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翌日
ピンポーン
「咲希ちゃーん!優姫乃連れてきたよ!」
「え?!まじですか?!」
「え。ここ咲希ちゃんの家だったの???
毎日通るんだけど、すっごい綺麗な音色が聞こえてきて気になってたんだ!」
「え!ありがとうございます!優姫乃さん初めまして!音石咲希です!」
「初めまして!知ってるよ…!コンクールで偶然見てた!」
「あ!昨日の変な人!……と優海歌??」
「あっ舞奈……。」
「ちょっ……舞奈姉やめて!この人は!一流のピアニストの末吉優姫乃さん!」
「あ!そうだったんだ……。」
「じゃあ!早速咲希ちゃん!教えるから部屋に案内して!」
「あ!はい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「優海歌久しぶり」
「舞奈こそ。高校ぶりだよね笑。」
「びっくりしたわ笑まさか咲希が毎日のように口にしてる優姫乃さんみたいになるんだ。っていう言葉の優姫乃さんの姉が優海歌だったなんてね笑」
「え?言わなかったっけ?私」
「初耳だけど?私。」
「……あ!それより!ゆいは?最近あってる?」
「会ってない……そもそも連絡取れない」
「そっかぁ。高校の時は毎日3人暇人で遊んでたのにね笑。私今度ゆいの家行ってみる」
「うん。様子、教えてね。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
優姫乃さんの奏でる音色は美しすぎて
倒れそう。
こんな方に教えてもらえるなんて私、幸せ者だ。
「咲希ちゃん!じゃあ1番得意な曲弾いてみて!」
「あっ!はいわかりました!」
私はコンクールでも弾いた、大好きな曲
ノクターンを弾いてみせた
でも、、今日は何か変だ。
なぜだから手がなめらかに動かない
ミスタッチも多かった。
「咲希ちゃん?どうしたの?いつもそんなじゃないでしょ?」
「手が……。」
「手がどうしたの?」
「手が……。手がなめらかに動かないんです。」
「そんなの言い訳にすぎないと思うんだけどなー。」
「え?ほんとです!!」
「まぁいいや。続けて!」
「はい。」
そのまま弾ききった。
やっぱり何かおかしい。
※
「優姫乃さんありがとうございました!」
「うん!またくるね!ばいばい!」
「優海歌!ゆいによろしく!」
「おう!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「舞奈姉ー!優海歌さんと友達なの?」
「ああ、高校の同級生!」
「へー!なんか凄いね笑」
ドンっ
痛っ。大きな音をたてて転んだ。
「咲希!?大丈夫?どうしたの?いきなり。」
「うぅ……。なんか……足の力がなくなったような……」
どうして。
ピンポーン
「咲希ちゃーん!優姫乃連れてきたよ!」
「え?!まじですか?!」
「え。ここ咲希ちゃんの家だったの???
毎日通るんだけど、すっごい綺麗な音色が聞こえてきて気になってたんだ!」
「え!ありがとうございます!優姫乃さん初めまして!音石咲希です!」
「初めまして!知ってるよ…!コンクールで偶然見てた!」
「あ!昨日の変な人!……と優海歌??」
「あっ舞奈……。」
「ちょっ……舞奈姉やめて!この人は!一流のピアニストの末吉優姫乃さん!」
「あ!そうだったんだ……。」
「じゃあ!早速咲希ちゃん!教えるから部屋に案内して!」
「あ!はい!」
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「優海歌久しぶり」
「舞奈こそ。高校ぶりだよね笑。」
「びっくりしたわ笑まさか咲希が毎日のように口にしてる優姫乃さんみたいになるんだ。っていう言葉の優姫乃さんの姉が優海歌だったなんてね笑」
「え?言わなかったっけ?私」
「初耳だけど?私。」
「……あ!それより!ゆいは?最近あってる?」
「会ってない……そもそも連絡取れない」
「そっかぁ。高校の時は毎日3人暇人で遊んでたのにね笑。私今度ゆいの家行ってみる」
「うん。様子、教えてね。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
優姫乃さんの奏でる音色は美しすぎて
倒れそう。
こんな方に教えてもらえるなんて私、幸せ者だ。
「咲希ちゃん!じゃあ1番得意な曲弾いてみて!」
「あっ!はいわかりました!」
私はコンクールでも弾いた、大好きな曲
ノクターンを弾いてみせた
でも、、今日は何か変だ。
なぜだから手がなめらかに動かない
ミスタッチも多かった。
「咲希ちゃん?どうしたの?いつもそんなじゃないでしょ?」
「手が……。」
「手がどうしたの?」
「手が……。手がなめらかに動かないんです。」
「そんなの言い訳にすぎないと思うんだけどなー。」
「え?ほんとです!!」
「まぁいいや。続けて!」
「はい。」
そのまま弾ききった。
やっぱり何かおかしい。
※
「優姫乃さんありがとうございました!」
「うん!またくるね!ばいばい!」
「優海歌!ゆいによろしく!」
「おう!」
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「舞奈姉ー!優海歌さんと友達なの?」
「ああ、高校の同級生!」
「へー!なんか凄いね笑」
ドンっ
痛っ。大きな音をたてて転んだ。
「咲希!?大丈夫?どうしたの?いきなり。」
「うぅ……。なんか……足の力がなくなったような……」
どうして。
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