菩提樹の猫

13章 ヴィートの決断

あらすじ・登場人物紹介

＜あらすじ＞
　ヴィートはレネと二人で国境の町まで護衛対象を送りとどけた帰り道、山賊たちに襲われ、生まれて初めて人を殺める。一人の男の助太刀で山賊たちを撃退するが、ヴィートは自分の不甲斐なさに悔しさを噛み締める。
　その夜、宿でレネと裸でお互いの傷の手当てをしている最中に、興奮が治まらないヴィートは、レネへある提案を持ち掛ける。
　鬼のような団長も開いた口が塞がらない猫の攻略法とは！？　
　その後に待ち受けているヴィートの決断。前半はコメディ、後半はシリアス。

《登場人物》

【レネ】
179cm 64kg（20）
(髪)灰色
(瞳)黄緑色
リーパ団員　
団員たちから『猫』と呼ばれる

【ヴィート】
174㎝ 62㎏ (18)
(髪)褐色　
(瞳)灰色
リーパ団員
レネとの勝負に負けリーパに入団する

【ボリス】
190cm 85kg （30）
(髪)焦茶の巻き毛　
(瞳)緑がかったヘーゼル
リーパ団の癒し手
レネの姉の恋人

【ヤン】
197cm 100kg （22）
(髪)薄茶
(瞳)青
身体は大きいが気は優しい

【カレル】
183cm 75kg（24）
(髪)赤褐色　
(瞳)赤褐色
リーパ団員　槍使い
お調子者だが頼れるお兄さん的なところも

【バルナバーシュ】
186cm 85kg 40半ば
(髪)こげ茶
(瞳)ヘーゼル
リーパの団長でレネの養父

【ルカーシュ】
178cm 65kg 30代半ば
(髪)薄茶
(瞳)青茶
リーパの副団長
レネの剣の師

【ゲルト】
183cm　80kg（43）
（髪）茶
（瞳）黄金
プレテニ編物工房の代表
バルナバーシュの傭兵仲間

【濃墨】
182㎝　75㎏（46）
（髪）黒
（瞳）黒
バルナバーシュの傭兵仲間
千歳せんさい人で刀の使い手