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第五話 お互いの名前
しおりを挟む「で、君の名前は、なんていうのカナ♡♡♡♡」
「私のなまえですかぁぁぁぁぁぁっぁ?! 私のんまえは、リリアでぇすっ!」
「そっかぁ、可愛いね♡♡ 食べてあげたくなっちゃうよっ!」
「あ、あなたの、おなまえはぁっ♡」
「えーーー、なんだとぉもう?」
「じゃあ……ええええええええ、リリアたんわかんなぁぁぁぁっぁぁぁぃ♡」
空を飛びながら、私たちはたわいもない、世界一素晴らしい会話をしていた。
「特別に教えてあげるネ♡ 僕のなまえはぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁ――――」
「デイビッドっていうんだぁ♡」
きゃあああああああああああああああ、なんてステキな名前なのぉぉぉぉ!?
「かっこよすぎますぅ♡」
「そう!? うれしいなぁっ♡♡♡」
こうして、お互いのぉなまえを知れたのでしたっ♡
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