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私の履歴書
第2章 私と家内
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冒頭にも述べましたが、私は50歳を目前にしております。
33歳のときに現在の妻と結婚いたしました。出会いは精神科の病院でした。
子宝には恵まれず、愛犬を2匹飼っております。
この間、何年も毎日ほとんど四六時中一緒に居ます。
夫婦円満の秘訣というものは、やはり歳年月を重ねていき、要領よく相手との距離を保つことではないでしょうか。
ときには、喧嘩することも大事だと言う人もいらっしゃいますが、喧嘩は疲れます。
疲れるので、これは喧嘩になりそうだなあというときは、ならないような工夫を覚えていく事は大事だと思います。
どの夫婦も、それぞれのやり方みたいなものがあるのではないでしょうか。
まずは、年月を重ねることが一番でしょう。
妻も私も同じ精神を病んでいる事で、プラス面とマイナス面があると思います。
プラス面はお互いに相手に無理をさせないことでしょうか。
自分が無理の利かない分、相手にも求めません。
あとは福祉の面で生保保護などの公的援助を利用しやすいことです。
2人で過ごせる時間も健常者の人より多いでしょう。
あと、親から自立、死別した時に寂しい生活はありません。
将来の不安も少ないと思います。病院の医師やケースワーカーや看護師など、生活面での相談や援助も受けやすいです。
マイナスの面は、片方の調子が悪くなった時、相手も調子が悪くなります。
いざという時のキャパシティが人よりも少ないです。
一般の就労がなかなか上手く出来ず、裕福な生活は遺産でも相続しないかぎり期待出来ません。
そのかわり先程に挙げたように、生保保護や障害年金などの公的援助があり、最低限の生活は生存権により保証されます。
人は日本で生きていく場合、成人すると国民年金や厚生年金の加入。
市民税などの住所税。国民健康保険の加入。NHKの受信料。所得税。資産税など、色々なお金が毎月出ていきます。
また老後のために、貯蓄や保険などの積み立てなどをしておかないと、人並みに余生を過ごすことも出来ません。
これらの日本の社会的仕組みでは、なかなか障害者の社会生活は厳しいものがあります。
近年はかなり障害者の就労率も増えているようですが、まだまだ待遇が悪いと思われます。
話はかなりそれましたが、障害者同士の既婚というのは、私の体験からして良い面悪い面があるのは勿論、大変ですが幸せである、というのが答えです。
しかし結婚ということにより、その人に光が見出せる場合もあることは間違いありません。
幸いにも、私の両親や家内の両親も生前に(母親は健在)結婚に対して理解が深かったことで今の私たちがあります。
これから、障害をもって人生に悩んでいる人たちが結婚という選択肢が普通にもてる世の中であってほしいものです。
なかなか病気の治療が精一杯で、人生の半ばを過ぎても親に身の回りのことをしてもらっている人が多く。自立どころか親の亡き後はどうしていくのだろうという人がほとんどです。
そういう人たちを見てきた関係者の方たちには、結婚は無理だろうと思う方が多いと思います。
私にも無責任なことは言えないので、できるかできないかは人それぞれだとしか言えません。
ただ、結婚した当時者として幸せになったことは胸を張って言えます。
後は周りが見守ってあげることでしょう。
どんな人でも幸せと言える世の中であってほしいです。
33歳のときに現在の妻と結婚いたしました。出会いは精神科の病院でした。
子宝には恵まれず、愛犬を2匹飼っております。
この間、何年も毎日ほとんど四六時中一緒に居ます。
夫婦円満の秘訣というものは、やはり歳年月を重ねていき、要領よく相手との距離を保つことではないでしょうか。
ときには、喧嘩することも大事だと言う人もいらっしゃいますが、喧嘩は疲れます。
疲れるので、これは喧嘩になりそうだなあというときは、ならないような工夫を覚えていく事は大事だと思います。
どの夫婦も、それぞれのやり方みたいなものがあるのではないでしょうか。
まずは、年月を重ねることが一番でしょう。
妻も私も同じ精神を病んでいる事で、プラス面とマイナス面があると思います。
プラス面はお互いに相手に無理をさせないことでしょうか。
自分が無理の利かない分、相手にも求めません。
あとは福祉の面で生保保護などの公的援助を利用しやすいことです。
2人で過ごせる時間も健常者の人より多いでしょう。
あと、親から自立、死別した時に寂しい生活はありません。
将来の不安も少ないと思います。病院の医師やケースワーカーや看護師など、生活面での相談や援助も受けやすいです。
マイナスの面は、片方の調子が悪くなった時、相手も調子が悪くなります。
いざという時のキャパシティが人よりも少ないです。
一般の就労がなかなか上手く出来ず、裕福な生活は遺産でも相続しないかぎり期待出来ません。
そのかわり先程に挙げたように、生保保護や障害年金などの公的援助があり、最低限の生活は生存権により保証されます。
人は日本で生きていく場合、成人すると国民年金や厚生年金の加入。
市民税などの住所税。国民健康保険の加入。NHKの受信料。所得税。資産税など、色々なお金が毎月出ていきます。
また老後のために、貯蓄や保険などの積み立てなどをしておかないと、人並みに余生を過ごすことも出来ません。
これらの日本の社会的仕組みでは、なかなか障害者の社会生活は厳しいものがあります。
近年はかなり障害者の就労率も増えているようですが、まだまだ待遇が悪いと思われます。
話はかなりそれましたが、障害者同士の既婚というのは、私の体験からして良い面悪い面があるのは勿論、大変ですが幸せである、というのが答えです。
しかし結婚ということにより、その人に光が見出せる場合もあることは間違いありません。
幸いにも、私の両親や家内の両親も生前に(母親は健在)結婚に対して理解が深かったことで今の私たちがあります。
これから、障害をもって人生に悩んでいる人たちが結婚という選択肢が普通にもてる世の中であってほしいものです。
なかなか病気の治療が精一杯で、人生の半ばを過ぎても親に身の回りのことをしてもらっている人が多く。自立どころか親の亡き後はどうしていくのだろうという人がほとんどです。
そういう人たちを見てきた関係者の方たちには、結婚は無理だろうと思う方が多いと思います。
私にも無責任なことは言えないので、できるかできないかは人それぞれだとしか言えません。
ただ、結婚した当時者として幸せになったことは胸を張って言えます。
後は周りが見守ってあげることでしょう。
どんな人でも幸せと言える世の中であってほしいです。
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