7 / 38
ウチの幼馴染参上
しおりを挟む
俺が住む家の右隣には幼馴染が住んでいる。
容姿端麗?成績優秀?そんな学園のマドンナ的要素は持ち合わせてはいない。そう言う人は他にいる。
オレンジ色のショートヘアが特徴的で、特徴的・・・・もう語ることはないな。
まぁ明るくて運動神経が良い、男勝りな女の子【橙山香織】は俺の幼少期からの幼馴染である。
「でね、海ってまだ全体の5%しか解明されてないんだって~」
「ふぁぁ・・・・そりゃすげな」
昨日のテレビで知ったであろううんちくを登校中の会話で披露してくる香織。
俺はあくびをしながらいつものように適当に話を流していた。
ここだけ聞けば、俺がただの冷たい奴に聞こえるかもしれないが、もうこの話は三回目である・・・・
昨日のテレビを見た直後であろう20時のRAIN、突然かけてきた21時の電話。
そして・・・・今。
三回も同じ話を聞いて今更どう反応すればいいんだ・・・・いい答えを知っている人がいたら是非!挙手して教えてほしいもんだね。
「はる!!」
「ん?なんぶぁ!?」
突然俺の頬を引っ張り始める香織・・・・痛いから止めろ。
「ちゃんと聞いてるの?」
「きびでぶろ」
「絶対嘘!!」
「うほじゃなびっで」
「もう・・・!」
頬を膨らましながら俺の頬から手を放してくれた。
ほとんど毎日こんな中身の無い会話をしながら登校をしていた。
* * * *
「あれ?今日は青龍会の人達いないね」
「ほんとだ・・・青崎さん、何かあったのか?」
中身の無い会話を続けること二十分、ようやく学校が見えてきた時、普段ならこの時間に必ずいるはずの人達がいなかった。
学校の有名人、関東最大規模のヤクザ組織のお嬢様、【青崎楓】・・・・のお迎えの人達。
派手なスーツで身を包み、顔や手に入れ墨が入った人達が約二十人。
入学してからもうすぐ三か月、彼らを目にしない登校日の朝は無かったって言うのに・・・・
ちなにみ先生たちが注意した時には・・・・
「あぁ!?ワシらはお嬢のオヤジ、青崎会長の子分や」
「お嬢がちぃちゃい頃から面倒見させてもろてたわけや」
「ワシらにとってはお嬢は実の娘みたいなもんやさかい、親が娘の見送りに来て何か問題でもあるっちゅうんかいな?」
「これ以上ガタガタ抜かすようやったら、学校もろとも・・・・・ぶち壊すで」
と言う言葉に先生たちは委縮し、それ以上何も言わなくなった。
その日に青崎がヤクザの人達にブチ切れたと言う話も聞いた。
「あれ?」
学校の正門前に見覚えのある生徒がいた。
学生カバンを正面、腰の位置で持ち、姿勢よくたっている女子生徒。
彼女はこちらに気付くや否や、前髪を整え始めた。
俺はその生徒の前まで行き、いつものように挨拶をする。
「おはよう、青崎さん」
「お、おはようございます!赤城・・・君」
少し頬を赤くしながら挨拶を返してくれた彼女こそ、【青龍会】会長の愛娘、【青崎楓】である。
ウチの幼馴染にはない、【容姿端麗】と【成績優秀】を持ち合わせた人物。
”ヤクザの娘”と言う肩書が原因で恐れられてはいるが、俺は知っている。
彼女が実は臆病だけど優しくて・・・・たまにおちょこちょいな女の子って事を。
「今日はいつもの人達いないんだな。」
「初めてじゃない?青崎さん一人で登校してるのって」
「えっと、はい・・・・今日は無理やー」
「”お友達”と登校したいって言ったら話を聞いてくれました」
今無理やりって言ったよね・・・・
あれか、ヤクザのお嬢様口調で無理やり家に待機させたって所か。
もう俺以外に友達ができたなんて、うれしいような悲しいような。
まぁ青崎も家がアレなだけで中身も外見も普通以上に良い子だからな・・・・
「じゃあ、邪魔したら悪いし・・・・先に教室行ってるわ」
そう伝え歩き出そうとした時、制服の袖を青崎が掴んできた。
「い、一緒に行きませんか?」
「・・・・・」
「・・・・・」
はっ!!!
あ、あぶない。今俺ライフが二機は死んでたぞ。
あんな上目使いで照れながら言われたら・・・・断れるわけがない。
って言うか断る理由も無いんだけどね。
「あの・・・・赤城君?」
「あっ、あぁもちろん」
軽く放心状態になっていたが、誘いに答え一緒に教室に行こうとした時・・・・
「私もいるんだけど・・・・」
「うおっ!!」
「きゃっ!!」
ジト目で急に俺と青崎の間に香織が入ってきた。
急に目の前に来るな・・・・・合い変わらず距離が近い・・・・
「え、えっと・・・」
「コイツは【1-D】の橙山香織」
「は、初めまして。青崎楓です」
突然の乱入者に驚きの声を上げた青崎に香織の事を紹介したのだが・・・・当の本人はムスッとしたまま俺を睨んでくる。
「な、なんだよ・・・」
「私とはすごい違いじゃん、ねぇ?はる」
「は、はぁ?」
「私にはあくびで適当に返事をするだけなのに、青崎さんには笑って挨拶して?ヘラヘラしちゃってさ・・・・」
な、なんだコイツなんでこんなに急に不機嫌になったんだ?
「いつから仲良くなったの?私聞いてないんだけど」
「いや、まぁ一週間前くらい?かな」
「って言うか別に俺が青崎さんと友達になった事を香織に言う必要はないだろ?」
怖っ!何なのコイツ、なんでこんな暗い声出せるの!?
て言うか、その黒いオーラみたいなのは何!?俺幻覚でも見えてる!?
「あっそう、私先に行く!」
「お、おう・・・」
そう言って先に校舎に向かった香織だったが十メートルほど進み振り返った。
「あと、今日十九時からだから遅れないでよね」
その言葉を伝えまた歩き出す香織の背中に向かい「りょ、了解」と返事をした。
容姿端麗?成績優秀?そんな学園のマドンナ的要素は持ち合わせてはいない。そう言う人は他にいる。
オレンジ色のショートヘアが特徴的で、特徴的・・・・もう語ることはないな。
まぁ明るくて運動神経が良い、男勝りな女の子【橙山香織】は俺の幼少期からの幼馴染である。
「でね、海ってまだ全体の5%しか解明されてないんだって~」
「ふぁぁ・・・・そりゃすげな」
昨日のテレビで知ったであろううんちくを登校中の会話で披露してくる香織。
俺はあくびをしながらいつものように適当に話を流していた。
ここだけ聞けば、俺がただの冷たい奴に聞こえるかもしれないが、もうこの話は三回目である・・・・
昨日のテレビを見た直後であろう20時のRAIN、突然かけてきた21時の電話。
そして・・・・今。
三回も同じ話を聞いて今更どう反応すればいいんだ・・・・いい答えを知っている人がいたら是非!挙手して教えてほしいもんだね。
「はる!!」
「ん?なんぶぁ!?」
突然俺の頬を引っ張り始める香織・・・・痛いから止めろ。
「ちゃんと聞いてるの?」
「きびでぶろ」
「絶対嘘!!」
「うほじゃなびっで」
「もう・・・!」
頬を膨らましながら俺の頬から手を放してくれた。
ほとんど毎日こんな中身の無い会話をしながら登校をしていた。
* * * *
「あれ?今日は青龍会の人達いないね」
「ほんとだ・・・青崎さん、何かあったのか?」
中身の無い会話を続けること二十分、ようやく学校が見えてきた時、普段ならこの時間に必ずいるはずの人達がいなかった。
学校の有名人、関東最大規模のヤクザ組織のお嬢様、【青崎楓】・・・・のお迎えの人達。
派手なスーツで身を包み、顔や手に入れ墨が入った人達が約二十人。
入学してからもうすぐ三か月、彼らを目にしない登校日の朝は無かったって言うのに・・・・
ちなにみ先生たちが注意した時には・・・・
「あぁ!?ワシらはお嬢のオヤジ、青崎会長の子分や」
「お嬢がちぃちゃい頃から面倒見させてもろてたわけや」
「ワシらにとってはお嬢は実の娘みたいなもんやさかい、親が娘の見送りに来て何か問題でもあるっちゅうんかいな?」
「これ以上ガタガタ抜かすようやったら、学校もろとも・・・・・ぶち壊すで」
と言う言葉に先生たちは委縮し、それ以上何も言わなくなった。
その日に青崎がヤクザの人達にブチ切れたと言う話も聞いた。
「あれ?」
学校の正門前に見覚えのある生徒がいた。
学生カバンを正面、腰の位置で持ち、姿勢よくたっている女子生徒。
彼女はこちらに気付くや否や、前髪を整え始めた。
俺はその生徒の前まで行き、いつものように挨拶をする。
「おはよう、青崎さん」
「お、おはようございます!赤城・・・君」
少し頬を赤くしながら挨拶を返してくれた彼女こそ、【青龍会】会長の愛娘、【青崎楓】である。
ウチの幼馴染にはない、【容姿端麗】と【成績優秀】を持ち合わせた人物。
”ヤクザの娘”と言う肩書が原因で恐れられてはいるが、俺は知っている。
彼女が実は臆病だけど優しくて・・・・たまにおちょこちょいな女の子って事を。
「今日はいつもの人達いないんだな。」
「初めてじゃない?青崎さん一人で登校してるのって」
「えっと、はい・・・・今日は無理やー」
「”お友達”と登校したいって言ったら話を聞いてくれました」
今無理やりって言ったよね・・・・
あれか、ヤクザのお嬢様口調で無理やり家に待機させたって所か。
もう俺以外に友達ができたなんて、うれしいような悲しいような。
まぁ青崎も家がアレなだけで中身も外見も普通以上に良い子だからな・・・・
「じゃあ、邪魔したら悪いし・・・・先に教室行ってるわ」
そう伝え歩き出そうとした時、制服の袖を青崎が掴んできた。
「い、一緒に行きませんか?」
「・・・・・」
「・・・・・」
はっ!!!
あ、あぶない。今俺ライフが二機は死んでたぞ。
あんな上目使いで照れながら言われたら・・・・断れるわけがない。
って言うか断る理由も無いんだけどね。
「あの・・・・赤城君?」
「あっ、あぁもちろん」
軽く放心状態になっていたが、誘いに答え一緒に教室に行こうとした時・・・・
「私もいるんだけど・・・・」
「うおっ!!」
「きゃっ!!」
ジト目で急に俺と青崎の間に香織が入ってきた。
急に目の前に来るな・・・・・合い変わらず距離が近い・・・・
「え、えっと・・・」
「コイツは【1-D】の橙山香織」
「は、初めまして。青崎楓です」
突然の乱入者に驚きの声を上げた青崎に香織の事を紹介したのだが・・・・当の本人はムスッとしたまま俺を睨んでくる。
「な、なんだよ・・・」
「私とはすごい違いじゃん、ねぇ?はる」
「は、はぁ?」
「私にはあくびで適当に返事をするだけなのに、青崎さんには笑って挨拶して?ヘラヘラしちゃってさ・・・・」
な、なんだコイツなんでこんなに急に不機嫌になったんだ?
「いつから仲良くなったの?私聞いてないんだけど」
「いや、まぁ一週間前くらい?かな」
「って言うか別に俺が青崎さんと友達になった事を香織に言う必要はないだろ?」
怖っ!何なのコイツ、なんでこんな暗い声出せるの!?
て言うか、その黒いオーラみたいなのは何!?俺幻覚でも見えてる!?
「あっそう、私先に行く!」
「お、おう・・・」
そう言って先に校舎に向かった香織だったが十メートルほど進み振り返った。
「あと、今日十九時からだから遅れないでよね」
その言葉を伝えまた歩き出す香織の背中に向かい「りょ、了解」と返事をした。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2024.8.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる