5 / 162
第01章 最低な始まり
03 まだ、道半ば……
しおりを挟む
看板に書いてある目的地”テッカラ”いったい、あとどのくらい歩けば着けるのか。
わからないのが、かなりきつい、今日この頃だ。
さて、のんびりと歩きながらではあるが、ここで1つ疑問について答えよう。
なぜ、俺は異世界であるこの世界の文字が読めるのか、についてである。
ちなみに、話し言葉に関しては、この世界で12年生きてきたことで、今の俺にとっては母国語だ。
むしろ日本語の方が外国語である。
だから、今もこうして頭の中で考えている言葉も、ついつい出す言葉もすべてこの世界のこの国の言語である。
っで、文字の読み書きについてだが、これは当然俺のこの12年を考えればわかると思うが、学んでいるわけがない。
じゃあ、なぜ読めるのか、その答えこそ、神からもらった最強スキル”叡智ある者”の力だ。
ここで、メティスルについて説明しておこう。
歩くだけだけで、暇だしな。
まず、メティスルは、またの名を叡智ある者とあるように、あらゆる知識と優れた知恵のことだ。
ちなみに、確かギリシャ神話の神にメーティスという知恵の女神がいると思ったが、それとの関係性は俺にはわからない。
とまぁ、そんなスキルの権能には、基幹として”森羅万象”というものがある。
これは、読んで字のごとくこの世のあらゆるすべてを網羅するというもので、知識がデーターベースのように詰まっている。
といっても、今の俺ではあらゆるとはいかない、これは俺が知りうるすべてとなるために、俺が知らないことはデータが存在しない。
まぁ、それでも、基本的なことはすでにインプットされている。
例えば、魔法に関すること、これに関しては基本変化がない、そのため魔法に関することはすべてインプットされているといってもいいだろう。
それがあるからこそ、俺は記憶を取り戻してから散々魔法を行使することができているというわけだ。
ちなみに、魔法に関してだが、権能の中に魔法創造というものがあり、この世界で俺だけが新たな魔法を作り出すことができる上に、それを誰かに教えることも可能だ。
まぁ、尤もそいつにそれが扱えればの話だけどな。
あとは、地形に関する物だろう。
これは、どのあたりに山があるとか、海岸線がどんなものかなどだが、これを利用した権能が”マップ”となる。
といっても、これは俺の頭の中に地図が表示されているわけだけど。問題は今現在は白地図だということだろう。地形データしかないから、植生とか人の営みとかはわからない。つまり、森、街や村といったことはわからないままとなっている。まぁ、俺がこうして歩くことで、ゲームのように徐々に詳細地図がアップされているんだけどな。
おかげで、現座マップには俺がこれまで歩いて来たドロッペインから街道周辺の詳細がはっきりと表示されている。
ちなみに、これのおかげでドロッペインからテッカラが南下すればたどり着けるという方角が分かったわけだ。
あとはそうだな、”鑑定”ってところか、これは説明の必要はないだろう。調べたいことに使うとその詳細がわかるという便利権能。しかも森羅万象と結びついていることでほかのやつらがたまに持っている鑑定スキルとは比べ物にならないほど詳細に出るらしい。
そんで、ああ、魔法の時説明しておけばよかったな。”詠唱破棄”というものがある。
この世界の魔法には詠唱がつきものだ、どんな魔法使いも必ず詠唱を使う。
詠唱破棄とはまさにそんな中二病みたいな詠唱をしなくても問題なく魔法を使うことができるありがたい権能だ。
ちなみにだが、この詠唱破棄に関しては”賢者”とか”大賢者”というスキルにも備わっている権能である。
まぁ、だいたいこんなものか、あああ、肝心な説明を忘れていたな。
最初に言った俺がこの国の文字が読めるということの答えだけど、これこそ”森羅万象”の力だ。
話に関しては俺自身が最初から使えていたから問題なく”森羅万象”にインプットされた。
実は、俺が今前世のように言葉を扱えているのも、この”森羅万象”のおかげでもある。
俺が使っているこの国の言葉を”森羅万象”が読み取り、俺が知らない言葉すら予測して補ってくれている。
また、文字は奴隷商のところを出るときに寄り道をした際、たまたまある本をさらっとめくったところでそこから”森羅万象”が習得してくれたというわけだ。
ほんと、ありがたいスキルだよ。
さてっと、そんなことを考えていると、おっと、遠くに人の気配がある。
それを感じてすぐに物陰に隠れる。
ゴトゴトゴトゴトガタン、ゴトゴトパカラパカラパカ、ゴトゴトガタンゴト
ヒヒーンと馬が馬車を牽いて進んでくるのが見えた。
馬車、商人とかかな、っで、周囲にいるのが護衛か。
そんなことを思いながらも俺は”霧散”という魔法を発動。
「んっ?」
「どうした?」
「いや、気のせいか、小動物だろう」
「そうか」
護衛の1人がそういった、どうやら瞬間漏れ出た俺の気配に気が付いたのだろう。
俺が使った”霧散”という魔法は、様々な属性魔法を合わせた複合魔法というもので、かなり高度な魔法となる。
まぁ、メティスルを持つ俺にはあくびをするより簡単だけどな。
それでも、多少は発動時などに気配が漏れてしまうために一瞬気が付かれた。
それで、その効果は、簡単に言えば気配を散らすという魔法となる。
実は、別にもっと簡単な”遮断”という、気配を消す魔法があるが、これはちょっと問題がある。
どういうことかというと、人間はもちろんすべての動植物にはどうしても存在しているだけで気配を発している。
そんな中で遮断により気配を消してしまうと、そこだけ気配の空白地帯ができてしまう。
そうなると、ある程度の連中だと気が付かれてしまう可能性が高い、実際、あの護衛は気が付いたと思う。
てなわけで、今回俺が使ったのは霧散というわけだ。
って、そんなことを考えている間にどうやら、ガタゴトと馬車は去っていった。
「よし、もういいだろ、そんじゃ、行くかな」
馬車が見えなくなったところで、俺は再び街道に出て歩き出した。
わからないのが、かなりきつい、今日この頃だ。
さて、のんびりと歩きながらではあるが、ここで1つ疑問について答えよう。
なぜ、俺は異世界であるこの世界の文字が読めるのか、についてである。
ちなみに、話し言葉に関しては、この世界で12年生きてきたことで、今の俺にとっては母国語だ。
むしろ日本語の方が外国語である。
だから、今もこうして頭の中で考えている言葉も、ついつい出す言葉もすべてこの世界のこの国の言語である。
っで、文字の読み書きについてだが、これは当然俺のこの12年を考えればわかると思うが、学んでいるわけがない。
じゃあ、なぜ読めるのか、その答えこそ、神からもらった最強スキル”叡智ある者”の力だ。
ここで、メティスルについて説明しておこう。
歩くだけだけで、暇だしな。
まず、メティスルは、またの名を叡智ある者とあるように、あらゆる知識と優れた知恵のことだ。
ちなみに、確かギリシャ神話の神にメーティスという知恵の女神がいると思ったが、それとの関係性は俺にはわからない。
とまぁ、そんなスキルの権能には、基幹として”森羅万象”というものがある。
これは、読んで字のごとくこの世のあらゆるすべてを網羅するというもので、知識がデーターベースのように詰まっている。
といっても、今の俺ではあらゆるとはいかない、これは俺が知りうるすべてとなるために、俺が知らないことはデータが存在しない。
まぁ、それでも、基本的なことはすでにインプットされている。
例えば、魔法に関すること、これに関しては基本変化がない、そのため魔法に関することはすべてインプットされているといってもいいだろう。
それがあるからこそ、俺は記憶を取り戻してから散々魔法を行使することができているというわけだ。
ちなみに、魔法に関してだが、権能の中に魔法創造というものがあり、この世界で俺だけが新たな魔法を作り出すことができる上に、それを誰かに教えることも可能だ。
まぁ、尤もそいつにそれが扱えればの話だけどな。
あとは、地形に関する物だろう。
これは、どのあたりに山があるとか、海岸線がどんなものかなどだが、これを利用した権能が”マップ”となる。
といっても、これは俺の頭の中に地図が表示されているわけだけど。問題は今現在は白地図だということだろう。地形データしかないから、植生とか人の営みとかはわからない。つまり、森、街や村といったことはわからないままとなっている。まぁ、俺がこうして歩くことで、ゲームのように徐々に詳細地図がアップされているんだけどな。
おかげで、現座マップには俺がこれまで歩いて来たドロッペインから街道周辺の詳細がはっきりと表示されている。
ちなみに、これのおかげでドロッペインからテッカラが南下すればたどり着けるという方角が分かったわけだ。
あとはそうだな、”鑑定”ってところか、これは説明の必要はないだろう。調べたいことに使うとその詳細がわかるという便利権能。しかも森羅万象と結びついていることでほかのやつらがたまに持っている鑑定スキルとは比べ物にならないほど詳細に出るらしい。
そんで、ああ、魔法の時説明しておけばよかったな。”詠唱破棄”というものがある。
この世界の魔法には詠唱がつきものだ、どんな魔法使いも必ず詠唱を使う。
詠唱破棄とはまさにそんな中二病みたいな詠唱をしなくても問題なく魔法を使うことができるありがたい権能だ。
ちなみにだが、この詠唱破棄に関しては”賢者”とか”大賢者”というスキルにも備わっている権能である。
まぁ、だいたいこんなものか、あああ、肝心な説明を忘れていたな。
最初に言った俺がこの国の文字が読めるということの答えだけど、これこそ”森羅万象”の力だ。
話に関しては俺自身が最初から使えていたから問題なく”森羅万象”にインプットされた。
実は、俺が今前世のように言葉を扱えているのも、この”森羅万象”のおかげでもある。
俺が使っているこの国の言葉を”森羅万象”が読み取り、俺が知らない言葉すら予測して補ってくれている。
また、文字は奴隷商のところを出るときに寄り道をした際、たまたまある本をさらっとめくったところでそこから”森羅万象”が習得してくれたというわけだ。
ほんと、ありがたいスキルだよ。
さてっと、そんなことを考えていると、おっと、遠くに人の気配がある。
それを感じてすぐに物陰に隠れる。
ゴトゴトゴトゴトガタン、ゴトゴトパカラパカラパカ、ゴトゴトガタンゴト
ヒヒーンと馬が馬車を牽いて進んでくるのが見えた。
馬車、商人とかかな、っで、周囲にいるのが護衛か。
そんなことを思いながらも俺は”霧散”という魔法を発動。
「んっ?」
「どうした?」
「いや、気のせいか、小動物だろう」
「そうか」
護衛の1人がそういった、どうやら瞬間漏れ出た俺の気配に気が付いたのだろう。
俺が使った”霧散”という魔法は、様々な属性魔法を合わせた複合魔法というもので、かなり高度な魔法となる。
まぁ、メティスルを持つ俺にはあくびをするより簡単だけどな。
それでも、多少は発動時などに気配が漏れてしまうために一瞬気が付かれた。
それで、その効果は、簡単に言えば気配を散らすという魔法となる。
実は、別にもっと簡単な”遮断”という、気配を消す魔法があるが、これはちょっと問題がある。
どういうことかというと、人間はもちろんすべての動植物にはどうしても存在しているだけで気配を発している。
そんな中で遮断により気配を消してしまうと、そこだけ気配の空白地帯ができてしまう。
そうなると、ある程度の連中だと気が付かれてしまう可能性が高い、実際、あの護衛は気が付いたと思う。
てなわけで、今回俺が使ったのは霧散というわけだ。
って、そんなことを考えている間にどうやら、ガタゴトと馬車は去っていった。
「よし、もういいだろ、そんじゃ、行くかな」
馬車が見えなくなったところで、俺は再び街道に出て歩き出した。
49
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説
まさか転生?
花菱
ファンタジー
気付いたら異世界? しかも身体が?
一体どうなってるの…
あれ?でも……
滑舌かなり悪く、ご都合主義のお話。
初めてなので作者にも今後どうなっていくのか分からない……
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~
川原源明
ファンタジー
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
転生してしまったので服チートを駆使してこの世界で得た家族と一緒に旅をしようと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
俺はクギミヤ タツミ。
今年で33歳の社畜でございます
俺はとても運がない人間だったがこの日をもって異世界に転生しました
しかし、そこは牢屋で見事にくそまみれになってしまう
汚れた囚人服に嫌気がさして、母さんの服を思い出していたのだが、現実を受け止めて抗ってみた。
すると、ステータスウィンドウが開けることに気づく。
そして、チートに気付いて無事にこの世界を気ままに旅することとなる。楽しい旅にしなくちゃな
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる