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第4章 少年期後編
第82話 シン&アネッサVSシャーロット
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一瞬で距離を詰めたアネッサは目にも留まらぬ連撃をシャーロットに放つ。
先程と同じようにシャーロットはエストックにて受け流そうと試みるが、アネッサの爪撃は速度も威力も段違いになっている。
その爪に触れた瞬間、エストックが砕け散り、回避するのが精一杯のシャーロット。
「絶魔の力が通じずとも、そんな細身の剣など単純な力で破壊できますよ。」
「——ッ!」
シャーロットは即座に距離をとる為に一気に飛び退いた。
そして入れ替わるかのように青黒い甲冑騎士が横からアネッサへと迫る。
しかし、アネッサはそちらを見向きもしない。
それは接近する間も無く、その胴体を真っ二つに切り裂かれたからだ。
勿論、それを成したのは夜叉化した鬼の半仮面を被ったシンである。
雷速で動き回るシンの放つ一撃一撃は全て必殺に足る威力。
その刃を受けれただけでも存在そのものを消し飛ばす程の雷撃が襲ってくる裂雷。
もはやそれは受け流せれるモノではない。
当然即座に蘇る甲冑騎士だが、煙が集まり出した途端にシンが動き、形が成されたと同時に裂雷にて両断され消滅する。一切シャーロットの援護を許さない。
「アネッサ、絶魔の結晶壁を張れ」
大斧を振るいながら俺が小さく指示したその言葉にアネッサは振り返ることもせず一つ頷いた。
俺は片手で大斧を振るって今一度甲冑騎士を消滅させ、もう片手を地面に置いて術式を展開する。
即座に広がる巨大な魔法陣。
アネッサもまた両手を地面につくと周囲に結晶が集まり出し、その身体をクリスタルの障壁で包み込んでいく。
「“暴風龍の滅嵐砲”ッ!」
叫ぶような詠唱と共に膨大な魔力が解き放たれる。
突如吹き荒れるのは暴風の嵐。
それは地面を抉り、木々を薙ぎ倒し、凡ゆるモノを引き裂いていく。
シャーロットは堪らず離れようとするが、まるで台風の目に吸い込まれるかの如く、この猛威の中心であるシンへと引き寄せられる。
と、いうより、もはや地面に足をつく事すら許されなかった。
宙を舞ったシャーロットはそのまま巨大な竜巻に巻き込まれる。
青黒い甲冑騎士は既に形を留めることすら出来ず、煙となって散り散りになってしまう。
この吹き荒れる暴風の中では甲冑騎士の煙が集まる事も無い。
遠距離で出現し、弓で狙撃しようともこの暴風が阻んで届くもない。
そして俺は念波にてアネッサに伝達する。
『アネッサ。
これは……ひょっとすると勢い余って死んじまうかもしれない。
一発かましてここから出してやれ』
『一発、ですね。
それはどの程度の力で?』
『任せる。
ただ、殺すな』
『畏まりました』
この猛烈な暴風の中、絶魔の結晶壁に守られていたアネッサは何一つ影響を受けていない。
その中から神経を研ぎ澄まし、宙を舞うシャーロットをアネッサは見つけ出す。
即座に銀の巨狼へと姿を変えたアネッサは結晶壁を散らせて暴風の中を駆け抜ける。
それはまるで突き抜ける一本の槍のよう。
勢いそのままにシャーロットに強烈な頭突きをかまし、暴風の外へと弾き飛ばす。
アネッサは頭突きで触れた瞬間にまだ息がある事を確認し、自分も暴風の外まで疾走して直ぐに人型へと戻る。
力無く落下していくシャーロットを抱き抱え、地面に降り立つアネッサ。
シャーロットが身に付けていた甲冑鎧はボロボロになっており、その鎧もまた一際輝きが増すと消え去ってしまった。
「んー……やり過ぎたか?」
俺は紫雷を激しく散らしてアネッサの隣にやってくると頭を掻きつつそう尋ねる。
「辛うじてまだ息はあります。
とは言え危ないですね。
治療しますか?」
「その方が良いな。
死んでもらっちゃ困る。
聞きたいことは沢山あるし。
話してくれるかは……わかんないけどな」
そう言って傷ついたシャーロットの身体に手を置くとその身体が淡く輝き出す。
「“フルケアヒーリング”」
シンがそう呟くとみるみるシャーロットの身体中にある切り傷や痛々しい痣が消えていく。
そして薄っすらと目を開くシャーロットはか弱い声で「どう、して……?」と尋ねてくる。
「アンタからは聞きたいことがあるからな。
それに、アンタは“俺達の邪魔”をするのが目的だったんだろ?
あの青黒い甲冑騎士からは殺意を感じたけど、アンタからはあんまり感じなかったしな」
「……殺す気が無かった、と?
貴方がたの急所を狙い続けていたというのに、そのように感じたのですか?」
呆れたように言うシャーロット。
「すぐに蘇るあの黒いのは厄介ではあったけど、脅威には感じなかったからな。
あんたもアネッサに少しはついてきたのは大したもんだけど、それでもそこそこだ。
俺達との格の違いがわかったろ?
あれで殺す気でいたのなら、そっちがヌルすぎだよ」
「言ってくれますね……」
そう言ってシャーロットは苦笑いし、上半身を起こす。
話している間もアネッサはいつでも飛び掛かれるよう臨戦体勢になっている。
「あの青黒い騎士は……もう出てこないのか?」
天変地異が起きたかのような状態の辺りを見回しながらそう尋ねる。
「……あれは謂わば……この結界の一部でまあり、私の影でもあるのです。
あの影を私が直接操る事は出来ませんが、私の意思は少なからず影響しております。
故に、私に敵意が無ければ襲う事も無いでしょう」
「ふぅん。
随分親切に教えてくれるんだな。
それに、もう俺達には敵意はないのか?」
「……これだけ手痛くやられて、かつ手心まで加えられては敵う相手では無いと理解します。
それに……どうやらそろそろ足止めの必要も無くなりそうですから」
そう言って不敵に笑うシャーロット。
「……そりゃ、どういう意味だ?」
俺は顔を険しくして尋ねると、シャーロットはゆっくりと立ち上がる。
「そのままの意味ですよ。
貴方がたは私に手心を加える必要など無かったのです。
私もまたこの結界の中でしか存在できぬ泡沫人。
そんな儚い存在たる私に出来ることなど、たかが知れております」
吹き抜ける風がシャーロットの長い髪をなびかせる。
「剣を交えて、貴方がたは悪しき存在では無いのはわかりました。
殺意がない事も。
ですが、だからと言ってアーヴァインの弊害に成り得る貴方がたはやはり見過ごす訳にはいかないです」
「貴女の言うアーヴァインとはあのエルフのシュヴァイン王子の事でしょう?
二人はどのような関係なのです?
そもそも、彼はシュヴァインという名前なのでは?」
半幻獣の姿からもとの姿に戻ったアネッサがそう問い掛ける。
「……説明しても、信じてはもらえないかと」
瞳を閉じてそう言い切るシャーロット。
「転生者、なんだろ?」
俺が一言告げると、シャーロットは顔を上げて目を見開く。
「何故、そのような答えが?」
「“この世界”の名前がシュヴァインなんだろ。
つまり、“別の世界”では違う名前って訳だ。
実は俺も転生者でな。
何度か考えた事があるんだよ。
転生者ってのは、俺だけなのかな、ってさ。
もしかしたら、他にもいるんじゃねぇかな、って」
アネッサも俺のその推測を聞いて何かを理解したように納得顔になる。
「ミーシャ様からあの王子の幼少時代の話を聞きました。
まるで、シン様を連想させるような存在であったように私は感じましたが……。
なるほど、そういう事なら納得がいきます」
「……で、どうなんだ?」
俺は再度尋ねると、シャーロットは諦めたように一つ溜息をついて頷いた。
「転生者……。
貴方はそう呼んでいるのですね。
確かに、彼は私のいた世界にて命を落とし、新たにこの世界で生を受けた存在です。
生前の力も、知識も……そして忌まわしき記憶すらも持ち合わせて生まれた存在」
シャーロットは哀しみに満ちた瞳で俺達を見据える。
「……あなたが本当に転生者なのであれば、彼の救いになるかもしれませんね。
或いは、彼の終わりなき旅路に終止符を打てるかもしれません。
あの永遠に続くかのような哀しみに。
果てのない憎しみに——」
まるで祈るように。
或いは何かを懇願するかのように。
シャーロットは静かに俺達にそう告げた。
先程と同じようにシャーロットはエストックにて受け流そうと試みるが、アネッサの爪撃は速度も威力も段違いになっている。
その爪に触れた瞬間、エストックが砕け散り、回避するのが精一杯のシャーロット。
「絶魔の力が通じずとも、そんな細身の剣など単純な力で破壊できますよ。」
「——ッ!」
シャーロットは即座に距離をとる為に一気に飛び退いた。
そして入れ替わるかのように青黒い甲冑騎士が横からアネッサへと迫る。
しかし、アネッサはそちらを見向きもしない。
それは接近する間も無く、その胴体を真っ二つに切り裂かれたからだ。
勿論、それを成したのは夜叉化した鬼の半仮面を被ったシンである。
雷速で動き回るシンの放つ一撃一撃は全て必殺に足る威力。
その刃を受けれただけでも存在そのものを消し飛ばす程の雷撃が襲ってくる裂雷。
もはやそれは受け流せれるモノではない。
当然即座に蘇る甲冑騎士だが、煙が集まり出した途端にシンが動き、形が成されたと同時に裂雷にて両断され消滅する。一切シャーロットの援護を許さない。
「アネッサ、絶魔の結晶壁を張れ」
大斧を振るいながら俺が小さく指示したその言葉にアネッサは振り返ることもせず一つ頷いた。
俺は片手で大斧を振るって今一度甲冑騎士を消滅させ、もう片手を地面に置いて術式を展開する。
即座に広がる巨大な魔法陣。
アネッサもまた両手を地面につくと周囲に結晶が集まり出し、その身体をクリスタルの障壁で包み込んでいく。
「“暴風龍の滅嵐砲”ッ!」
叫ぶような詠唱と共に膨大な魔力が解き放たれる。
突如吹き荒れるのは暴風の嵐。
それは地面を抉り、木々を薙ぎ倒し、凡ゆるモノを引き裂いていく。
シャーロットは堪らず離れようとするが、まるで台風の目に吸い込まれるかの如く、この猛威の中心であるシンへと引き寄せられる。
と、いうより、もはや地面に足をつく事すら許されなかった。
宙を舞ったシャーロットはそのまま巨大な竜巻に巻き込まれる。
青黒い甲冑騎士は既に形を留めることすら出来ず、煙となって散り散りになってしまう。
この吹き荒れる暴風の中では甲冑騎士の煙が集まる事も無い。
遠距離で出現し、弓で狙撃しようともこの暴風が阻んで届くもない。
そして俺は念波にてアネッサに伝達する。
『アネッサ。
これは……ひょっとすると勢い余って死んじまうかもしれない。
一発かましてここから出してやれ』
『一発、ですね。
それはどの程度の力で?』
『任せる。
ただ、殺すな』
『畏まりました』
この猛烈な暴風の中、絶魔の結晶壁に守られていたアネッサは何一つ影響を受けていない。
その中から神経を研ぎ澄まし、宙を舞うシャーロットをアネッサは見つけ出す。
即座に銀の巨狼へと姿を変えたアネッサは結晶壁を散らせて暴風の中を駆け抜ける。
それはまるで突き抜ける一本の槍のよう。
勢いそのままにシャーロットに強烈な頭突きをかまし、暴風の外へと弾き飛ばす。
アネッサは頭突きで触れた瞬間にまだ息がある事を確認し、自分も暴風の外まで疾走して直ぐに人型へと戻る。
力無く落下していくシャーロットを抱き抱え、地面に降り立つアネッサ。
シャーロットが身に付けていた甲冑鎧はボロボロになっており、その鎧もまた一際輝きが増すと消え去ってしまった。
「んー……やり過ぎたか?」
俺は紫雷を激しく散らしてアネッサの隣にやってくると頭を掻きつつそう尋ねる。
「辛うじてまだ息はあります。
とは言え危ないですね。
治療しますか?」
「その方が良いな。
死んでもらっちゃ困る。
聞きたいことは沢山あるし。
話してくれるかは……わかんないけどな」
そう言って傷ついたシャーロットの身体に手を置くとその身体が淡く輝き出す。
「“フルケアヒーリング”」
シンがそう呟くとみるみるシャーロットの身体中にある切り傷や痛々しい痣が消えていく。
そして薄っすらと目を開くシャーロットはか弱い声で「どう、して……?」と尋ねてくる。
「アンタからは聞きたいことがあるからな。
それに、アンタは“俺達の邪魔”をするのが目的だったんだろ?
あの青黒い甲冑騎士からは殺意を感じたけど、アンタからはあんまり感じなかったしな」
「……殺す気が無かった、と?
貴方がたの急所を狙い続けていたというのに、そのように感じたのですか?」
呆れたように言うシャーロット。
「すぐに蘇るあの黒いのは厄介ではあったけど、脅威には感じなかったからな。
あんたもアネッサに少しはついてきたのは大したもんだけど、それでもそこそこだ。
俺達との格の違いがわかったろ?
あれで殺す気でいたのなら、そっちがヌルすぎだよ」
「言ってくれますね……」
そう言ってシャーロットは苦笑いし、上半身を起こす。
話している間もアネッサはいつでも飛び掛かれるよう臨戦体勢になっている。
「あの青黒い騎士は……もう出てこないのか?」
天変地異が起きたかのような状態の辺りを見回しながらそう尋ねる。
「……あれは謂わば……この結界の一部でまあり、私の影でもあるのです。
あの影を私が直接操る事は出来ませんが、私の意思は少なからず影響しております。
故に、私に敵意が無ければ襲う事も無いでしょう」
「ふぅん。
随分親切に教えてくれるんだな。
それに、もう俺達には敵意はないのか?」
「……これだけ手痛くやられて、かつ手心まで加えられては敵う相手では無いと理解します。
それに……どうやらそろそろ足止めの必要も無くなりそうですから」
そう言って不敵に笑うシャーロット。
「……そりゃ、どういう意味だ?」
俺は顔を険しくして尋ねると、シャーロットはゆっくりと立ち上がる。
「そのままの意味ですよ。
貴方がたは私に手心を加える必要など無かったのです。
私もまたこの結界の中でしか存在できぬ泡沫人。
そんな儚い存在たる私に出来ることなど、たかが知れております」
吹き抜ける風がシャーロットの長い髪をなびかせる。
「剣を交えて、貴方がたは悪しき存在では無いのはわかりました。
殺意がない事も。
ですが、だからと言ってアーヴァインの弊害に成り得る貴方がたはやはり見過ごす訳にはいかないです」
「貴女の言うアーヴァインとはあのエルフのシュヴァイン王子の事でしょう?
二人はどのような関係なのです?
そもそも、彼はシュヴァインという名前なのでは?」
半幻獣の姿からもとの姿に戻ったアネッサがそう問い掛ける。
「……説明しても、信じてはもらえないかと」
瞳を閉じてそう言い切るシャーロット。
「転生者、なんだろ?」
俺が一言告げると、シャーロットは顔を上げて目を見開く。
「何故、そのような答えが?」
「“この世界”の名前がシュヴァインなんだろ。
つまり、“別の世界”では違う名前って訳だ。
実は俺も転生者でな。
何度か考えた事があるんだよ。
転生者ってのは、俺だけなのかな、ってさ。
もしかしたら、他にもいるんじゃねぇかな、って」
アネッサも俺のその推測を聞いて何かを理解したように納得顔になる。
「ミーシャ様からあの王子の幼少時代の話を聞きました。
まるで、シン様を連想させるような存在であったように私は感じましたが……。
なるほど、そういう事なら納得がいきます」
「……で、どうなんだ?」
俺は再度尋ねると、シャーロットは諦めたように一つ溜息をついて頷いた。
「転生者……。
貴方はそう呼んでいるのですね。
確かに、彼は私のいた世界にて命を落とし、新たにこの世界で生を受けた存在です。
生前の力も、知識も……そして忌まわしき記憶すらも持ち合わせて生まれた存在」
シャーロットは哀しみに満ちた瞳で俺達を見据える。
「……あなたが本当に転生者なのであれば、彼の救いになるかもしれませんね。
或いは、彼の終わりなき旅路に終止符を打てるかもしれません。
あの永遠に続くかのような哀しみに。
果てのない憎しみに——」
まるで祈るように。
或いは何かを懇願するかのように。
シャーロットは静かに俺達にそう告げた。
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