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Chapter12:クリスマスの夜に

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「イッちゃった?」

 私の反応に、あおくんは嬉しそうな様子で声をかける。

「ん……」

 ビクビクと身体を震わせながら頷くと

「か~わいい♡」

 吐息混じりの声が耳たぶにかかって

「あふぅん♡」

 また感じちゃったから

「も~♡ はな、可愛いよ~♡ 可愛いすぎっ♡」

 あおくんの腕が私の胸へと回り、更にぎゅううぅっと強く抱き締めていく。

「んふう♡」

 息苦しさから漏れ出る声は、まるで嫌がってないかのように甘ったるくなっていて

(あおくんの声も吐息も抱きしめも……全部気持ちいい……)

 それら全てが快感になっているんだと自覚した。

「もっともっとはなを気持ち良くさせてあげたい」
「ひゃあっ」

 あおくんはうなじに舌をペトッとくっつけたかと思えば

「ん~~~~~」

 そのまま腰までまっすぐ滑らせていく。

「ひゃああああああああああぁぁぁぁぁぁ」

 背骨に沿って快感がゾワゾワビクビクきちゃって、背中を反らせながら声をあげ続ける私。

「ああ~♡ 可愛い♡ 可愛い♡」

 結構大きな声が出ちゃって恥ずかしくなっちゃったけど、あおくんにとってはそれが興奮材料だったみたいでそのまま私のお尻にいっぱいキスしてきた。

(ええ?!! お、お尻に今、チュッて!!!!)

「やぁん♡ んひゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」

 「お尻キス」なんていう、大きな声を出すのよりももっともっと恥ずかしい行為にビックリしちゃって、更に大きく喘いでしまった。

「はぁ……はぁ……あおくぅん……」

 うつ伏せのまま振り向き、彼の方を見やると
 
「お尻キス、気持ち良くなかった?」

 眉を下げ、切ない声でそんな質問をしてきた。

「お尻キスはぁ……」

 気持ち良くなかったかと聞かれたら、「そんなことない」って言わざるを得ないし

「嫌だった?」

 正直、嫌ではなかったし

「俺ははなのエッチな声聞けて嬉しいし、出来ればこのままいっぱいキスしてあげたい気持ちなんだけどなぁ~」

 甘えたようにそんな言い方をしてくるあおくんにキュンキュンきていたから

「ぅ……嫌じゃないし……してもいいよ?」

 ……とまぁ、そう答えるしかない。

「やった♪」

 あおくんは切な表情から一変してニコニコ笑顔になって

「じゃあ誠心誠意はなのお尻を愛するね♡」

 チュッとキスし、そんな宣言をしたら私の腰を持ち上げ……

「えっ??!」

 彼の親指が、グイッとお尻のお肉を割り開いて……

「えっ? やっ、ああっ……!!」

 お尻の穴回りをペロペロと舐め始めたんだ。

「ひゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!だめぇ、それぇぇぇ!!!!!!」

 単なる「お尻キス」だと思っていたからギュッと身を強張らせる。

「ダメだよはな、ヒップに力を入れたら舐められないよ」
「なんで舐めちゃうの? キスだと思ったのにぃ!」

 また振り向いて彼の表情を確かめたら……

「え~だって、キスだけじゃつまらないでしょ?」

 切ない顔でもニコニコ顔でもなく、目をトロンとさせた……初めて見る表情になっていて

「キスじゃつまらないから、舐めちゃうの?」
「そうだよ、唇だけでは足りないからベロで愛するの♡」

 トロトロでもあるし、セクシーでもあるし……

「ベロで、私を愛しちゃうの?」
「そうだよ。お股ペロペロするのとおんなじ。愛し方は変わらないよ♡」

 その表情でそんな言い方されたら……

「うぅぅ……」
「お風呂入ってないから、イヤ? 穴は舐めないよ。穴の周りだけ」
「うぅ」

 それ以上「ダメ」だなんて言えなくて

「ね、いいでしょ? はなのお尻、いっぱいいっぱい愛したいんだよ。今までしてなくてごめんねって。はなのお尻も大好きだし愛してるよって、示したいんだよ」

 可愛らしくお願いまでされちゃったら

「分かったぁ」

 って頷くしかない。

「ありがと♡ はなっ♡」

 私の了承にあおくんは嬉しそうにニマーッて微笑むと、それから……

「やあぁあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡♡」

 ペロペロペロペロ、チュッチュチュッチュって、お尻ばっかり愛撫し始めたんだ。

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