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1st season 第二章
029 友情
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パチパチと焚き火がはぜる。
試練を終えた安堵からか、昨夜とは打って変わって場の空気は和らいでいた。
助けられたアベルはカインの隣に腰掛け、その胸に身を預けていた。
「カイン君の言うとおりだった。アレは・・・踏破出来てはいけないものだ」
「「「「「?」」」」」
「・・・そう・・・ですか。」
カインとアベルにしかわからない言葉。
アベルは、ぎゅっとカインに身を寄せる。
「なんか~、隊長、おかしくないですか~?」
「ね~、ずっとカイン君にベッタリ~」
「うっ、うるさいっ!疲れているだけだっ!」
「え~、絶対おかしいですよ~」
「二人だけのイチャイチャ感が半端ないっ!」
「これはもう・・・ふたりまとめて折檻しかありませんね?」
「だっ、だめだっ!今日は・・・安静にすべきだっ!」
「も~仕方ない、特別に最初の不寝番は二人だけにしてあげますよ~。いこいこ」
からかいながらも気をきかせ、二人だけにしてくれる優しい部下達。
「アベルさん・・・?」
胸にしがみつくアベルの顔は見えないが、耳が真っ赤な事だけはわかる。
「・・・どれだけ不幸せだったかが判ってしまう・・・アレはそういうものだと、カイン君は言ったね?」
「えぇ、ちょっと思い返すと恥ずかしいです」
「私も・・・踏破してしまったカイン君と比べたら全然矮小なものだが・・・それでも、わかってしまったんだ・・・だから進めてしまった」
「・・・そう・・・ですか。」
「うん・・・皆には言えぬが、カイン君だけにはそれを知って欲しかった」
「倒れていたアベルさん、とても悲しい顔をしていました。静かで・・・絶望が宿って・・・」
「そうか・・・」
「・・・」
「なぁ、カイン君。今夜は、その、イヤラシイ意味じゃなくて、ずっと隣に居てもらっていいだろうか?」
「はい。僕にとってもアベルさんは、数少ない大切な存在です」
「・・・嬉しい・・・と言うのは結構恥ずかしいな」
「恥ずかしい姿を見せるられるから、大切なんだと思います」
抱かれて眠るアベルの表情は、とても穏やかになっていた。
~~~~~
街に戻ると、ラティアさんと話がしたいと、アベルさんに言われた。
三人でテーブルにつくが、アベルさんが一向に口を開かない。
「す、すまない、カイン君。やはりラティア殿と二人で話させて貰いたい」
「別に構わないですよ?皆んなの所にいますね」
カインが離れると、言いづらそうにアベルが口火を切る。
「こんな事を願い出るのはとても無礼で、恥知らずなことだと百も承知だ。だが、今を逃したら、私にはもう機会が無い・・・だから、聞いて欲しい」
「はい」
「我らはもう数日、ここに留まることが出来る。そしてそのあいだ・・・ラティア殿、その間、カイン君と床をともにさせて貰えないだろうか?」
「・・・好きになって、しまったのですね?」
「うむ。はじめての事だ。私の女は主によって散らされた。その後一度も寝所には呼ばれたことがない。無論、戦場で滾った身体を男と冷ましたことはあるのだが、このような、愛おしい気持ちは初めてなのだ。」
ふぅ・・・と小さな吐息を吐いてラティアが応える。
「私はカイン様に金銭分の身体を使って頂く身、元よりカイン様とアベル様のことがらに許可を出す立場にありません・・・でも・・・こうしてお話して下さったこと、嬉しく思います。同じ気持ちを抱えるものとしてせめて、アベル様がご滞在の間、私はカイン様のお部屋に参りません」
「ラティア殿・・・感謝する」
深く頭を下げるアベル、ささやかな友情が芽生えた瞬間だった。
「それはそうとアベル様・・・」
女たちの楽しげな会話が始まる、話題は勿論カインの夜の生態だ。
~~~~~
コンコン
カインの部屋。
「はい・・・アベルさん???」
「ど、ど、どうだろうか?」
耳まで真っ赤にして部屋を訪れたアベルは真っ白なドレスに包まれていた。
「ラティア殿に貸して頂いたんだ。それで、その・・・私が滞在中はお役目を譲ってくれると・・・」
(なんだこの可愛い女性は???)
モジモジと自信なさげに上目遣いでうかがうアベル。
「とても可愛くて。とても綺麗です。中に入ってもっと良く見せて下さい」
奇跡的に百点満点の回答を出したカインがアベルを招き入れる。
カインは察した。
年上で、いつも堂々としたこの女性にも、あの洞窟を歩けるほどの闇が有り、ラティアさんが許すほどに自分を慕ってくれているのだと。
「アベルさん、折角だからクルッと回って見せて下さい」
「こっ、こうか?」
「可愛いです。いつもの凛々しい姿も素敵ですが、今日みたいなドレス、もっといつも着ればいいのに。キレイになるとは思っていましたが、こんなに可愛くなるとは嬉しい誤算です」
「くっ・・・やめてくれ・・・恥ずかしすぎる」
そう言いながらもアデルはニマニマと頬が緩んでしまう。
「せっかくの二人きりです。今日はゆっくりと甘えあって過ごしましょう」
「カイン君、その、この歳でこんな事を言うのは恥ずかしいのだが、これからは『アベル』と、呼び捨てにしてもらえないか?」
「アベル・・・ちょっと照れくさいですね」
ベッドに上がり、壁に寄りかかって脚を伸ばすと、アベルに向かって手を広げる。
「おいでアベル」
いそいそとその腕に収まり、カインを見上げるアベル。
まるで少女のように目をキラキラさせ、手に入れる事が出来なかった時間を取り戻す。
恋人たちのひととき・・・話題は武器や魔物のソレがほとんどだが、アベルは夢見心地でその時間を噛み締めた。
いくばくかの時が流れ、ふとアベルがカインに問う。
「カイン君、もうひとつ、その、恥ずかしいというか、卑しいというか、お願いがあるのだが」
「なんですか?」
「軽蔑されそうで勇気が要る。わたしはその、主に女を散らされた。それも、廊下で、すれ違いざまに命じられ、立ったまま脚を開かされ、従者の目の前で散らされたのだ」
「アベル・・・そんな事、言わなくてもいい」
「いや、違うんだ。その、悍ましい記憶を、カイン君に上書きして貰いたいのだ。具体的には・・・立ったまま、後ろから愛して欲しい・・・」
消え入る声でアベルが告げる。
優しく抱き上げると、ベッドの外にアベルを立たせる。
壁際に押し付け、背中から抱きしめる。
肩越しに振り返るアベルの唇を奪い、ドレスをたくし上げる。
アベルの長く美しい脚が露わになり、引き締まった尻が突き出される。
その扇情的な二つの丸みの谷には、レースをあしらった細い一本の布が沈んでいる。
あまりにもか細い布は、アベルの隠すべきところを覆い切れておらず、その布が、カインを猛らせる為だけにそこにある事を示している。
太腿と尻の境界、その敏感な部分を掌で包み込み、優しく淫靡に揉みしだく。
「っふぁ っんん」
指の腹で、触れるか振れないかの距離で、サワサワと尻を撫でる。
「っふぅ っんん」
くねくねと尻をよじり、蜜の滴る秘部をカインの股間に押し付けるアベル。
壁に頬をあて、背を大きく反らせ、尻だけを突き出すその姿は、発情したメス以外の何者でもない。
下半身を露わにしたカインが、その凶悪なオスを臀部にこすり付ける。
カインから溢れた汁が、アベルの尻を汚してゆく。
「カイン君、おねがいだ。もう・・・たまらない」
両手で尻をつかみ、パクパクと開く割れ目へゆっくりと押し込んでゆく。
ぬぷっ 「っんあああああああ」
「アベルのお尻、とってもキレイで、とってもイヤラシイよ」
「っんふ あっ あふぅう」
脇腹に添えた両手を一気にずりあげ、豊かな胸を揉みしだく。
快楽に引き攣るうなじに大きく噛みつき、硬く尖らせた舌で力強く撫ぜ回す。
「っあん っああ あああ それ、ゾクゾクするっ あっ あっ あああああ」
肩をブルブルと震わせ、歓びの声をあげるアベルを、ゆっくりと繰り返し貫く。
ぬちゃ ぬちゃ ぬちゃ ぬちゃ
尻穴をヒクつかせ、太腿が引き攣る。
蜜壺から滴る愛液を指にとり、その尻穴に塗りつけると、親指をゆっくりと押し込んでゆく。
「っあ あーーーーー あーーーーー」
逃げようとする尻を反対の手で鷲掴みに捉え、腰を打ち付けながら囁きかける。
「お尻のあなまで奪われちゃったよ?」
「いやっ・・・ひどいっ・・・こんなの・・・はじめて」
「俺に奪ってほしかったんんでしょ?アベルのお尻の穴、ひくひくして可愛いよ?」
「いや・・・恥ずかしい・・・お嫁にいけない・・・」
尻穴を固定されて身動きが取れず、突き上げる男根が膣壁を撫ぜる。
絶対的な屈辱と、それを与えるものへの愛情が渦巻き、アベルの頭は混乱し続ける。
「っあー っあー っあー っあー」
もはや言葉を紡ぐことも出来ず、獣のように暴れ狂う快楽を、だた音として外に逃がす。
指を引き抜いたカインが、尻をつかみ大きく左右に開く。
「アベルの尻穴、ぽっかりと口が開いて、中が丸見えだ」
「いやぁーっ いやぁーっ」
すっと引き抜かれたペニスが、その出すためだけの穴に押し込まれる。
「っんんん だめ そんなのだめっ っあああああああ」
「ほら、これでアベルの穴は全部俺のものだよ」
ゆっくりと肉棒を動かすと、アベルの尻がブルブルと震える。
抱えるように右腕を回し、愛液にまみれたクリトリスを扱く。
「気持ちいい?立ったまま尻の穴を犯されてるのに、クリトリスガチガチに勃起してるよ?」
「っん いやんっ ひどい カイン君ひどい」
「そうだよ。酷いことされて、大好きなカインに犯されてるんだよ。もうアベルは俺のものだ。尻の穴まで俺のものだよ?」
「っああああ 嬉しい 酷いのに・・・嬉しいです」
「ほらっ、このままお尻の穴でイってごらん?そうすればもっと俺のものになれるよ?」
「っんはぁ っんはぁ 気持ちいい お尻の穴できもちい お尻の穴でイかされるぅうう イクっ ほんとにいっちゃう~」
細い背中が一際大きく仰け反り、ドレスから尻を丸出しにしたまま、奥歯をカチカチとならして絶頂を迎える。
そのあさましいまでの美しさに、カインも堪えきれず尻の中で果てる。
未だプルプルと震えの止まらないアベルを優しく抱きしめる。
「怖かった?でも、もう俺のものになったよ」
「カイン君・・・ありがとう・・・これで私を散らしたのはカイン君だ」
試練を終えた安堵からか、昨夜とは打って変わって場の空気は和らいでいた。
助けられたアベルはカインの隣に腰掛け、その胸に身を預けていた。
「カイン君の言うとおりだった。アレは・・・踏破出来てはいけないものだ」
「「「「「?」」」」」
「・・・そう・・・ですか。」
カインとアベルにしかわからない言葉。
アベルは、ぎゅっとカインに身を寄せる。
「なんか~、隊長、おかしくないですか~?」
「ね~、ずっとカイン君にベッタリ~」
「うっ、うるさいっ!疲れているだけだっ!」
「え~、絶対おかしいですよ~」
「二人だけのイチャイチャ感が半端ないっ!」
「これはもう・・・ふたりまとめて折檻しかありませんね?」
「だっ、だめだっ!今日は・・・安静にすべきだっ!」
「も~仕方ない、特別に最初の不寝番は二人だけにしてあげますよ~。いこいこ」
からかいながらも気をきかせ、二人だけにしてくれる優しい部下達。
「アベルさん・・・?」
胸にしがみつくアベルの顔は見えないが、耳が真っ赤な事だけはわかる。
「・・・どれだけ不幸せだったかが判ってしまう・・・アレはそういうものだと、カイン君は言ったね?」
「えぇ、ちょっと思い返すと恥ずかしいです」
「私も・・・踏破してしまったカイン君と比べたら全然矮小なものだが・・・それでも、わかってしまったんだ・・・だから進めてしまった」
「・・・そう・・・ですか。」
「うん・・・皆には言えぬが、カイン君だけにはそれを知って欲しかった」
「倒れていたアベルさん、とても悲しい顔をしていました。静かで・・・絶望が宿って・・・」
「そうか・・・」
「・・・」
「なぁ、カイン君。今夜は、その、イヤラシイ意味じゃなくて、ずっと隣に居てもらっていいだろうか?」
「はい。僕にとってもアベルさんは、数少ない大切な存在です」
「・・・嬉しい・・・と言うのは結構恥ずかしいな」
「恥ずかしい姿を見せるられるから、大切なんだと思います」
抱かれて眠るアベルの表情は、とても穏やかになっていた。
~~~~~
街に戻ると、ラティアさんと話がしたいと、アベルさんに言われた。
三人でテーブルにつくが、アベルさんが一向に口を開かない。
「す、すまない、カイン君。やはりラティア殿と二人で話させて貰いたい」
「別に構わないですよ?皆んなの所にいますね」
カインが離れると、言いづらそうにアベルが口火を切る。
「こんな事を願い出るのはとても無礼で、恥知らずなことだと百も承知だ。だが、今を逃したら、私にはもう機会が無い・・・だから、聞いて欲しい」
「はい」
「我らはもう数日、ここに留まることが出来る。そしてそのあいだ・・・ラティア殿、その間、カイン君と床をともにさせて貰えないだろうか?」
「・・・好きになって、しまったのですね?」
「うむ。はじめての事だ。私の女は主によって散らされた。その後一度も寝所には呼ばれたことがない。無論、戦場で滾った身体を男と冷ましたことはあるのだが、このような、愛おしい気持ちは初めてなのだ。」
ふぅ・・・と小さな吐息を吐いてラティアが応える。
「私はカイン様に金銭分の身体を使って頂く身、元よりカイン様とアベル様のことがらに許可を出す立場にありません・・・でも・・・こうしてお話して下さったこと、嬉しく思います。同じ気持ちを抱えるものとしてせめて、アベル様がご滞在の間、私はカイン様のお部屋に参りません」
「ラティア殿・・・感謝する」
深く頭を下げるアベル、ささやかな友情が芽生えた瞬間だった。
「それはそうとアベル様・・・」
女たちの楽しげな会話が始まる、話題は勿論カインの夜の生態だ。
~~~~~
コンコン
カインの部屋。
「はい・・・アベルさん???」
「ど、ど、どうだろうか?」
耳まで真っ赤にして部屋を訪れたアベルは真っ白なドレスに包まれていた。
「ラティア殿に貸して頂いたんだ。それで、その・・・私が滞在中はお役目を譲ってくれると・・・」
(なんだこの可愛い女性は???)
モジモジと自信なさげに上目遣いでうかがうアベル。
「とても可愛くて。とても綺麗です。中に入ってもっと良く見せて下さい」
奇跡的に百点満点の回答を出したカインがアベルを招き入れる。
カインは察した。
年上で、いつも堂々としたこの女性にも、あの洞窟を歩けるほどの闇が有り、ラティアさんが許すほどに自分を慕ってくれているのだと。
「アベルさん、折角だからクルッと回って見せて下さい」
「こっ、こうか?」
「可愛いです。いつもの凛々しい姿も素敵ですが、今日みたいなドレス、もっといつも着ればいいのに。キレイになるとは思っていましたが、こんなに可愛くなるとは嬉しい誤算です」
「くっ・・・やめてくれ・・・恥ずかしすぎる」
そう言いながらもアデルはニマニマと頬が緩んでしまう。
「せっかくの二人きりです。今日はゆっくりと甘えあって過ごしましょう」
「カイン君、その、この歳でこんな事を言うのは恥ずかしいのだが、これからは『アベル』と、呼び捨てにしてもらえないか?」
「アベル・・・ちょっと照れくさいですね」
ベッドに上がり、壁に寄りかかって脚を伸ばすと、アベルに向かって手を広げる。
「おいでアベル」
いそいそとその腕に収まり、カインを見上げるアベル。
まるで少女のように目をキラキラさせ、手に入れる事が出来なかった時間を取り戻す。
恋人たちのひととき・・・話題は武器や魔物のソレがほとんどだが、アベルは夢見心地でその時間を噛み締めた。
いくばくかの時が流れ、ふとアベルがカインに問う。
「カイン君、もうひとつ、その、恥ずかしいというか、卑しいというか、お願いがあるのだが」
「なんですか?」
「軽蔑されそうで勇気が要る。わたしはその、主に女を散らされた。それも、廊下で、すれ違いざまに命じられ、立ったまま脚を開かされ、従者の目の前で散らされたのだ」
「アベル・・・そんな事、言わなくてもいい」
「いや、違うんだ。その、悍ましい記憶を、カイン君に上書きして貰いたいのだ。具体的には・・・立ったまま、後ろから愛して欲しい・・・」
消え入る声でアベルが告げる。
優しく抱き上げると、ベッドの外にアベルを立たせる。
壁際に押し付け、背中から抱きしめる。
肩越しに振り返るアベルの唇を奪い、ドレスをたくし上げる。
アベルの長く美しい脚が露わになり、引き締まった尻が突き出される。
その扇情的な二つの丸みの谷には、レースをあしらった細い一本の布が沈んでいる。
あまりにもか細い布は、アベルの隠すべきところを覆い切れておらず、その布が、カインを猛らせる為だけにそこにある事を示している。
太腿と尻の境界、その敏感な部分を掌で包み込み、優しく淫靡に揉みしだく。
「っふぁ っんん」
指の腹で、触れるか振れないかの距離で、サワサワと尻を撫でる。
「っふぅ っんん」
くねくねと尻をよじり、蜜の滴る秘部をカインの股間に押し付けるアベル。
壁に頬をあて、背を大きく反らせ、尻だけを突き出すその姿は、発情したメス以外の何者でもない。
下半身を露わにしたカインが、その凶悪なオスを臀部にこすり付ける。
カインから溢れた汁が、アベルの尻を汚してゆく。
「カイン君、おねがいだ。もう・・・たまらない」
両手で尻をつかみ、パクパクと開く割れ目へゆっくりと押し込んでゆく。
ぬぷっ 「っんあああああああ」
「アベルのお尻、とってもキレイで、とってもイヤラシイよ」
「っんふ あっ あふぅう」
脇腹に添えた両手を一気にずりあげ、豊かな胸を揉みしだく。
快楽に引き攣るうなじに大きく噛みつき、硬く尖らせた舌で力強く撫ぜ回す。
「っあん っああ あああ それ、ゾクゾクするっ あっ あっ あああああ」
肩をブルブルと震わせ、歓びの声をあげるアベルを、ゆっくりと繰り返し貫く。
ぬちゃ ぬちゃ ぬちゃ ぬちゃ
尻穴をヒクつかせ、太腿が引き攣る。
蜜壺から滴る愛液を指にとり、その尻穴に塗りつけると、親指をゆっくりと押し込んでゆく。
「っあ あーーーーー あーーーーー」
逃げようとする尻を反対の手で鷲掴みに捉え、腰を打ち付けながら囁きかける。
「お尻のあなまで奪われちゃったよ?」
「いやっ・・・ひどいっ・・・こんなの・・・はじめて」
「俺に奪ってほしかったんんでしょ?アベルのお尻の穴、ひくひくして可愛いよ?」
「いや・・・恥ずかしい・・・お嫁にいけない・・・」
尻穴を固定されて身動きが取れず、突き上げる男根が膣壁を撫ぜる。
絶対的な屈辱と、それを与えるものへの愛情が渦巻き、アベルの頭は混乱し続ける。
「っあー っあー っあー っあー」
もはや言葉を紡ぐことも出来ず、獣のように暴れ狂う快楽を、だた音として外に逃がす。
指を引き抜いたカインが、尻をつかみ大きく左右に開く。
「アベルの尻穴、ぽっかりと口が開いて、中が丸見えだ」
「いやぁーっ いやぁーっ」
すっと引き抜かれたペニスが、その出すためだけの穴に押し込まれる。
「っんんん だめ そんなのだめっ っあああああああ」
「ほら、これでアベルの穴は全部俺のものだよ」
ゆっくりと肉棒を動かすと、アベルの尻がブルブルと震える。
抱えるように右腕を回し、愛液にまみれたクリトリスを扱く。
「気持ちいい?立ったまま尻の穴を犯されてるのに、クリトリスガチガチに勃起してるよ?」
「っん いやんっ ひどい カイン君ひどい」
「そうだよ。酷いことされて、大好きなカインに犯されてるんだよ。もうアベルは俺のものだ。尻の穴まで俺のものだよ?」
「っああああ 嬉しい 酷いのに・・・嬉しいです」
「ほらっ、このままお尻の穴でイってごらん?そうすればもっと俺のものになれるよ?」
「っんはぁ っんはぁ 気持ちいい お尻の穴できもちい お尻の穴でイかされるぅうう イクっ ほんとにいっちゃう~」
細い背中が一際大きく仰け反り、ドレスから尻を丸出しにしたまま、奥歯をカチカチとならして絶頂を迎える。
そのあさましいまでの美しさに、カインも堪えきれず尻の中で果てる。
未だプルプルと震えの止まらないアベルを優しく抱きしめる。
「怖かった?でも、もう俺のものになったよ」
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