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26話〜迷宮へ
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「・・・」
セルカはレッドドラゴンの姿になったロゼを見上げて言葉を失っていた。
現在、4人はダイナスバザールの北門を抜けて人目につかない草原地帯にいた。
《道案内はセルカだろ? さっさと先頭に乗んな》
地響きのような声でロゼが言う。
「まぁ、そういう事だ」
バーンダーバがロゼを手で示して昨日の話の補足です、という顔をする。
「昨日、チラッと聞いた。 どっかの魔法使いが幻覚魔法を街中で使って大騒ぎになったって。 アンタら事だったのか」
セルカが呟いた。
『かははははっ、イリュージョンでは無いが。 我々の事だろうな』
フェムノが応じる。
《ぶつくさ言ってないで早くしな》
言われてセルカがゆっくりとロゼの背中に乗る。
次にバーンダーバ、フェイと乗り込んだ。
《大体の方角はどっちなんだい?》
ぼやっとしているセルカがハッとなる。
「あぁ、すまない。 あの街道沿いに行ってくれ、山を越えたら荒野が見える筈だ。 とりあえずそこまで頼む」
ロゼは《あいよ》と返事をすると翼を羽ばたいて飛び上がった。
「うおぉ! たっか!!」
セルカが歓声とも悲鳴ともつかない声をあげる。
みるみる地面が遠ざかっていく。
「凄いな、こんなスピードだったら昼には着くんじゃないか?」
《誰かさんと違って気に入ってもらえたみたいだね》
ロゼが皮肉る。
「さ、最初は怖かったですけど。 もう平気です」
フェイが答えるとロゼは一瞬、首をこちらに向けてドラゴンの顔のままニヤリと笑った。
「セルカ、気になったのだが。 なぜ闘気や魔力を操れないのにこんな危険な職業をしているのだ?」
「あぁ、それはな」
バーンダーバの問いに顔を顰めることも無く答える。
「迷宮は魔力が濃いからだよ、濃い魔力に当てられてると体内の魔力を司る部分が強くなってグルマでも魔力が操れるようになるかもしれないんだ。 だから、ポーターになって冒険者の後について迷宮に潜ってんだよ」
「そうまでして冒険者になりたいのか?」
「・・・ そうだな、冒険者に拘ってる訳じゃない。 自由になりたいんだ、その為には多少は強くなりたい。 だから迷宮に潜ってる」
「なるほどな、自由か」
バーンダーバは考えるポーズになる。
「バン、アンタはなんで冒険者に?」
聞かれてバーンダーバは「ふむ」と息をついた。
「あー、私はな・・・ 」
「なんだよ、言い難いなら無理に喋んなくていいぜ」
言い淀むバーンダーバに苦笑したセルカが言う。
「いや、セルカが話してくれたのだ、私も話そう」
そう言ってバーンダーバは「すー」っと大きく息を吸い込んだ。
「私はな、魔族なんだ。 前回の魔界からの大侵攻に魔王軍の四天王として参戦していた」
「はぁっ!? なんで魔族が現界にいられるんだよ、魔王がいないと入れないはずだろ?」
後ろを振り向いてセルカが叫ぶ。
「私は魔族とエルフの混血なんだ、恐らくはそのお陰で現界に留まっていられるのだろう」
「・・・ それが事実だとして、なんで冒険者なんてやってんだよ」
セルカは意味が分からないという表情だ、それを見たバーンダーバはとりあえずは敵意を向けられなかった事にほっとして話を続ける。
======
「なるほどなぁ、それで冒険者になった訳か」
経緯を話し終えてセルカはうんうんとうなる。
「セルカ、私をどう思う?」
「どう思うったって、知り合って昨日の今日でどうも思わねーよ。 ま、頑張れよって感じだな」
あまりの軽さにバーンダーバは呆気に取られている。
「なんちゅー顔してんだよ」
「いや、そこまで、なんというか、反応が軽いのは初めてだ」
「そうかよ」
セルカはヘラヘラと笑っている。
「話を聞いた者はみんな、先ずは敵意を向けるのだが。 セルカは魔族が嫌いではないのか?」
聞かれてセルカは「うーん」と唸った。
「昨日の今日でってさっき言ったばっかでこんな事言うのもなんだけどな、あんたの事は嫌いじゃない。 大抵の冒険者は荷物持ちやグルマって聞いただけで俺の事をぞんざいに扱うからな、そうしなかったアンタの事はとりあえず嫌いじゃない。 コレはアンタが魔族ってのとは別の話だから、うーん、なんて言ったら良いかな・・・」
暫くセルカは考え込む。
「つまりだ、魔族が嫌いかって聞かれりゃ「人類の敵」って答えるけどバンが嫌いかって聞かれたら「嫌いじゃない」って事だ。 だからこんな反応なんじゃないか」
セルカは振り返ってニヤリと笑った。
「おぉ、もう荒野が見えてきた! ロゼ、進路を若干右に取ってくれ、後、もう少しゆっくり飛べるか?」
「あいよ」
セルカが前を向いてロゼと喋る。
「良かったですね、バン」
フェイがバーンダーバに耳打ちする。
「あぁ、そうだな」
バーンダーバはセルカに受け入れられた事にホッと胸を撫でおろしていた。
それを後ろで見ていたフェイも嬉しそうに笑っている。
セルカが迷宮の入口を見つけ、ロゼがゆっくりと高度を下ろしていく。
セルカはレッドドラゴンの姿になったロゼを見上げて言葉を失っていた。
現在、4人はダイナスバザールの北門を抜けて人目につかない草原地帯にいた。
《道案内はセルカだろ? さっさと先頭に乗んな》
地響きのような声でロゼが言う。
「まぁ、そういう事だ」
バーンダーバがロゼを手で示して昨日の話の補足です、という顔をする。
「昨日、チラッと聞いた。 どっかの魔法使いが幻覚魔法を街中で使って大騒ぎになったって。 アンタら事だったのか」
セルカが呟いた。
『かははははっ、イリュージョンでは無いが。 我々の事だろうな』
フェムノが応じる。
《ぶつくさ言ってないで早くしな》
言われてセルカがゆっくりとロゼの背中に乗る。
次にバーンダーバ、フェイと乗り込んだ。
《大体の方角はどっちなんだい?》
ぼやっとしているセルカがハッとなる。
「あぁ、すまない。 あの街道沿いに行ってくれ、山を越えたら荒野が見える筈だ。 とりあえずそこまで頼む」
ロゼは《あいよ》と返事をすると翼を羽ばたいて飛び上がった。
「うおぉ! たっか!!」
セルカが歓声とも悲鳴ともつかない声をあげる。
みるみる地面が遠ざかっていく。
「凄いな、こんなスピードだったら昼には着くんじゃないか?」
《誰かさんと違って気に入ってもらえたみたいだね》
ロゼが皮肉る。
「さ、最初は怖かったですけど。 もう平気です」
フェイが答えるとロゼは一瞬、首をこちらに向けてドラゴンの顔のままニヤリと笑った。
「セルカ、気になったのだが。 なぜ闘気や魔力を操れないのにこんな危険な職業をしているのだ?」
「あぁ、それはな」
バーンダーバの問いに顔を顰めることも無く答える。
「迷宮は魔力が濃いからだよ、濃い魔力に当てられてると体内の魔力を司る部分が強くなってグルマでも魔力が操れるようになるかもしれないんだ。 だから、ポーターになって冒険者の後について迷宮に潜ってんだよ」
「そうまでして冒険者になりたいのか?」
「・・・ そうだな、冒険者に拘ってる訳じゃない。 自由になりたいんだ、その為には多少は強くなりたい。 だから迷宮に潜ってる」
「なるほどな、自由か」
バーンダーバは考えるポーズになる。
「バン、アンタはなんで冒険者に?」
聞かれてバーンダーバは「ふむ」と息をついた。
「あー、私はな・・・ 」
「なんだよ、言い難いなら無理に喋んなくていいぜ」
言い淀むバーンダーバに苦笑したセルカが言う。
「いや、セルカが話してくれたのだ、私も話そう」
そう言ってバーンダーバは「すー」っと大きく息を吸い込んだ。
「私はな、魔族なんだ。 前回の魔界からの大侵攻に魔王軍の四天王として参戦していた」
「はぁっ!? なんで魔族が現界にいられるんだよ、魔王がいないと入れないはずだろ?」
後ろを振り向いてセルカが叫ぶ。
「私は魔族とエルフの混血なんだ、恐らくはそのお陰で現界に留まっていられるのだろう」
「・・・ それが事実だとして、なんで冒険者なんてやってんだよ」
セルカは意味が分からないという表情だ、それを見たバーンダーバはとりあえずは敵意を向けられなかった事にほっとして話を続ける。
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「なるほどなぁ、それで冒険者になった訳か」
経緯を話し終えてセルカはうんうんとうなる。
「セルカ、私をどう思う?」
「どう思うったって、知り合って昨日の今日でどうも思わねーよ。 ま、頑張れよって感じだな」
あまりの軽さにバーンダーバは呆気に取られている。
「なんちゅー顔してんだよ」
「いや、そこまで、なんというか、反応が軽いのは初めてだ」
「そうかよ」
セルカはヘラヘラと笑っている。
「話を聞いた者はみんな、先ずは敵意を向けるのだが。 セルカは魔族が嫌いではないのか?」
聞かれてセルカは「うーん」と唸った。
「昨日の今日でってさっき言ったばっかでこんな事言うのもなんだけどな、あんたの事は嫌いじゃない。 大抵の冒険者は荷物持ちやグルマって聞いただけで俺の事をぞんざいに扱うからな、そうしなかったアンタの事はとりあえず嫌いじゃない。 コレはアンタが魔族ってのとは別の話だから、うーん、なんて言ったら良いかな・・・」
暫くセルカは考え込む。
「つまりだ、魔族が嫌いかって聞かれりゃ「人類の敵」って答えるけどバンが嫌いかって聞かれたら「嫌いじゃない」って事だ。 だからこんな反応なんじゃないか」
セルカは振り返ってニヤリと笑った。
「おぉ、もう荒野が見えてきた! ロゼ、進路を若干右に取ってくれ、後、もう少しゆっくり飛べるか?」
「あいよ」
セルカが前を向いてロゼと喋る。
「良かったですね、バン」
フェイがバーンダーバに耳打ちする。
「あぁ、そうだな」
バーンダーバはセルカに受け入れられた事にホッと胸を撫でおろしていた。
それを後ろで見ていたフェイも嬉しそうに笑っている。
セルカが迷宮の入口を見つけ、ロゼがゆっくりと高度を下ろしていく。
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