してしまうほどだ。
しかし射精は相変わらず触手により阻まれており、出せずに溜まった精液でその玉はパンパンに膨れ上がっていた。
(思考が、さだまらないっ♡♡あたまが、まっしろに…♡♡)
慣れない肉欲…性的快楽に体を苛まれ、ダリルは無意識に腰を揺らす。
その視線の先には尻穴を擦る凹凸ディルドが見えており、ゆらゆらと揺れるそれをダリルは夢中で目で追った。
(あんな太くて、でこぼこしたものを…入れられたら…♡♡)
前の部屋で入れられたゴブリンの性器の感触を思い出し、尻穴をきゅっと窄めるダリル。
その期待するかのような反応を察知したのかディルドはゆっくりとダリルの尻穴へとくい込み始める。
「ひっ♡や、あ♡…あぁぁあああ…♡♡♡」
メリメリと割り開くように挿入される凹凸ディルド。
その速度はとても遅く、ダリルを焦らすようでもある。
(で、でこぼこが…くいこん、でぇ…♡なんで、こんな…ゆっくりぃ♡♡)
もどかしいのか腰が揺れるダリルだが体の各箇所を椅子により固定されているためその動きは意味をなさない。
その間にもハケ水車と電マがそれぞれに玉と乳首を攻め続け、ダリルの顔は淫らにとろけきっていた。
「おっ♡♡んぉおお♡♡♡ほん、ほんとに、だめ♡だめ、だからぁ♡♡」
腰の奥から湧き上がる射精感にも似た何かにダリルは苦しそうに歯を食いしばる。
しかし機械達は無情にもその動きを止めることなく、じわじわとダリルの体と理性を蝕んだ。
「っ~♡♡やだ♡やだぁ♡♡♡も、ちくびも♡たまたまも♡いたいのぉ♡♡やめ、やめへよぉ♡♡♡」
そして機械姦が始まって1時間。
まだ全体の『1/24』しか終わっていないというのに、機械による容赦ない攻めにダリルはとうとう泣き出してしまう。
だがその泣き声は人気のない、やたら派手な部屋で無意味に響くだけで救いの手を差し伸べる者はいない。
「く、くるっ♡なにか、きちゃうぅ♡♡おなかの、おく♡あつ、くてぇ…♡♡」
未知の感覚にダリルがうっとりと目を細めたその瞬間、それまで緩慢であった凹凸ディルドのアームが不審な音を立てた。
ーーギュインッ ギュルルルル!!!!
「っー!?!?おほぉぉおおおおぉお♡♡♡♡」
突如高速回転し始めたディルド。
その凹凸が容赦なくダリルの腸壁を削るように擦るが不思議と痛みはない。
…それどころか、前の部屋でゴブリンの手により雌の喜びを覚えさせられたそこはディルドからの暴虐な攻めに明確な『快楽』を感じていた。
「らめ♡らめぇええ♡♡♡おしり♡おしりゴリゴリしにゃいれぇえ♡♡♡」
否応なしに責め立てられ悲鳴に近い喘ぎ声を響かせるダリル。
腰の奥で燻っていたあの感覚が急速に体をかけめぐり、そして………
「くるっ♡にゃにか、きちゃうぅ♡♡♡い、イク♡♡イク♡イクイクぅぅう♡♡♡♡」
ーービクンっ!!
弾けるような感覚と共に快楽の波が一気に押し寄せ、ダリルの体を反射的に跳ねさせる。
その感覚…初めてのメスイキに驚愕の表情を浮かべたダリルだが機械による3点攻めは止まることを知らない。
ギュイイィィ!!!!
「おひぃぃいい♡♡♡とめ、とめでぇぇええ♡♡♡も♡やらぁ♡♡い、イク♡♡また、イクのぉ♡♡♡♡」
敏感な3箇所を乱暴に責め立てられるダリルは魔人としてのプライドも男としての尊厳もかなぐり捨て、獣じみた悲鳴と掠れかけた嬌声を響かせる。
その痴態は誰の目にも触れず……いや、ダンジョンに設置された魔導式録画装置だけが見つめていた。
……………………
…………………………
そして、機械姦の刑からきっかり24時間。
最後には気絶したまま攻められ続けていたダリルの体は突然解放された。
ーーガシャンッ
「ぅ、あ…」
ピタリと動きを止めた玩具。
それと同時に四肢の拘束も外れ、ダリルの体はダンジョンの床へと投げ出される。
長い攻めの間にいつしか触手服も消え去り、全裸のまま冷たい床に転がったダリルの前方からは1人分の足音が聞こえてきていた。
ーーカツ カツ…
「……ふむ、かなり手酷く絞られたようだな。精気を極限まで吸われたのだ。しばらくは動けないだろう」
「っ、うぅ…お、まえ…」
聞き覚えのある…この世で最も憎らしい存在の声に意識を取り戻したダリル。
まだマトモに動かない体に鞭打ち、なんとか顔だけを上にあげて声の主…兄のダンテを睨みつけた。
「こ、んな…ダンヴァーズ家の、跡取りである…ぼくに…」
「跡取り?…そんな下らないことにまだ拘るか」
ダンテは大きなため息をつくと、せめてもの情けと言わんばかりに全裸のダリルに簡素なローブを与える。
そして弟の体を軽々と抱き上げそのままダンジョンの管理人室へと歩を進めた。
「お前は何のためにダンジョンを創る。家のためか?名誉のためか?」
「なに、を…」
『もちろん、ダンジョンメーカーの血筋であるダンヴァーズ家のため』
ダリルは迷いなく…掠れた声で答えるがダンテは不満そうに眉間にシワを寄せる。
「くだらない… ダンジョンよりも血筋に固執してダンジョンメーカーを名乗るか」
ダンテにとってダンジョンとは、血筋を誇示する場所でも魔族の前線基地でも人間を無意味に殺すための施設でもない。
「ダンジョンは『テラリウム』だ。人間や魔物などの生物がダンジョンという箱庭の中で自然の摂理に従って戦い、弱きものが死んでいく」
しかし無闇に人間や魔物の命を浪費するだけではダンジョンは回らずただの殺戮現場へと成り下がる。
そこでダンテが辿り着いたのは罠を主体とした循環型ダンジョン…エコロジートラップダンジョン。
淫魔の力を借りた結果、挑戦者の精気を奪い利用するエロトラップダンジョンとなったが…その本質は何も変わらない。
「この箱庭を如何に美しく、永く継続させるか。それがダンジョンメーカーの役目というものだ」
そう語りながら管理人室の扉を開くダンテの表情は、いつもと微塵も変わらぬ意思に満ちていた。
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