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異世界惑星探求編
海賊団殲滅
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ウロボロス海賊団の団長ウロボロスは母船ガレリア号の司令室で吉報を待っていた。
やっとエミリアに会える。
ウロボロスは姫と会えることを心待ちにしていた。
「まだか? いつになく遅いな?」
ウロボロスは少し苛つきながら部下に聞いた。
ウロボロスは今回の作戦で一つ心配事があった。
当初の計画ではエミリア王妃ただ一人拉致するだけのはずだったのに、ここにきて一人の少年の拉致も作戦に追加されていたのである。
しかもこの少年はただの少年ではなく最終兵器と呼ばれている少年ということのようである。
なぜそんな物騒な任務が追加になったのか?ウロボロス自身もあまり解らなかった。
首領のウロボロスに相談無く作戦が勝手に進行していく、最近感じた違和感を感じながらもエミリアに会える事の方が重要と判断した。
そしてウロボロスはその判断を後に後悔することになる。
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・宇宙船のハッチが静かに開いていく。
ガレリア号に収納される前までは、頻繁に無線を返していたが、収納してからいくらこちらが問いかけても返事が返ってこなくなった。
しかも少し前に船から緊急信号が発信されていた。
緊急事態に備えて武装した兵士が三重に宇宙船を取り囲んでいた。
「気をつけろ!!」
宇宙船に集まった兵士達は銃を構えながらゆっくりと出口ハッチに近寄っていった。
宇宙船の中はあちこちの配管から放出された蒸気により、ハッチ周辺は雲がかかったように、何も見えなくなっていた。
慎重に十人ほどの兵士が蒸気の中を通り船内に入って行った。
「何か見えるか」
船外にいる兵士が無線で船内に入ったばかりの兵士に聞いていた。
「いや……まだ何も見えない……ん? あれは? 少年?………ギャー!!」
次の瞬間宇宙船のハッチから兵士が吹っ飛ばされて出てきた。
船体を突き破って吹き飛んできた兵士もいた。
何人かの兵士は銃を撃って応戦しているようだが、次々に船外に吹き飛ばされて行った。
銃撃が止んで暫くすると何者かが蒸気の中から激しく回転しながら飛び出してきた。
小さな少年の形をしたその者は、ものすごいスピードで兵士を殴り飛ばして行った。
(まるで人が紙切れのように脆いな)
俺は自身の力に溺れていた。
ゆっくりと流れる時間の中で兵士の呼吸や息遣い、撃っている銃弾の軌道まではっきりと感じることができた。
兵士たちは自分が軽く払っただけで吹き飛んでいく様が何かの冗談のように思えた。
(これが俺の力……)
俺は気がつくとほぼ全ての海賊達を殲滅させていることに気がついた。
この母船も至る所に穴が空いて今にも爆発しそうになっていた。
「お前! 何者だ?」
俺は声のした方を向くと一人の男が立っていた。
一際体の大きな男は他の兵士とはオーラが違っていた。
「あんたこそ誰だ?」
俺が言うと男はウロボロス、この海賊団の団長だ!、と名乗った男はいきなり俺に飛びかかって来た。
俺は男の攻撃を交わすと拳を顔面に放った。
「ドカ!!」俺の拳が男の顔面にヒットしてウロボロスは吹き飛んだ。
俺は立て続けに攻撃をしようとウロボロスが飛んで行った方へ自分も飛び込んで行った。
俺は急に閃光を感じ取り咄嗟に避けた。
閃光は俺の身体を掠めると船体に当たり激しい火花が散った。
当たった箇所に大きな穴が空いていた。
俺は閃光が放たれた方を見ると先ほど俺に吹き飛ばされたウロボロスが立っていた。
男の右腕が大きな光線銃のようになっていた。
あの閃光はあそこから放たれたものだろう。
まともに当たると今の俺でもやばそうだな、そう直感した俺は、ウロボロスにとどめを刺すため突っ込んで行った。
「馬鹿め!! これでもくらえ!」
ウロボロスはそう言うと自身についていた爆弾のスイッチを押そうとした時、一枚の写真がヒラヒラと床に落ちた。
暫くした後ウロボロスが身につけていた爆弾が爆発してガレリア号は跡形もなく大破した。
「う……うう……こ………ここは?」
「気がついたようね」
俺は頭をさすりながら体を起こした。
「不用意に敵に近づきすぎたわね」
「エミリアは無事か?」
「そこのカプセルでまだ寝てるわ」
「ガレリア号はどうなった?」
「大丈夫よ、爆発してウロボロス海賊団は壊滅したわ」
俺はどうやら爆発に巻きこまれる前にパルタによりストレイシープに転送されたらしい。
お陰で爆発に巻きこまれずに済んだ。
「さあ、帰るわよ」
パルタはそういうとエミリアが眠っているカプセルの水滴を拭いて、俺に微笑んだ。
俺はホッとして深い眠りに落ちた。
俺とパルタは多勢の観衆の声援に包まれていた。
エミリア姫をルビオラ星に送り届けようとしたところ、ルビオラ星の使者からの連絡で大きな競技場のようなところで引き渡すことが決まった。
俺とパルタとエミリアは先程ストレイシープから指定されたところに降りたのだが、競技場は観衆が満員で外にも近くの住民が押し寄せていた。
観衆の大半はエミリア姫の無事な姿を見たい一心で集まってきていたが、どうやら幼い少年がたった一人でウロボロス海賊団を壊滅したことで、俺の姿を一眼見ようと集まってくる者も多いようだった。
俺が観客席を見るたびに黄い声援が飛んできて俺は少し照れ臭く感じた。
暫くするとルビオラ星の王族が競技場に設置された壇上に上がり、エミリア姫の引渡し式が始まった。
俺は言われるまま壇上に上がってルビオラ星の勲章を受け取った。
俺が勲章を受け取った瞬間、『ウオオオオオオオオーー!!』、観衆の声援が一斉に俺に向けられた。
強大な競技場が震えるほどの声援だった。
ルビオラ星の王は俺に感謝を伝えてくれた。
「ジーク殿、あなたは私の命より大事な娘を取り返してくれた。王族を代表して感謝します」
「いいえ。これが俺の仕事です。当たり前のことをしただけです」
「そんなことはない。仕事だからといって命懸けで誰でもできることではない。ましてやあの凶悪なウロボロス海賊団を相手にたった一人で倒すことは容易ではなかったはずです」
ルビオラ星の王はそう言うと少し寂しい顔をした。
俺が王に返す言葉を探していると、エミリアが俺にプレゼントよ、と言ってネックレスを渡してきた。
青色にルビオラ星の王族の紋章が入った綺麗な宝石の付いたネックレスだった。
「こんな高そうな物は受け取れないよ」
「いいの。これはほんの感謝の記しよ」
エミリアはそう言うと俺の首にネックレスをかけてよく似合うわよ、と言って俺のほっぺたにキスをした。
『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーー!!!!!』
それをみていた観衆の多くは再び大歓声をあげて喜んだ。
俺は今までで一番大きな歓声に少しびっくりした。
俺とパルタは無事引渡し式を終えるとストレイシープに乗り込むために競技場の真ん中へ移動した。
俺の背中を見ながらエミリアの父親は娘に聞いていた。
「婚約が成立したことを彼に伝えなくて良いのか?」
「そんなこと言うと誓いの首輪を返そうとするかもしれないから、言わないわ」
「もう二度と会えなくなるかもしれないぞ」
「いいえ。大丈夫、ジークとはまた近いうちに必ず会うような気がするわ」
「はは、そうだなお前の勘はよく当るからな、多分近いうちに必ず会えるだろうな」
俺はこの親子がこんなことを話していることなど知る由もなくアル=シオンへ帰還した。
ルビオラ星の婚約の儀式が青いネックレスを相手にあげてキスをすることだと俺が気づくのはアル=シオンに着く寸前にパルタから聞かされた。
「なんで? 教えてくれなかったんだよ!!」
「嬉しそうにもらってたじゃない」
「婚約の儀式だと知っていたら返してたよ」
「知らなかったじゃ済まないわよ! あんな多勢の前で婚約したんだから観念してエミリアと結婚すればいいでしょ!!」
「この年で結婚なんてまだ考えたくないよ」
「良いじゃない。大きな胸の女性は包容力があるからお嫁さんにはピッタリよ」
俺はこれ以上パルタと話してもこの問題は進展しないと思い観念して言った。
「とりあえずアル=シオンに戻って裏切り者の捜査をして片付いたら、ルビオラ星に行ってこのネックレスを返して婚約は破棄してもらおう」
俺がパルタに言うとパルタも渋々納得した。
この俺の判断がこの先とんでもない結果をもたらすことを今の俺はまだわかっていなかった。
やっとエミリアに会える。
ウロボロスは姫と会えることを心待ちにしていた。
「まだか? いつになく遅いな?」
ウロボロスは少し苛つきながら部下に聞いた。
ウロボロスは今回の作戦で一つ心配事があった。
当初の計画ではエミリア王妃ただ一人拉致するだけのはずだったのに、ここにきて一人の少年の拉致も作戦に追加されていたのである。
しかもこの少年はただの少年ではなく最終兵器と呼ばれている少年ということのようである。
なぜそんな物騒な任務が追加になったのか?ウロボロス自身もあまり解らなかった。
首領のウロボロスに相談無く作戦が勝手に進行していく、最近感じた違和感を感じながらもエミリアに会える事の方が重要と判断した。
そしてウロボロスはその判断を後に後悔することになる。
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・宇宙船のハッチが静かに開いていく。
ガレリア号に収納される前までは、頻繁に無線を返していたが、収納してからいくらこちらが問いかけても返事が返ってこなくなった。
しかも少し前に船から緊急信号が発信されていた。
緊急事態に備えて武装した兵士が三重に宇宙船を取り囲んでいた。
「気をつけろ!!」
宇宙船に集まった兵士達は銃を構えながらゆっくりと出口ハッチに近寄っていった。
宇宙船の中はあちこちの配管から放出された蒸気により、ハッチ周辺は雲がかかったように、何も見えなくなっていた。
慎重に十人ほどの兵士が蒸気の中を通り船内に入って行った。
「何か見えるか」
船外にいる兵士が無線で船内に入ったばかりの兵士に聞いていた。
「いや……まだ何も見えない……ん? あれは? 少年?………ギャー!!」
次の瞬間宇宙船のハッチから兵士が吹っ飛ばされて出てきた。
船体を突き破って吹き飛んできた兵士もいた。
何人かの兵士は銃を撃って応戦しているようだが、次々に船外に吹き飛ばされて行った。
銃撃が止んで暫くすると何者かが蒸気の中から激しく回転しながら飛び出してきた。
小さな少年の形をしたその者は、ものすごいスピードで兵士を殴り飛ばして行った。
(まるで人が紙切れのように脆いな)
俺は自身の力に溺れていた。
ゆっくりと流れる時間の中で兵士の呼吸や息遣い、撃っている銃弾の軌道まではっきりと感じることができた。
兵士たちは自分が軽く払っただけで吹き飛んでいく様が何かの冗談のように思えた。
(これが俺の力……)
俺は気がつくとほぼ全ての海賊達を殲滅させていることに気がついた。
この母船も至る所に穴が空いて今にも爆発しそうになっていた。
「お前! 何者だ?」
俺は声のした方を向くと一人の男が立っていた。
一際体の大きな男は他の兵士とはオーラが違っていた。
「あんたこそ誰だ?」
俺が言うと男はウロボロス、この海賊団の団長だ!、と名乗った男はいきなり俺に飛びかかって来た。
俺は男の攻撃を交わすと拳を顔面に放った。
「ドカ!!」俺の拳が男の顔面にヒットしてウロボロスは吹き飛んだ。
俺は立て続けに攻撃をしようとウロボロスが飛んで行った方へ自分も飛び込んで行った。
俺は急に閃光を感じ取り咄嗟に避けた。
閃光は俺の身体を掠めると船体に当たり激しい火花が散った。
当たった箇所に大きな穴が空いていた。
俺は閃光が放たれた方を見ると先ほど俺に吹き飛ばされたウロボロスが立っていた。
男の右腕が大きな光線銃のようになっていた。
あの閃光はあそこから放たれたものだろう。
まともに当たると今の俺でもやばそうだな、そう直感した俺は、ウロボロスにとどめを刺すため突っ込んで行った。
「馬鹿め!! これでもくらえ!」
ウロボロスはそう言うと自身についていた爆弾のスイッチを押そうとした時、一枚の写真がヒラヒラと床に落ちた。
暫くした後ウロボロスが身につけていた爆弾が爆発してガレリア号は跡形もなく大破した。
「う……うう……こ………ここは?」
「気がついたようね」
俺は頭をさすりながら体を起こした。
「不用意に敵に近づきすぎたわね」
「エミリアは無事か?」
「そこのカプセルでまだ寝てるわ」
「ガレリア号はどうなった?」
「大丈夫よ、爆発してウロボロス海賊団は壊滅したわ」
俺はどうやら爆発に巻きこまれる前にパルタによりストレイシープに転送されたらしい。
お陰で爆発に巻きこまれずに済んだ。
「さあ、帰るわよ」
パルタはそういうとエミリアが眠っているカプセルの水滴を拭いて、俺に微笑んだ。
俺はホッとして深い眠りに落ちた。
俺とパルタは多勢の観衆の声援に包まれていた。
エミリア姫をルビオラ星に送り届けようとしたところ、ルビオラ星の使者からの連絡で大きな競技場のようなところで引き渡すことが決まった。
俺とパルタとエミリアは先程ストレイシープから指定されたところに降りたのだが、競技場は観衆が満員で外にも近くの住民が押し寄せていた。
観衆の大半はエミリア姫の無事な姿を見たい一心で集まってきていたが、どうやら幼い少年がたった一人でウロボロス海賊団を壊滅したことで、俺の姿を一眼見ようと集まってくる者も多いようだった。
俺が観客席を見るたびに黄い声援が飛んできて俺は少し照れ臭く感じた。
暫くするとルビオラ星の王族が競技場に設置された壇上に上がり、エミリア姫の引渡し式が始まった。
俺は言われるまま壇上に上がってルビオラ星の勲章を受け取った。
俺が勲章を受け取った瞬間、『ウオオオオオオオオーー!!』、観衆の声援が一斉に俺に向けられた。
強大な競技場が震えるほどの声援だった。
ルビオラ星の王は俺に感謝を伝えてくれた。
「ジーク殿、あなたは私の命より大事な娘を取り返してくれた。王族を代表して感謝します」
「いいえ。これが俺の仕事です。当たり前のことをしただけです」
「そんなことはない。仕事だからといって命懸けで誰でもできることではない。ましてやあの凶悪なウロボロス海賊団を相手にたった一人で倒すことは容易ではなかったはずです」
ルビオラ星の王はそう言うと少し寂しい顔をした。
俺が王に返す言葉を探していると、エミリアが俺にプレゼントよ、と言ってネックレスを渡してきた。
青色にルビオラ星の王族の紋章が入った綺麗な宝石の付いたネックレスだった。
「こんな高そうな物は受け取れないよ」
「いいの。これはほんの感謝の記しよ」
エミリアはそう言うと俺の首にネックレスをかけてよく似合うわよ、と言って俺のほっぺたにキスをした。
『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーー!!!!!』
それをみていた観衆の多くは再び大歓声をあげて喜んだ。
俺は今までで一番大きな歓声に少しびっくりした。
俺とパルタは無事引渡し式を終えるとストレイシープに乗り込むために競技場の真ん中へ移動した。
俺の背中を見ながらエミリアの父親は娘に聞いていた。
「婚約が成立したことを彼に伝えなくて良いのか?」
「そんなこと言うと誓いの首輪を返そうとするかもしれないから、言わないわ」
「もう二度と会えなくなるかもしれないぞ」
「いいえ。大丈夫、ジークとはまた近いうちに必ず会うような気がするわ」
「はは、そうだなお前の勘はよく当るからな、多分近いうちに必ず会えるだろうな」
俺はこの親子がこんなことを話していることなど知る由もなくアル=シオンへ帰還した。
ルビオラ星の婚約の儀式が青いネックレスを相手にあげてキスをすることだと俺が気づくのはアル=シオンに着く寸前にパルタから聞かされた。
「なんで? 教えてくれなかったんだよ!!」
「嬉しそうにもらってたじゃない」
「婚約の儀式だと知っていたら返してたよ」
「知らなかったじゃ済まないわよ! あんな多勢の前で婚約したんだから観念してエミリアと結婚すればいいでしょ!!」
「この年で結婚なんてまだ考えたくないよ」
「良いじゃない。大きな胸の女性は包容力があるからお嫁さんにはピッタリよ」
俺はこれ以上パルタと話してもこの問題は進展しないと思い観念して言った。
「とりあえずアル=シオンに戻って裏切り者の捜査をして片付いたら、ルビオラ星に行ってこのネックレスを返して婚約は破棄してもらおう」
俺がパルタに言うとパルタも渋々納得した。
この俺の判断がこの先とんでもない結果をもたらすことを今の俺はまだわかっていなかった。
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