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Chapter:11 可愛いジェラシー
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しおりを挟むその後ベッドの上で繰り広げられたエッチは、すっごくすっごく燃えた。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
お互い顔を見合わせてながら、呼吸を合わせたラブラブエッチで、奥を突かれる度に激しく感じちゃったし
「はな可愛い……すっごく可愛い♡」
エアコンの暖房を切ったのに、あおくんの体は汗だくで、体の末端までアチアチになってて
「ああん♡ あおくんもかっこいいよぅ♡」
あおくんの熱と私の熱が溶け合って、更に熱く熱くなっていってて、12月の夜とは考えられないくらい、私も全身びしょ濡れになっていた。
「今日のはなは、いつも以上に可愛いよ♡」
「ふぇぇ? いつも以上?」
「うん、だって俺の事めちゃくちゃ大好きって知れたし、実際はなは俺の事をめちゃくちゃ大好きでいてくれてるでしょ?」
「うん♡ だって、写真見てモヤモヤが止まらなかったんだもん♡」
コルクボードから見つけたあのツーショット写真。
あの存在は私の気持ちをモヤつかせたし、悲しい気持ちにもなったんだけど……それって要するにジェラシー感じちゃったって話なわけで。
「まさやん、まだあのカメラ持ってたはずだよ。今度俺とのツーショット写真、撮ってもらおうね♡」
「うん♡ オシャレして撮りたい♡」
「オシャレするの?」
「うんっ! ミツキさんに勝ちたいからっ!」
「はなは充分勝ってるよ♪ チュッ♡」
「ん~♡ それでも勝ちたいのっ! 圧勝したいのっ!! チュッチュッ♡」
(まさか私がジェラシーで心乱されるようになるとは……)
自分の独占欲がこんなにも強かっただなんて、新たな発見でもあったし
「はな、本当に可愛い♡ 好き♡ 大好き♡」
そんな私の態度があおくんにとってツボだったのがすっごくすっごく嬉しくて、眠るまでずーっとしていたイチャイチャも、一層幸せに感じられた。
「あおくん大好き大好き~♡♡♡」
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