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2nd season 第三章
147 シリア暗殺計画(10)
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目覚めると、そこは揺れる檻の中だった。
・・・生きてる?
後ろ手に鉄枷がはめられ、檻から伸びた鎖が足首に巻かれている。
衣服は剥ぎ取られ、首に違和感を感じる。
「団長、めー覚ましたみてぇですぜ」
「おう、馬車ぁ止めろ」
傭兵?
団長と呼ばれた男の他に、三人のガラの悪い男たちがいる。
ガチャガチャ
男たちの視線に晒されながら、小さくうずくまって胸を隠す。
「姉ちゃんよー、今更隠してもしゃーねーだろ?まっ、殺しゃぁしねぇから安心しな」
全身が鉛のように重くて、力が入らない・・・この感覚・・・封魔の首輪。
「団長~、たしかにヨダレが出そうないい女にちがいねぇが、こんな檻まで買っちまって、ほんとに高く売れるんでしょうねぇ?」
「ばーか、俺は昔グラム王国に居たんだよ。この女はあそこの王都じゃ知れた顔。氷結姫として知られた冒険者で、そのあと何があったか、性奴隷としてお貴族様に飼われてたんだ、その性奴隷を今の教皇様が白金貨十枚で買い取ったって聞いたときゃおでれーたね。ホントの話だろ?姉ちゃん?」
わたしは答えない。
過去はどこまでも追ってくる・・・でも、その過去のおかげで命を拾われたのかも。
生きていれば、生きてさえいればまた、きっとカインが・・・。
あっ・・・。
「あの・・・何日・・・経ちました?」
「あーん?人様の質問には答えねぇで、教えてもらえっと思ってんのかぁ?」
「・・・本当・・・です・・・」
「ふんっ、最初っから素直に答えりゃいんだよ!」
「教えて下さい・・・何日・・・経ちました?」
「2日だ。てめぇが500人もぶっころして2日んなる」
2日・・・7月7日・・・まだ五日ある・・・その間に・・・。
「わたしは・・・どうなりますか?」
「あー、何。どうもしねぇよ?ちこーっとお隣のハルバナ王国まで行って、そこでおさらばだ。まっ、めぇ覚ましたんなら、今夜はちこーっと楽しませてもらうけどよ?なにせ白金貨10枚だ。味見しとかなきゃバチがあたんべ?」
ガチャガチャ
「お願いですっ!わたしを聖教国に、旦那様の元に返して下さい!お金ならいくらでもお支払いしますっ!」
「あーん?ばかかおめぇ?教皇様の嫁狙っといて、ノコノコ行けるわけがねぇだろ?」
「わたしがっ!わたしが保証しますっ!絶対に皆様を罰することはありませんっ!」
「んなこと信じられるわけねぇーだろ?まっ、せいぜい新しいご主人様にかわいがってもらうんだな」
「くっ・・・」
わたしたち、ロックハウスの女には、女達だけの誓いがある。
決してカインを裏切らない。
決して家族を裏切らない。
そしてこんなときの為のものも・・・。
もしも敵の手に落ち、辱められそうになっても、勝てないのなら絶対に『抵抗してはならない』・・・何があろうと、どれほど汚されようと、絶対に生き延びる。
貞操を守って命を落とすような、カインを苦しませるような事は絶対にしてはならない。
誇りも何も全てかなぐり捨て、泥水をすすってでも生き延びる・・・必死に探しているであろう、カインの為に・・・。
~~~~~
「なんでっ!なんで見つかんないのよっ!」
白騎士隊と面識のある軍部の兵たちをガザル村に配置し、571名の暗部を周辺に放ち、昼夜を問わず捜索を続けているのに、ユリアの行方がまったく掴めない。
今現在、聖都に残した暗部は十人も居ない。
「あと四日・・・四日のうちに見つけないとユリアが・・・」
最後にユリアを抱いたのは7月2日の誕生日。
そして今日は7月8日。
10日間のリミットまであと四日しか無い。
既に捜索網は半径200kmまで拡大している・・・いくら人口が少なくとも、面積は膨大、半径20kmですら東京の23区を飲み込む広さ、それが200kmとなれば福島から静岡まで、その範囲からたった一人の人間を探すなど、一万の人員を投入してもそうそう見つからないだろう。
「戦闘から三日、ユリアが自分で逃げているなら、何かきっと接触があるはずだ。おそらくユリアは捕らえられてる。盗賊の根城、打ち捨てられた砦、そういった、人間を監禁するのに都合の良さそうなところを洗い直すんだっ!」
「「「はいっ!」」」
~~~~~
わたしたちが向かっているのはホンジュラスの東、ハルバナ王国の辺境都市。
国境はあっけなく越えられた。
山道には関所すら無かった。
明日にはその街に着くという。
ハルバナの王都には神殿があるが、その街には神殿が無い。
あと四日・・・カイン・・・見つけて欲しい・・・。
「おらっ、メシの前にやることあんだろ?」
パチパチと焚き火がはぜる。
10日間の呪いの話は信じてもらえなかった。
旦那様以外の男性を、膣には受け入れられない制約は知ってたのに・・・。
切り株に腰掛ける男。
わたしは逆らおうとしない。
団長と呼ばれるその男の、脚の間に跪く。
熱り立つおちんちんを口に含み、舌の上でねっとりと転がす。
惨めで・・・悔しくて・・・なのに・・・おまたが疼いて狂いそう。
「おい、見ろよこの女?しゃぶりながらビショビショに濡らしてんぜ?」
「かぁーたまんねぇ、この穴に入れらんねぇとか拷問だろ?」
ずっと後ろ手に拘束されてるから、自分で慰めることも出来ない。
「じゃあ今日はおれが一番いただくぜ?」
「暴れるかと思ったが、昨夜もおとなしく股開いたし、案外ただの淫売なんじゃねーか?」
「いやおとなしか無かったろ?ケツに突っ込まれてヒィヒィ言ってやがってぜ?」
「ちがいねぇな?がははははは」
笑いながら男の人が入ってくる。
「んはぁんっ」
一日中視姦されて、恥ずかしさで昂ぶったカラダ、お尻に入れられただけで脳髄がしびれるくらいキモチイイ・・・カイン・・・ごめんなさい。
「んぶぅ んぶぅ んぶっ んぶぅ」
「おら、ヨガってねぇでちゃんとしゃぶれやっ!」
自覚してる。
わたしは淫売だ。
だれに犯されても、カラダが悦んでしまう。
ぱんっ ぱんっ ぬっぽ ぬっぽ ぱんぱんっ ぱんぱんっ
「んぶぅぅぅぅ んぶぶぶぅ んぶっ んぶっ んんんんんっ」
ぶるぶるとオシリを震わせて、あたまが真っ白になる・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
「コイツ、イキやがったぜ?」
「とんでもねぇ女だなおい。見てみろ、この蕩けた顔っ?こりゃ教皇さまも夢中んなるわけだぜ」
「おらっ、淫売おんなっ!これでもくらえっ!」
ぱんぱんぱんっ ぱんぱんぱんっ どぷっ どぷっ びゅるるるるっ びゅるぅぅぅ~
「んぶぅぅぅぅぅ んぶぅぅぅぅぅぅっ」
「おうふっ・・・たまんねなヲイ」
「おらっ!出したんならとっとと変われよ!」
「ちょっ!待てって、この余韻がいんじゃねーか、もちょっと楽しませろよ」
最初の人が終わるとすぐに次の人が入ってくる。
「んはぁっ」
あと二人で終わる・・・終わってしまう・・・そんな風に思ってしまった・・・イヤラシイおんな。
こんな女、カインにふさわしくないよ。
カイン・・・カイン・・・カインの精液が欲しい・・・欲しくて欲しくて・・・もう・・・。
「おらっ!出すぞ!全部飲み込め!」
びゅるるるうるっ びゅるるっ びゅっ びゅ~っ びゅるっ
喉の奥に吐き出されるソレを、ケフケフとむせながら飲み込む。
わたしが知っているのは、七日目まで。
明日にはもっと酷くなる。
その先は・・・わたし・・・どうなってしまうんだろう・・・。
・・・生きてる?
後ろ手に鉄枷がはめられ、檻から伸びた鎖が足首に巻かれている。
衣服は剥ぎ取られ、首に違和感を感じる。
「団長、めー覚ましたみてぇですぜ」
「おう、馬車ぁ止めろ」
傭兵?
団長と呼ばれた男の他に、三人のガラの悪い男たちがいる。
ガチャガチャ
男たちの視線に晒されながら、小さくうずくまって胸を隠す。
「姉ちゃんよー、今更隠してもしゃーねーだろ?まっ、殺しゃぁしねぇから安心しな」
全身が鉛のように重くて、力が入らない・・・この感覚・・・封魔の首輪。
「団長~、たしかにヨダレが出そうないい女にちがいねぇが、こんな檻まで買っちまって、ほんとに高く売れるんでしょうねぇ?」
「ばーか、俺は昔グラム王国に居たんだよ。この女はあそこの王都じゃ知れた顔。氷結姫として知られた冒険者で、そのあと何があったか、性奴隷としてお貴族様に飼われてたんだ、その性奴隷を今の教皇様が白金貨十枚で買い取ったって聞いたときゃおでれーたね。ホントの話だろ?姉ちゃん?」
わたしは答えない。
過去はどこまでも追ってくる・・・でも、その過去のおかげで命を拾われたのかも。
生きていれば、生きてさえいればまた、きっとカインが・・・。
あっ・・・。
「あの・・・何日・・・経ちました?」
「あーん?人様の質問には答えねぇで、教えてもらえっと思ってんのかぁ?」
「・・・本当・・・です・・・」
「ふんっ、最初っから素直に答えりゃいんだよ!」
「教えて下さい・・・何日・・・経ちました?」
「2日だ。てめぇが500人もぶっころして2日んなる」
2日・・・7月7日・・・まだ五日ある・・・その間に・・・。
「わたしは・・・どうなりますか?」
「あー、何。どうもしねぇよ?ちこーっとお隣のハルバナ王国まで行って、そこでおさらばだ。まっ、めぇ覚ましたんなら、今夜はちこーっと楽しませてもらうけどよ?なにせ白金貨10枚だ。味見しとかなきゃバチがあたんべ?」
ガチャガチャ
「お願いですっ!わたしを聖教国に、旦那様の元に返して下さい!お金ならいくらでもお支払いしますっ!」
「あーん?ばかかおめぇ?教皇様の嫁狙っといて、ノコノコ行けるわけがねぇだろ?」
「わたしがっ!わたしが保証しますっ!絶対に皆様を罰することはありませんっ!」
「んなこと信じられるわけねぇーだろ?まっ、せいぜい新しいご主人様にかわいがってもらうんだな」
「くっ・・・」
わたしたち、ロックハウスの女には、女達だけの誓いがある。
決してカインを裏切らない。
決して家族を裏切らない。
そしてこんなときの為のものも・・・。
もしも敵の手に落ち、辱められそうになっても、勝てないのなら絶対に『抵抗してはならない』・・・何があろうと、どれほど汚されようと、絶対に生き延びる。
貞操を守って命を落とすような、カインを苦しませるような事は絶対にしてはならない。
誇りも何も全てかなぐり捨て、泥水をすすってでも生き延びる・・・必死に探しているであろう、カインの為に・・・。
~~~~~
「なんでっ!なんで見つかんないのよっ!」
白騎士隊と面識のある軍部の兵たちをガザル村に配置し、571名の暗部を周辺に放ち、昼夜を問わず捜索を続けているのに、ユリアの行方がまったく掴めない。
今現在、聖都に残した暗部は十人も居ない。
「あと四日・・・四日のうちに見つけないとユリアが・・・」
最後にユリアを抱いたのは7月2日の誕生日。
そして今日は7月8日。
10日間のリミットまであと四日しか無い。
既に捜索網は半径200kmまで拡大している・・・いくら人口が少なくとも、面積は膨大、半径20kmですら東京の23区を飲み込む広さ、それが200kmとなれば福島から静岡まで、その範囲からたった一人の人間を探すなど、一万の人員を投入してもそうそう見つからないだろう。
「戦闘から三日、ユリアが自分で逃げているなら、何かきっと接触があるはずだ。おそらくユリアは捕らえられてる。盗賊の根城、打ち捨てられた砦、そういった、人間を監禁するのに都合の良さそうなところを洗い直すんだっ!」
「「「はいっ!」」」
~~~~~
わたしたちが向かっているのはホンジュラスの東、ハルバナ王国の辺境都市。
国境はあっけなく越えられた。
山道には関所すら無かった。
明日にはその街に着くという。
ハルバナの王都には神殿があるが、その街には神殿が無い。
あと四日・・・カイン・・・見つけて欲しい・・・。
「おらっ、メシの前にやることあんだろ?」
パチパチと焚き火がはぜる。
10日間の呪いの話は信じてもらえなかった。
旦那様以外の男性を、膣には受け入れられない制約は知ってたのに・・・。
切り株に腰掛ける男。
わたしは逆らおうとしない。
団長と呼ばれるその男の、脚の間に跪く。
熱り立つおちんちんを口に含み、舌の上でねっとりと転がす。
惨めで・・・悔しくて・・・なのに・・・おまたが疼いて狂いそう。
「おい、見ろよこの女?しゃぶりながらビショビショに濡らしてんぜ?」
「かぁーたまんねぇ、この穴に入れらんねぇとか拷問だろ?」
ずっと後ろ手に拘束されてるから、自分で慰めることも出来ない。
「じゃあ今日はおれが一番いただくぜ?」
「暴れるかと思ったが、昨夜もおとなしく股開いたし、案外ただの淫売なんじゃねーか?」
「いやおとなしか無かったろ?ケツに突っ込まれてヒィヒィ言ってやがってぜ?」
「ちがいねぇな?がははははは」
笑いながら男の人が入ってくる。
「んはぁんっ」
一日中視姦されて、恥ずかしさで昂ぶったカラダ、お尻に入れられただけで脳髄がしびれるくらいキモチイイ・・・カイン・・・ごめんなさい。
「んぶぅ んぶぅ んぶっ んぶぅ」
「おら、ヨガってねぇでちゃんとしゃぶれやっ!」
自覚してる。
わたしは淫売だ。
だれに犯されても、カラダが悦んでしまう。
ぱんっ ぱんっ ぬっぽ ぬっぽ ぱんぱんっ ぱんぱんっ
「んぶぅぅぅぅ んぶぶぶぅ んぶっ んぶっ んんんんんっ」
ぶるぶるとオシリを震わせて、あたまが真っ白になる・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
「コイツ、イキやがったぜ?」
「とんでもねぇ女だなおい。見てみろ、この蕩けた顔っ?こりゃ教皇さまも夢中んなるわけだぜ」
「おらっ、淫売おんなっ!これでもくらえっ!」
ぱんぱんぱんっ ぱんぱんぱんっ どぷっ どぷっ びゅるるるるっ びゅるぅぅぅ~
「んぶぅぅぅぅぅ んぶぅぅぅぅぅぅっ」
「おうふっ・・・たまんねなヲイ」
「おらっ!出したんならとっとと変われよ!」
「ちょっ!待てって、この余韻がいんじゃねーか、もちょっと楽しませろよ」
最初の人が終わるとすぐに次の人が入ってくる。
「んはぁっ」
あと二人で終わる・・・終わってしまう・・・そんな風に思ってしまった・・・イヤラシイおんな。
こんな女、カインにふさわしくないよ。
カイン・・・カイン・・・カインの精液が欲しい・・・欲しくて欲しくて・・・もう・・・。
「おらっ!出すぞ!全部飲み込め!」
びゅるるるうるっ びゅるるっ びゅっ びゅ~っ びゅるっ
喉の奥に吐き出されるソレを、ケフケフとむせながら飲み込む。
わたしが知っているのは、七日目まで。
明日にはもっと酷くなる。
その先は・・・わたし・・・どうなってしまうんだろう・・・。
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