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夜に咲く山百合
★山百合に慰めのキスを
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*
食事を終えた直後、燿太は後片付けを願い出たのだが「ここは私の部屋だから」という理由で馨が手早く洗い物を始めてしまった。
(元々料理好きな人で、自分家のキッチンは「城」と考えているタイプなんだろうなぁ)
以前恵里子から「ある一定数の人はね、そのように考えているのよ。私もその1人」と聞かされた事がある。料理好きの人間に表れやすい傾向らしい。
「分かった。じゃあ後でボクの部屋行こうよ、オイルほぐしとかして、馨さんをとびきり気持ち良くしてあげるから」
彼女の背中に呼び掛けると、すぐにその首がコクリと動く。
まだ恋人といえる関係に成りきれていないのだが、彼女なりに自分への好意を持ってくれているのだと知れて嬉しくなった。
*
「そういえば、どうして今日は早く帰れたの? 繁忙期なんでしょ? お仕事で何かあった?」
馨の背中にマッサージ用オイルを垂らしながら燿太が訊いてみると
「ああ……あのね。権力に負けて閑職へ追いやられたってだけよ。矢野さんと一緒に」
と、全く悲観していない口ぶりで馨はサラリと返答したのだ。
「えっ……矢野さんって確か」
「そう、貴方の元お客さんの」
「スズさん?」
「うん」
(権力に負けて? どういう意味なんだろう?)
今日突然そのような事態が起こったのだとしたら、馨はスズと一緒に何かをやらかした事になる。それも、先週末辺りに。
(先週末って言ったらアレかなぁ……鮫谷俊輔の家へNTR女の荷物持って行ったっていう)
部外者の燿太が思い当たるものと言えばそれしかないし
「要はね、金曜日に運んだ後輩の私物が何故か『大事なお得意様への大事な荷物』って扱いにされてて『荷物の梱包の仕方が非常に悪かった』って激怒されてるんですって」
馨のその言葉を聞いて燿太は絶句する。
「その大事な荷物って、アレでしょ?」
「そう、アレ」
「馨さんもそうだけど、スズ……じゃなくて矢野さんも真面目にお仕事する人だから実際粗雑に扱った訳でもないんだよね?」
「一応壊れないように梱包したよ? ジェルネイルに使うライトとかは」
「ジェルネイル……」
また、内容物を聞いて更にドン引きした。どう考えても会社のデスクに置いておくものではない。長期の休暇を取る後輩の為に先輩がわざわざ壊れないように梱包し、その他諸々合わせて段ボールに入れ、社用車を使ってわざわざタワマンまで運んであげたというのに、受け取ったNTR女は激怒したというのである。
「その子の父親ってね、うちの会社が逆らえない立場に居る人なの。偉いのは父親だけだっていうのにその子は私怨の為に権力を利用したのよ。ただ私達がムカつくから閑職に回した上で退職させてやるって」
「……何それ」
「ね、貴方だって呆れるでしょ。そんなバカな話がね、起こってしまったのよリアルに」
尚も淡々と話す馨が信じられない気持ちでいた。
(ボクが昔受けたいじめと大差ないじゃないか……そんなのが社会人になってもまだあるだなんて)
「閑職って馨さん言ってたけど、会社辞めるの?」
「閑職とは具体的にどのようなものか分からないが窓際族ってものと同種なのだろう」と予想を立てながら、燿太は更にその先の「退職」に対して詳しく訊いてみた。
「辞めるというか……辞めさせられるというか。
来年2月、我が社は大きな組織改革が起きるのよ。社長派閥が完全に消滅して常務派閥の独断となる。第一、第二って分かれていた部署が一つに……表向きは統合だけど実質は社長が立ち上げた第一部門を無くして常務派閥が幅を利かせる形になるってわけ」
「社長って、会社で一番偉いんじゃないの?」
「先代が亡くなって急いで就任した若社長よりも、会社設立からずっと在籍してる常務を支持する人間は多いの。社内でも、社外でもね」
(それが『権力』というヤツなのか……醜いな)
馨の話を聞いて、燿太は即座にそう思ったし、そのような事態になって悔しくないのだろうか? と疑問に思った。
「私と矢野さんは急に第一企画部へ異動となってね、部長とリモート会議して今日の仕事が終わったの。多分明日からも早めに帰れるし、余った時間は転職活動に費やそうって考えてるところよ。第一企画部長も私達に『早く新しいところを探した方がいい』って勧めてくれたしね」
未だ淡々と話す馨の様子が不思議でならず
「それって、悔しくはないの?」
と、素直な質問をぶつける。すると
「いいのよ。入社前は『憧れの会社で仕事出来る』ってキラキラした気持ちでいたけど、この6年半絶望しかしてないし。矢野さんもこき使われてばっかりで不満持ってたし、最後の最後で憧れの企画部に籍を置いて辞められるならそれでいいかなって考えてるの。退職日まで深夜残業するなんて地獄から回避出来てれば幾分マシって事」
ずっと同様のトーンで話してくれていた馨の背中が微かに震える。
(あ……)
燿太の指先はピタリと止まり……それから
(悔しくないわけ、ないよな。馨さんもスズさんもずっとずっと耐えてきていたんだから)
猛烈に彼女を抱き締めたくなった。
「馨さん」
喉をゴクリと鳴らした後で彼女の名前を呼んだのに
「ん?」
何の気もない返事が耳を突いたので少々苛立ち……
「っ」
彼女を無理矢理こちらへ振り向かせるなり唇を奪った。
「っ、な!」
戸惑う彼女を無視して
「んふ……」
性欲高める為の舌技を披露して
「っ……ぁ」
「急にこんな事するのも良くない? ちょっとしたスパイスもボク達の関係には必要でしょ?」
そう言いくるめ、彼女と同じく燿太も上半身裸になった。
「ちょ……ここマッサージベッドっ」
「もちろん移動するよ、ボクだってバカじゃないし」
馨を横抱きにして数歩、1日ぶりに自分の寝具へと辿り着くと
「っあ、あ……やぁん」
先程までオイルでベタベタに塗れた背中に舌を這わし、綺麗に舐め取っていく。
「え、それ、口に入れてもいいのっ?」
馨は元来理性的な女なのか、それとも言い訳を探しているのか。燿太が施す快楽に身を委ねようとしてくれない。
「うるさいなぁ、もっと素直になってよお姉さん」
「今日もまた『馨さん』と呼べなかった」と悔しい気持ちでいっぱいになりながら、舐め犬さながら彼女の全身をベロベロと舐め回し
「また口開けて、お姉さん」
舌と舌を絡め、彼女を絶頂へと導く。
(素直なのは身体だけだな……感じやすくてすごく可愛い)
痙攣する身体、ふわりとたなびく吐息、それからトロンとした目つき……それらは全て、燿太が経験していた女性の誰よりも官能的だ。
自然と股間は起立し硬さも増していく
両腕は一層彼女の肉体へ巻きついていく
「んはぁ……」
(馨さんもボクを好きになってくれればいいのに)
状況から見て、彼女は燿太を嫌っていない。きちんと男性として見てくれているのだろうと予想してるしそれは間違っていない筈だ。
側から見れば自分達は恋人同士のようであろう。完全に一つになりきれてはいないが、それに準ずる行為までは出来ているのだから。
「っあああ! だめ、いっちゃぅ」
「イッていいよお姉さん。いっぱいイッて」
今夜も顔面騎乗の体勢を取りながら、馨は数回絶頂した。
絶頂の度に腰を揺らし、燿太の顔に愛液を塗りたくるのも忘れていない。
「可愛い……可愛いよ、お姉さん」
馨が善がってくれているのは嬉しい。こちらも彼女を慰めるつもりで上の唇だけでなく下の唇にも忘れずにキスをしているのだから。
「ああ……そこ舐めちゃやぁ……恥ずかしい」
「ビラビラ気持ちいいでしょ? ここでイケるとね、その先がもっともっと楽しくなるんだよ」
馨の陰唇は小さく、5年も彼氏が居ただなんて信じられないくらい美しい薔薇色のままでいた。
(無垢な花びらだ……なんで手付かずにいたんだろ)
本当に信じられなかった。基本的に性的挿入を嫌っていた主人ですら青黒い色だったというのに。
(鮫谷はココを見なかったのかな……こんなの知ったら愛さずには居られない筈なのに)
馨の陰唇は雄の心を昂らせるに値する逸品である。燿太が馨を好いて欲しているからというのも一理あるが、仕事で数々の女体に触れた経験からしてもそうだと言い切れる。
(舐めやすいし、心地良いし……蜜は甘いし)
どうして世間は『山百合』を放っておくのだろう? どうして邪険に扱えるのだろう?
(本当に信じられないよ……この価値に気付かないだなんて)
この価値を知るのは自分だけ。
……その事実は半分嬉しく、もう半分は悔しい。何故なら馨本人すら価値に気付いていないのだから。
(「馨さんもボクを好きになったら本物の恋人になろう」って、昨夜約束したけど……叶えられるのはいつになるんだろう)
蜜壺からとめどなく溢れ出す甘い汁を嚥下しながら、燿太は心の中だけでそう呟く。
(好きになってもらえるように努力するしかないんだろうけど……。
ああ……イチャイチャ中も「馨さん」って呼びたいなぁ)
早く身も心も一つになりたい。
そう願っているのに、阻むのは己の前職の所為なのか。
けれど、それがなければ燿太はこうして山百合に濃密なキスが出来なかった。
(皮肉だなぁ……)
夜に味わう山百合の味は格別だ。
……だが、その味はまだ青いようである。
食事を終えた直後、燿太は後片付けを願い出たのだが「ここは私の部屋だから」という理由で馨が手早く洗い物を始めてしまった。
(元々料理好きな人で、自分家のキッチンは「城」と考えているタイプなんだろうなぁ)
以前恵里子から「ある一定数の人はね、そのように考えているのよ。私もその1人」と聞かされた事がある。料理好きの人間に表れやすい傾向らしい。
「分かった。じゃあ後でボクの部屋行こうよ、オイルほぐしとかして、馨さんをとびきり気持ち良くしてあげるから」
彼女の背中に呼び掛けると、すぐにその首がコクリと動く。
まだ恋人といえる関係に成りきれていないのだが、彼女なりに自分への好意を持ってくれているのだと知れて嬉しくなった。
*
「そういえば、どうして今日は早く帰れたの? 繁忙期なんでしょ? お仕事で何かあった?」
馨の背中にマッサージ用オイルを垂らしながら燿太が訊いてみると
「ああ……あのね。権力に負けて閑職へ追いやられたってだけよ。矢野さんと一緒に」
と、全く悲観していない口ぶりで馨はサラリと返答したのだ。
「えっ……矢野さんって確か」
「そう、貴方の元お客さんの」
「スズさん?」
「うん」
(権力に負けて? どういう意味なんだろう?)
今日突然そのような事態が起こったのだとしたら、馨はスズと一緒に何かをやらかした事になる。それも、先週末辺りに。
(先週末って言ったらアレかなぁ……鮫谷俊輔の家へNTR女の荷物持って行ったっていう)
部外者の燿太が思い当たるものと言えばそれしかないし
「要はね、金曜日に運んだ後輩の私物が何故か『大事なお得意様への大事な荷物』って扱いにされてて『荷物の梱包の仕方が非常に悪かった』って激怒されてるんですって」
馨のその言葉を聞いて燿太は絶句する。
「その大事な荷物って、アレでしょ?」
「そう、アレ」
「馨さんもそうだけど、スズ……じゃなくて矢野さんも真面目にお仕事する人だから実際粗雑に扱った訳でもないんだよね?」
「一応壊れないように梱包したよ? ジェルネイルに使うライトとかは」
「ジェルネイル……」
また、内容物を聞いて更にドン引きした。どう考えても会社のデスクに置いておくものではない。長期の休暇を取る後輩の為に先輩がわざわざ壊れないように梱包し、その他諸々合わせて段ボールに入れ、社用車を使ってわざわざタワマンまで運んであげたというのに、受け取ったNTR女は激怒したというのである。
「その子の父親ってね、うちの会社が逆らえない立場に居る人なの。偉いのは父親だけだっていうのにその子は私怨の為に権力を利用したのよ。ただ私達がムカつくから閑職に回した上で退職させてやるって」
「……何それ」
「ね、貴方だって呆れるでしょ。そんなバカな話がね、起こってしまったのよリアルに」
尚も淡々と話す馨が信じられない気持ちでいた。
(ボクが昔受けたいじめと大差ないじゃないか……そんなのが社会人になってもまだあるだなんて)
「閑職って馨さん言ってたけど、会社辞めるの?」
「閑職とは具体的にどのようなものか分からないが窓際族ってものと同種なのだろう」と予想を立てながら、燿太は更にその先の「退職」に対して詳しく訊いてみた。
「辞めるというか……辞めさせられるというか。
来年2月、我が社は大きな組織改革が起きるのよ。社長派閥が完全に消滅して常務派閥の独断となる。第一、第二って分かれていた部署が一つに……表向きは統合だけど実質は社長が立ち上げた第一部門を無くして常務派閥が幅を利かせる形になるってわけ」
「社長って、会社で一番偉いんじゃないの?」
「先代が亡くなって急いで就任した若社長よりも、会社設立からずっと在籍してる常務を支持する人間は多いの。社内でも、社外でもね」
(それが『権力』というヤツなのか……醜いな)
馨の話を聞いて、燿太は即座にそう思ったし、そのような事態になって悔しくないのだろうか? と疑問に思った。
「私と矢野さんは急に第一企画部へ異動となってね、部長とリモート会議して今日の仕事が終わったの。多分明日からも早めに帰れるし、余った時間は転職活動に費やそうって考えてるところよ。第一企画部長も私達に『早く新しいところを探した方がいい』って勧めてくれたしね」
未だ淡々と話す馨の様子が不思議でならず
「それって、悔しくはないの?」
と、素直な質問をぶつける。すると
「いいのよ。入社前は『憧れの会社で仕事出来る』ってキラキラした気持ちでいたけど、この6年半絶望しかしてないし。矢野さんもこき使われてばっかりで不満持ってたし、最後の最後で憧れの企画部に籍を置いて辞められるならそれでいいかなって考えてるの。退職日まで深夜残業するなんて地獄から回避出来てれば幾分マシって事」
ずっと同様のトーンで話してくれていた馨の背中が微かに震える。
(あ……)
燿太の指先はピタリと止まり……それから
(悔しくないわけ、ないよな。馨さんもスズさんもずっとずっと耐えてきていたんだから)
猛烈に彼女を抱き締めたくなった。
「馨さん」
喉をゴクリと鳴らした後で彼女の名前を呼んだのに
「ん?」
何の気もない返事が耳を突いたので少々苛立ち……
「っ」
彼女を無理矢理こちらへ振り向かせるなり唇を奪った。
「っ、な!」
戸惑う彼女を無視して
「んふ……」
性欲高める為の舌技を披露して
「っ……ぁ」
「急にこんな事するのも良くない? ちょっとしたスパイスもボク達の関係には必要でしょ?」
そう言いくるめ、彼女と同じく燿太も上半身裸になった。
「ちょ……ここマッサージベッドっ」
「もちろん移動するよ、ボクだってバカじゃないし」
馨を横抱きにして数歩、1日ぶりに自分の寝具へと辿り着くと
「っあ、あ……やぁん」
先程までオイルでベタベタに塗れた背中に舌を這わし、綺麗に舐め取っていく。
「え、それ、口に入れてもいいのっ?」
馨は元来理性的な女なのか、それとも言い訳を探しているのか。燿太が施す快楽に身を委ねようとしてくれない。
「うるさいなぁ、もっと素直になってよお姉さん」
「今日もまた『馨さん』と呼べなかった」と悔しい気持ちでいっぱいになりながら、舐め犬さながら彼女の全身をベロベロと舐め回し
「また口開けて、お姉さん」
舌と舌を絡め、彼女を絶頂へと導く。
(素直なのは身体だけだな……感じやすくてすごく可愛い)
痙攣する身体、ふわりとたなびく吐息、それからトロンとした目つき……それらは全て、燿太が経験していた女性の誰よりも官能的だ。
自然と股間は起立し硬さも増していく
両腕は一層彼女の肉体へ巻きついていく
「んはぁ……」
(馨さんもボクを好きになってくれればいいのに)
状況から見て、彼女は燿太を嫌っていない。きちんと男性として見てくれているのだろうと予想してるしそれは間違っていない筈だ。
側から見れば自分達は恋人同士のようであろう。完全に一つになりきれてはいないが、それに準ずる行為までは出来ているのだから。
「っあああ! だめ、いっちゃぅ」
「イッていいよお姉さん。いっぱいイッて」
今夜も顔面騎乗の体勢を取りながら、馨は数回絶頂した。
絶頂の度に腰を揺らし、燿太の顔に愛液を塗りたくるのも忘れていない。
「可愛い……可愛いよ、お姉さん」
馨が善がってくれているのは嬉しい。こちらも彼女を慰めるつもりで上の唇だけでなく下の唇にも忘れずにキスをしているのだから。
「ああ……そこ舐めちゃやぁ……恥ずかしい」
「ビラビラ気持ちいいでしょ? ここでイケるとね、その先がもっともっと楽しくなるんだよ」
馨の陰唇は小さく、5年も彼氏が居ただなんて信じられないくらい美しい薔薇色のままでいた。
(無垢な花びらだ……なんで手付かずにいたんだろ)
本当に信じられなかった。基本的に性的挿入を嫌っていた主人ですら青黒い色だったというのに。
(鮫谷はココを見なかったのかな……こんなの知ったら愛さずには居られない筈なのに)
馨の陰唇は雄の心を昂らせるに値する逸品である。燿太が馨を好いて欲しているからというのも一理あるが、仕事で数々の女体に触れた経験からしてもそうだと言い切れる。
(舐めやすいし、心地良いし……蜜は甘いし)
どうして世間は『山百合』を放っておくのだろう? どうして邪険に扱えるのだろう?
(本当に信じられないよ……この価値に気付かないだなんて)
この価値を知るのは自分だけ。
……その事実は半分嬉しく、もう半分は悔しい。何故なら馨本人すら価値に気付いていないのだから。
(「馨さんもボクを好きになったら本物の恋人になろう」って、昨夜約束したけど……叶えられるのはいつになるんだろう)
蜜壺からとめどなく溢れ出す甘い汁を嚥下しながら、燿太は心の中だけでそう呟く。
(好きになってもらえるように努力するしかないんだろうけど……。
ああ……イチャイチャ中も「馨さん」って呼びたいなぁ)
早く身も心も一つになりたい。
そう願っているのに、阻むのは己の前職の所為なのか。
けれど、それがなければ燿太はこうして山百合に濃密なキスが出来なかった。
(皮肉だなぁ……)
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