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楽しいケーキ作り
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「良かった、ちゃんと焼けてる」
オーブンからスポンジとタルト生地を取り出し、焼き色を確認する。
焦げてもいないし、中まで焼けているようで安心した。
スポンジを網の上に乗せて冷ましている間に、私達は飾りつけの準備を始めた。
「これを泡立てればいいの?」
「えぇ、エミリアは生クリームを、沙羅とフィリスはフルーツの準備をお願いします」
「分かりました」
「はーい!ルカは何をするの?」
「そうですね、私はカスタードクリームを作ろうかと」
「カスタードクリーム?タルトに使うの?」
「えぇ、それでは皆さんよろしくお願いします」
そう言って、私達はそれぞれの作業に分担して取り掛かった。
皆の様子を横目で見ながら、自分の作業を始める。
小鍋に卵黄と砂糖を泡だて器で擦り混ぜる。
それらが白っぽくなったら、そこに振るった薄力粉を加えさらによく混ぜる。
そして、そこに別の鍋で温めていたバニラビーンズ入りの牛乳を加え、トロミがつくまで火にかけよく混ぜる。
「出来た……」
カスタードクリームが完成したら、大き目のバッドにカスタードクリームを延ばして冷蔵庫で冷やす。
他の皆も完成したかな、とチラリと横目で見れば。
エミリアの方は、大体は終わっているようで、フルーツのカットに移っていた。
私も三人を手伝おうと、フルーツを切る三人の元に向かった。
「皆さん、上手くいってますか?」
「うん、フルーツもあと少しで終わるし大丈夫だよ」
そう言って、沙羅はフルーツのカットを見せてくれた。
それを聞いた私は、凄く手際がいいと思った。
どうやら私がカスタードクリームを作っている間に、殆ど切り終わっていたみたいだった。
「分かりました、では私は他の作業をしていますので終わったら声を掛けてください」
「うん、分かった」
そう言って私は、冷ましていたスポンジを切り、スポンジに塗る為のシロップ
を作っておくことにした。
シロップッといっても、アプリコットジャムにほんの少しのお湯と、洋酒を加えれば出来る簡単な物だ。
シロップが完成したら、スポンジの様子を確認して、粗熱が取れてる事が
確認出来たら、スポンジをカットして、シロップを塗っておく。
「ルカーフルーツも準備出来たよ~!」
「お疲れ様です、私の方も準備出来たので……飾りつけしちゃいましょうか」
「やった~!フィリス、一緒にやろう!」
「は、はい!」
そんな事を言いながら、私達はケーキの飾りつけを始めた。
まずはスポンジに、生クリームを塗り、切ったイチゴを並べていく。
そしてその上に生クリームを……と繰り返し、三段のケーキが完成した。
「さて、ここからの飾りつけを三人にお願いしても良いですか?」
私がそう言うと、三人は嬉しそうな声で返事をして、ケーキに飾りつけを始めた。ここにはこれが良いかな?とかここはこうで……とか、そんな事を話し合いながら三人は楽しそうにケーキの飾りつけをしていた。
私はと言うと、タルトの方を進めることにした。
タルト生地にカスタードクリームを流しいれ、均等に広げる。
後はフルーツを並べて完成だ。
「ルカ!ルカも折角だから飾りつけしようよ!」
「私もですか?」
「そうそう、皆でやらないとやっぱり意味が無いもんね~」
「えぇ、そうですね。さぁ、ルカ」
「ふふ、分かりました。タルトの方も準備が出来たのでこっちが終わったら皆でやりましょうね」
私がそう言うと、皆は大きな声ではーいと元気よく返事をした。
オーブンからスポンジとタルト生地を取り出し、焼き色を確認する。
焦げてもいないし、中まで焼けているようで安心した。
スポンジを網の上に乗せて冷ましている間に、私達は飾りつけの準備を始めた。
「これを泡立てればいいの?」
「えぇ、エミリアは生クリームを、沙羅とフィリスはフルーツの準備をお願いします」
「分かりました」
「はーい!ルカは何をするの?」
「そうですね、私はカスタードクリームを作ろうかと」
「カスタードクリーム?タルトに使うの?」
「えぇ、それでは皆さんよろしくお願いします」
そう言って、私達はそれぞれの作業に分担して取り掛かった。
皆の様子を横目で見ながら、自分の作業を始める。
小鍋に卵黄と砂糖を泡だて器で擦り混ぜる。
それらが白っぽくなったら、そこに振るった薄力粉を加えさらによく混ぜる。
そして、そこに別の鍋で温めていたバニラビーンズ入りの牛乳を加え、トロミがつくまで火にかけよく混ぜる。
「出来た……」
カスタードクリームが完成したら、大き目のバッドにカスタードクリームを延ばして冷蔵庫で冷やす。
他の皆も完成したかな、とチラリと横目で見れば。
エミリアの方は、大体は終わっているようで、フルーツのカットに移っていた。
私も三人を手伝おうと、フルーツを切る三人の元に向かった。
「皆さん、上手くいってますか?」
「うん、フルーツもあと少しで終わるし大丈夫だよ」
そう言って、沙羅はフルーツのカットを見せてくれた。
それを聞いた私は、凄く手際がいいと思った。
どうやら私がカスタードクリームを作っている間に、殆ど切り終わっていたみたいだった。
「分かりました、では私は他の作業をしていますので終わったら声を掛けてください」
「うん、分かった」
そう言って私は、冷ましていたスポンジを切り、スポンジに塗る為のシロップ
を作っておくことにした。
シロップッといっても、アプリコットジャムにほんの少しのお湯と、洋酒を加えれば出来る簡単な物だ。
シロップが完成したら、スポンジの様子を確認して、粗熱が取れてる事が
確認出来たら、スポンジをカットして、シロップを塗っておく。
「ルカーフルーツも準備出来たよ~!」
「お疲れ様です、私の方も準備出来たので……飾りつけしちゃいましょうか」
「やった~!フィリス、一緒にやろう!」
「は、はい!」
そんな事を言いながら、私達はケーキの飾りつけを始めた。
まずはスポンジに、生クリームを塗り、切ったイチゴを並べていく。
そしてその上に生クリームを……と繰り返し、三段のケーキが完成した。
「さて、ここからの飾りつけを三人にお願いしても良いですか?」
私がそう言うと、三人は嬉しそうな声で返事をして、ケーキに飾りつけを始めた。ここにはこれが良いかな?とかここはこうで……とか、そんな事を話し合いながら三人は楽しそうにケーキの飾りつけをしていた。
私はと言うと、タルトの方を進めることにした。
タルト生地にカスタードクリームを流しいれ、均等に広げる。
後はフルーツを並べて完成だ。
「ルカ!ルカも折角だから飾りつけしようよ!」
「私もですか?」
「そうそう、皆でやらないとやっぱり意味が無いもんね~」
「えぇ、そうですね。さぁ、ルカ」
「ふふ、分かりました。タルトの方も準備が出来たのでこっちが終わったら皆でやりましょうね」
私がそう言うと、皆は大きな声ではーいと元気よく返事をした。
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