278 / 317
俺の口吸い彼女の甘噛み
★15
しおりを挟む
「シャツ……返せそうにないよな?」
首や鎖骨でなければ、俺も少し余裕が出てくる。
俺の胸や乳首を可愛らしくペロペロ舐める夏実の頭に手を置きながら、洗濯したりクリーニングに出してもシャツからワインの染みが取れないんじゃないかと危惧すると
「返さなくても平気だもん。だって、私が買い取ったんだから」
夏実はふっと顔を上げて一言そう言った。
(ん? 買い取った???)
「村川くんからメール来てこの衣装を借りたんじゃないのか?」
突然出てきた「買い取った」という夏実の言葉に俺が驚いていると、夏実は何故か残念がるような表情をして口を尖らせる。
「むー」
「えー? なんだよその『むー』は」
「せっかく良い雰囲気で私もエッチな気分になってきてるのに。湊人に細かい部分まで説明したら気分が冷めちゃう。
……まぁ、湊人に内緒にしてた私が悪いんだけど」
残念そうに俺の勃ち上がったものをひと撫でする夏実は、俺からしてみれば残念な状況でもなんでもなく、寧ろ尖らせた唇が可愛いし男の股間を撫でる手つきは大人びた妖艶な空気感を纏わせていて余計に興奮する。
「じゃあ、エッチしながらでいいから教えて。夏実が上に乗っかって腰振るところ見たくなったから」
俺の方は気分が冷めていないという旨を彼女に伝えると、尖っていた唇にかかっていた力がゆるゆると抜けぽってりとした唇の形になって俺の下半身も脱がし始め、どこからともなく薄膜の個装を取り出した。
俺は夏実に「いつからそこに忍ばせたんだ?!」とツッコミを入れたいのをグッと堪えながら、彼女が大人の女性らしく俺の棒にスルスルと被せていく様子をジッと見つめる。
「んっ……ふうぅ」
「エッチな気分になっている」と言っていた夏実の言葉通り、棒を包んでいく女体の中は温かな蜜で満たされていた。
「ああ……」
シャツのボタンが今にもはち切れそうなくらいになっているFカップの豊かな胸に、ガーターベルトや網状のストッキング。
それだけでも欲情を高める効果を充分に発揮しているというのに、体内で互いが密着し溶け合っている状況や水音や艶のある声までもが俺を追い立て脳を狂わせて理性を失わせた。
「あっ!のっ……っはあっ……湊人がぁ……時々筋肉鍛えてるしぃ……すごくぅ、かっこいいからぁ」
夏実はあふんあふん言いながら腰を揺らし、言葉も途切れがちに喋りながら今回の事情を説明し始めた。
「うん」
「だからぁ……私もぉっ、可愛いだけじゃなくてぇ、きれいって言われるようにぃ、なりたいってぇっ……思ってぇ」
「それで村川くんからコスプレ衣装の話をメールで知って、『買いたい』って伝えたんだ? 相談してくれれば俺が買い取ったのに」
理性の失った俺は目の前の可憐で美しい夏実により性感を与えたくて、紡ぐ言葉と吐息のリズムに合わせて腰を動かした。
「やぁん! ……だあってぇ! バイト代入ったしぃ、私のお金でぇっ! 湊人と一緒にぃっ……コスプレしたかったんだもぉん!」
俺の悪戯な行為は夏実の豊かな胸を激しく上下に揺らしていく。
「バイト代は大事にとっておけって言っただろ? 欲しいものなら俺が買うし、夏実1人を養うくらいの収入が俺にはあるんだから」
「やっ、なのぉ……私がぁ、湊人とぉ、っ……夫婦にぃ、変身んん…… っしたかったからぁっ……」
俺の腰の動きで夏実の身体は素直に上下にリズム良く揺れている中、頭だけは俺の制御に抗って左右にブンブンと振っている。
(理性を保っていられない俺と同じように、夏実も脳を狂わせて快楽に溺れてしまえばいいのに)
そんな男のストレートな欲望に抗ってまで自分の意思を伝えようとする夏実はやはり可愛く、俺には勿体無いくらい素敵で、可憐で、魅力的な女だと感じる。
だがその「勿体無い」は、今夜まで俺の抱いていた「尊い存在」よりは精神的な意味合いで一歩近付けたような気もしていた。
「今日まで内緒にしててごめんね湊人」
ほぼ同時に絶頂を迎え、処理後も余韻に浸ろうと抱き締め合っていると、夏実は俺の鎖骨に触れながらコスプレの件を黙っていた事を謝ったのだが
「別に構わないよそんな事。夏実はサプライズがしたかったんだろ?」
フェザータッチで触れてくる白くて細い指の感触に心地良さを感じ、彼女を安心させたいと頬の筋肉を弛ませる。
「うん、したかったの……サプライズ」
「俺もコスプレするだなんて凄いサプライズだったけど、綺麗でセクシーな吸血鬼の妻に出会えたんだから俺はとても幸せだよ」
「妻……」
「俺と吸血鬼の夫婦になりたかったんだもんな、夏実は。
だからこれを着ている以上、俺らは今夫婦なんだろう?」
「……えへへ♡」
夏実が望む言葉を取り入れながら自分の素直な気持ちを自分なりの言語で伝えると、彼女も頰を弛ませながら頷き可愛らしく微笑んでいた。
首や鎖骨でなければ、俺も少し余裕が出てくる。
俺の胸や乳首を可愛らしくペロペロ舐める夏実の頭に手を置きながら、洗濯したりクリーニングに出してもシャツからワインの染みが取れないんじゃないかと危惧すると
「返さなくても平気だもん。だって、私が買い取ったんだから」
夏実はふっと顔を上げて一言そう言った。
(ん? 買い取った???)
「村川くんからメール来てこの衣装を借りたんじゃないのか?」
突然出てきた「買い取った」という夏実の言葉に俺が驚いていると、夏実は何故か残念がるような表情をして口を尖らせる。
「むー」
「えー? なんだよその『むー』は」
「せっかく良い雰囲気で私もエッチな気分になってきてるのに。湊人に細かい部分まで説明したら気分が冷めちゃう。
……まぁ、湊人に内緒にしてた私が悪いんだけど」
残念そうに俺の勃ち上がったものをひと撫でする夏実は、俺からしてみれば残念な状況でもなんでもなく、寧ろ尖らせた唇が可愛いし男の股間を撫でる手つきは大人びた妖艶な空気感を纏わせていて余計に興奮する。
「じゃあ、エッチしながらでいいから教えて。夏実が上に乗っかって腰振るところ見たくなったから」
俺の方は気分が冷めていないという旨を彼女に伝えると、尖っていた唇にかかっていた力がゆるゆると抜けぽってりとした唇の形になって俺の下半身も脱がし始め、どこからともなく薄膜の個装を取り出した。
俺は夏実に「いつからそこに忍ばせたんだ?!」とツッコミを入れたいのをグッと堪えながら、彼女が大人の女性らしく俺の棒にスルスルと被せていく様子をジッと見つめる。
「んっ……ふうぅ」
「エッチな気分になっている」と言っていた夏実の言葉通り、棒を包んでいく女体の中は温かな蜜で満たされていた。
「ああ……」
シャツのボタンが今にもはち切れそうなくらいになっているFカップの豊かな胸に、ガーターベルトや網状のストッキング。
それだけでも欲情を高める効果を充分に発揮しているというのに、体内で互いが密着し溶け合っている状況や水音や艶のある声までもが俺を追い立て脳を狂わせて理性を失わせた。
「あっ!のっ……っはあっ……湊人がぁ……時々筋肉鍛えてるしぃ……すごくぅ、かっこいいからぁ」
夏実はあふんあふん言いながら腰を揺らし、言葉も途切れがちに喋りながら今回の事情を説明し始めた。
「うん」
「だからぁ……私もぉっ、可愛いだけじゃなくてぇ、きれいって言われるようにぃ、なりたいってぇっ……思ってぇ」
「それで村川くんからコスプレ衣装の話をメールで知って、『買いたい』って伝えたんだ? 相談してくれれば俺が買い取ったのに」
理性の失った俺は目の前の可憐で美しい夏実により性感を与えたくて、紡ぐ言葉と吐息のリズムに合わせて腰を動かした。
「やぁん! ……だあってぇ! バイト代入ったしぃ、私のお金でぇっ! 湊人と一緒にぃっ……コスプレしたかったんだもぉん!」
俺の悪戯な行為は夏実の豊かな胸を激しく上下に揺らしていく。
「バイト代は大事にとっておけって言っただろ? 欲しいものなら俺が買うし、夏実1人を養うくらいの収入が俺にはあるんだから」
「やっ、なのぉ……私がぁ、湊人とぉ、っ……夫婦にぃ、変身んん…… っしたかったからぁっ……」
俺の腰の動きで夏実の身体は素直に上下にリズム良く揺れている中、頭だけは俺の制御に抗って左右にブンブンと振っている。
(理性を保っていられない俺と同じように、夏実も脳を狂わせて快楽に溺れてしまえばいいのに)
そんな男のストレートな欲望に抗ってまで自分の意思を伝えようとする夏実はやはり可愛く、俺には勿体無いくらい素敵で、可憐で、魅力的な女だと感じる。
だがその「勿体無い」は、今夜まで俺の抱いていた「尊い存在」よりは精神的な意味合いで一歩近付けたような気もしていた。
「今日まで内緒にしててごめんね湊人」
ほぼ同時に絶頂を迎え、処理後も余韻に浸ろうと抱き締め合っていると、夏実は俺の鎖骨に触れながらコスプレの件を黙っていた事を謝ったのだが
「別に構わないよそんな事。夏実はサプライズがしたかったんだろ?」
フェザータッチで触れてくる白くて細い指の感触に心地良さを感じ、彼女を安心させたいと頬の筋肉を弛ませる。
「うん、したかったの……サプライズ」
「俺もコスプレするだなんて凄いサプライズだったけど、綺麗でセクシーな吸血鬼の妻に出会えたんだから俺はとても幸せだよ」
「妻……」
「俺と吸血鬼の夫婦になりたかったんだもんな、夏実は。
だからこれを着ている以上、俺らは今夫婦なんだろう?」
「……えへへ♡」
夏実が望む言葉を取り入れながら自分の素直な気持ちを自分なりの言語で伝えると、彼女も頰を弛ませながら頷き可愛らしく微笑んでいた。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる