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★異世界からの来訪者★

天宮雪音の過去③

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チュンチュン


ピンポーン


「雪音ー!迎えに来たよー!!一緒に学校行くよー!!」



ガチャ



「ユリは朝から元気だね。でも…ありがと。」



こうして2人は半年ぶりに一緒に通学した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



キーンコーンカーンコーン


「雪音!お昼だよー!!早く早く!今日はね、この間言ってた雪音に紹介したい人がいるの!!」


「えっ、いきなり!?ユリ、走るの早いよ~」



~屋上~

「お待たせー!!この子がずっと言ってた天宮雪音ね!!人見知り激しくてちょっと人間不信なとこもあるけど、素直でとっても可愛いの!!仲良くしてあげてね!!」

「で、雪音、こっちが前から紹介しようとしてた綾瀬類だよ!!綺麗な顔してるけど一応ちゃんと男の子だから!!」

「ユリ、あなたは、もう少しまともな紹介ができないんですか??
天宮さん、僕は綾瀬類と申します。
気安く類と呼んでいただけると嬉しいです。
以前よりユリから天宮さんのお話をよく聞いていてお会いしてみたかったんです。実際にお会いしてとても素敵な人だと思いました。これからは僕とも仲良くしていただけると嬉しいです。」

「そ…そんな素敵だなんて…綾瀬さんの方が素敵です…。」

異性とあまり話したこともなく、素敵などと言われたことがない雪音は恥ずかしくてつい俯いて照れてしまう。

その状況を微笑ましいものを見るように類がいた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その後、ユリの手助けもあり、お互いに惹かれあっていた2人は恋人となった。


そう、雪音は今確かに人生で1番と言っていいほどの幸せを感じていた…はずだった。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雪音の過去編が長くなってしまい申し訳ありません。
雪音編もうすぐ終わります💦
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