やっぱりアナログが好きな私が頑張って描いてみた

作者プロフィール画像

アイコン画解説

　……イラストってパッと閲覧されて一瞬でスルーされる事が多いように感じます。完成するまでに一つ一つこだわって労力を費やしても大勢に「ふーん」で済まされてしまうような。

　とか、でかい事言っておきながら私もイラスト描きについてはど素人で、色鉛筆画歴も2021年から始めたのでつい2年くらい前までは「ふーん」派に回っていたわけなのですが。

　ちなみに今私は「色鉛筆画は2021年から始めた」と書きました。そして2022年2月作成のプロフィールアイコンはなんとなーくそれなりに仕上がっていますね。手前味噌ではありますがバチクソ気に入っています。めちゃくちゃでもめちゃめちゃでもめちゃクソでもバリでもなくバチクソです。

　じゃあチャフは昔から絵がそれなりに絵が描けたのか？

　答えは「否」。絵のスキルはほとんどなく壊滅的でした。小学校の図工も中学校の美術も大嫌いで、絵画スキルそのものを母の胎内に投げ棄て3年後に妹が拾って集めなければならない状況でした（喩えがエグい）

　こんな事を書いたら逆算されて歳がバレてしまうのですが、絵画に興味が出たのは中学卒業からかなり時が経過して以降の事です。
　こんな事を書いたらまた歳がバレそうになるのですが、私が娘を出産して朝から晩まで家の中にこもっていた当時私の目にするものは乳児の娘とテレビとYouTube動画の３つしかなく、乳児向けの番組を眺めていて初めて「色」に注目したんです。

「色ってすげぇ……」

　それまで「パンクといえば音楽」しか知らなかった私が「色彩もパンクなんだ」と知った瞬間でした。
　もちろんこの「色彩」は「極彩色」もしくは「カラフル」に寄らず、鉛筆一本で仕上げたモノクロカラーも含まれます。水墨画も美しい色彩表現ですからね。

　乳飲み子だった娘が10分程度の散歩が可能になった頃、私は「この歳で色彩に目覚めたのはもったいない」と感じ娘にたくさんの色を教えたいと思うようになりました。元々私も夫も目が大多数の方々と違う性質を持っている為、我が子もどの程度私達の性質を遺伝するのか分かりません。だからこそ微妙な色の違いや濃淡を幼少期から養ってほしい母としての願いがあったのです。

　子どもが色の興味を持ちやすくなるおもちゃといえば塗り絵だろうと思った私はすぐに娘が大好きなキャラクターのぬりえ本を買い、ほぼ同時にネットで絵画用色鉛筆をドン引きするほど注文しました。
　金額も絵画素人にはドン引きレベルでしたので、もれなく夫に叱られました。

　我が子に教えるには私もそれなりに色の塗り方を学ばなければならないので、母娘一緒にぬりぬりしていった結果「アナログなのに色塗りうまくね？」と褒められるレベルに昇格したんですね。
　……長くなりましたが色鉛筆画を始めて1年でバチクソお気に入りなプロフィールアイコンが描けた理由が以上となります。


　さて、ここからがイラストの詳細な解説となります。

　実は作者名の「チャフ」というのはコーヒー用語からきています。
　コーヒー豆を焙煎する時に出てくるカスをチャフ（coffee chaff）と呼ぶので私のペンネームにしました。

　↑私の代理キャラであるこの部分。
　これはリアルの私をほぼ表しています。

　呼吸器がよろしくないので、常日頃からこのようにマフラーやスヌードで首周りを温めているので口が覆い隠されている事が多いんです。跳ねっ毛になっているのもリアルな私の性質ですし、耳たぶに2箇所あのような感じで穴が空いてるのもリアルな私を表現しています。
　そして代理キャラ本体となる2枚のスヌードは「チャフ」の由来となっているcoffee chaffの「1ハゼの色と形」「2ハゼの色と形」を表現しています。
　「1ハゼと2ハゼって何や？！」と思われるかもしれませんが、この時点で1500文字を超えているので説明を省かせていただきますね。「豆のカスって2種類あるんだな」と頭に入れて下さればそれでOKです。
　1ハゼは薄茶色で形も大きいので色鉛筆で毛糸っぽさを表現し、恋愛作品を主に書くのでハートの模様も入れました。
　2ハゼは焦茶色で粉に近いくらい形も微小になりますから色鉛筆で点描のように着色しております。
　余談ですが、このアイコン画を仕上げた後で某雑貨ショップにてこれに似たスヌードを見つけました。すっごく似ていたので即買いしました♪

　おまけの

　は、それこそおまけですので大したこだわりはないです。
　私がよくやる色鉛筆の塗り方で髪や目を細かく表現しているくらいでしょうか。

　ズームにしてみました。


　……とまぁ、このような感じで作成しました作者プロフィールアイコン。

　解説は以上になります。皆様読んで下さり誠にありがとうございます。