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しおりを挟むおチンポみるくって……なに?
出ないって言うんだから、子種のことかな。
「子種は体が大人になったら出るんだって」
「ジューチ、まだオトナじゃないの?」
「……うん」
残念そうにお股を見てるけど、白珠ちゃんは子種が欲しいのかな。
でも子種……お口に出しちゃうところだったよ?
お口からもタマゴにとどくの?
興味があるだけなのかな。
もうすぐ成年だけど、僕はちょっと成長が遅いんだと思う。
なんか、恥ずかしいな……
解放されたソコは白珠ちゃんのヨダレでべちょべちょになっていた。
力なく小さくなって、体の中に縮んでいく。
白珠ちゃんには指やシッポをしゃぶられてたけど、まさかこんなところまでしゃぶっちゃうなんて……
短い体毛で覆われた種袋は白珠ちゃんの両手に握られたままで、ムニムニ優しく揉まれてる。
ふにゃ~……気持ちいい……
……じゃなくて、しっかりしなきゃ!
「ジューチのまん丸ふわふわ、かわいい♡」
「う……ばっちいから触っちゃダメだよ」
「ボクの手、よごれてないもん」
お風呂に入ったもんって言う白珠ちゃんの腕を取って、僕の種袋から離した。
「僕のお股がばっちいの!
オシッコ出すとこだから、おチンポさんはお口に入れちゃダメだよ」
「ジューチはばっちくないもん!
おチンポさんとチュー、ツガイはみんなするよ?」
え……そうなの?
でも白珠ちゃんはオシッコもうんちも出ないから、僕のと違って汚れてないよね。
みんなって、異空間のみんなだよね。
古代の民はおチンポさんにチューするの……?
古代の民のオスたちを思い出して変な気持ちになる。
チュー……してるの?
「あっ! ジューチにボクのあげる!」
何かを思い出したみたいで、白珠ちゃんは笑顔を僕に向けた。
「うん……何をくれるの?」
「おチンポミルク」
え……
「えっと……僕に、くれるの?」
「うん、のんで♡」
え……
子種を、飲むの?
おチンポみるくって、子種とは違うのかな。
目の前のお股が開かれて、凝視してしまう。
サンジェの花の蕾のような、モルゾの果実のような、白珠ちゃんの小さなおチンポさん……
「ジューチをオトナにしてあげる!」
「白珠ちゃんのを飲んだら、僕、子種が出るの?」
白珠ちゃんはコクリと頷いた。
自信満々にお鼻をフンフンしてる。
おチンポみるくって、大人になれちゃうんだ……
そういえば説明会のとき、途中で終わっちゃった話があった。
急にお母さんが冊子をパーンッ!と閉じて、お父さんが読んでたのを奪って、すっごく怖い雰囲気になったんだよね。
僕は眠ってる白珠ちゃんを抱っこしてる手が疲れちゃって、壁に映るのを見てたんだ。
ミョウは「あとはご自宅で読んでください」って言って、その話はそこで終わっちゃった。
お母さんは帰るとき自分たちの冊子を返しちゃったし、もらってきた僕のは今はお母さんが持ってる。
だから僕はまだその説明のところをちゃんと読んでなかった。
たしかあのときミョウは、白珠ちゃんはツガイのために何かが出せる……みたいな話をしてた。
それが『おチンポみるく』なのかな。
なら、おチンポみるくは子種じゃないのかも。
「じゃ……じゃあ、飲んでみようかな」
「うん!」
……名前的に、おチンポさんから出るんでしょう?
美味しいものとは思えないし、ちゃんと飲めるか心配だな。
白珠ちゃんがくれるものを、不味そうに飲みたくない。
でも、どうやって飲めばいいんだろう。
オシッコみたいに出るのかな。
白珠ちゃんがしたみたいに直接吸うの?
え……僕がソコを吸うの?
「はやくはやく♡」
白珠ちゃんが僕のお股に興味があるように、僕も白珠ちゃんのソコには興味がある。
恥ずかしいけどわくわくする。
大きく広げてるお股に顔を近づけて、可愛らしいソレを見つめた。
今日は弄ってないせいか、真っ白いお花の蕾だ。
指でツンツンとつついてみたらゆらゆら揺れて、胸の奥がぽわんとなった。
わぁ……♡
僕、穂草やお花が風に揺れるのを眺めちゃうクセがあるんだよね。
揺れてるものを見ると、幸せな気分になる。
ちょんちょんちょん、と指先でつつき続けていたら、白珠ちゃんが可愛い声を漏らした。
見上げると、顔を赤くして涙目で震えてる。
あ……
「ジューチ……つんつんヤ」
「ごめんなさいッ!」
あわてて両手を後ろに隠してお股から顔を遠ざけた。
白珠ちゃんはフゥフゥ息を吐いて薄紅色の顔をしてる。
うるうるした目で僕を見つめてる。
「ジューチ……ん~……さわって」
悩ましげに言われてドキドキする。
「さ……触ってもいいの?」
嫌って言われたばかりなのに、どうしたらいいんだろう。
白珠ちゃんはモゴモゴつぶやいて、僕にもう一度お股を大きく開いて見せる。
「うん……ジューチにさわってほしぃ。
じ~って見るから、ヤって出ちゃったの」
真っ赤になってモジモジしてる。
白珠ちゃんは恥ずかしさに耐えられなかったみたい。
いつまでもツンツンされてお股を眺められたら、たしかに嫌かも。
じっとお股を見られるのって、すごく恥ずかしい。
さっきそれを僕は反省したばかりだった。
僕、変なことをしちゃったんだ。
えっちなことをした気がして、顔が熱くなる。
どうしよう……
「ジューチ……ボクね、あのね、こうやってするのがいい」
白珠ちゃんは自分でソレを弄って、僕にやり方を教えはじめる。
ピンと勃った小さいのを、もっと小さい指が摘んでくにゅくにゅ弄ってる。
僕の目の前で今、白珠ちゃんがすごいことをしてる。
目をまん丸にしながら黙ってそれを見ていた。
耳がその音を拾ってしまう。
白珠ちゃんの息づかいを拾ってしまう。
耳だけじゃなくて、ヒゲとシッポもピンとなる。
胸が、息が、苦しい。
みっともない音が出ちゃいそうで唾を飲むのを我慢してたら、口の端からタラリとこぼれた。
僕の前で自分のを弄る白珠ちゃんに、ドキドキが止まらない。
いけないものを見てる気分だ。
鼻息が荒くなって、耐えきれなくて、ゴクリと喉が鳴ってしまった。
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