【完結】彼女が18になった

チャフ

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俺と彼女と可愛い甘え

★4

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「夏実は毛布被ってんの? 今から声、我慢出来そう?」

 ベッドに上がった俺は胡座をかき、先程よりも優しい声で喋ってみた。

『ん……』

 夏実の返事は、さっきまでの甘くとろけた感じとは異なり、ひらがなの表最後の音をやや緊張感高めに出しているのがスピーカー通話でも判断出来る。

「待たせてごめんな」

俺のその言葉はスマホ越しの夏実にも、右手に触れる身体の部位にも……両方に呼びかけたつもりだ。

『じゃあ……好き好き攻撃始めるぅ?』
「うん、今日も夏実に負けないくらい『大好き』を言うよ」
『やぁん♡みなとぉ、すきすき大好き大好きぃ♡』
「夏実大好き、好き好き大好き」

 通話越しでの「好き好き攻撃」は今夜で何度目になるのだろうか?
 「好き」「大好き」に合わせて下半身を曝け出し肉棒を起立させて……

『ああん♡』

 恐らく夏実もしているであろう自慰行為をスタートさせる。

「んっ……気持ちいい……好き、大好き」
『んはぁん……私もぉ、気持ちいいぃ♡』

 ここは一応集合住宅だから、大きな喘ぎ声や直接的な淫猥用語を口から出す事が出来ない。

「ああぁ……好きっ、あっ、ああ」
『んぁああぁぁぁっ…………』

 要は、2に意味が分かれば良いのだ。
 肉体の代わりに音声が絡み合っていると理解出来れば、この行為も決して虚しいものでも寂しいものでもなく

「やば……結構出た」
『私も♡ いっぱい濡れちゃった♡』
「はは……夏実もいっぱいお汁出ちゃったかぁ」
『うん……えへへ♡』

 吐精の片付けも楽しくなるし、これはこれでドキドキやキュンキュンが高まる。

「ありがとう夏実」
『こちらこそありがとう湊人♡ちゅー♡』
「ちゅー」

 このところ残業も続いていたから、今夜の「好き好き攻撃」はいつも以上に癒されて

「おやすみ」
『おやすみ♡』

(もう何も考えたくない……気持ちいいまま眠ってしまおう)

 心地良く入眠する事が出来た。


 





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