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第二十三話
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二位の尼のすすめにより安徳陛下は翡翠色の草薙の剱を中天へとかざしたもうた。陛下が御手をおはなしになると草薙の剱はゆらめきながら浮游し翩翻と廻転したのちに疾風迅雷で穹窿へと翺翔していった。草薙の剱はヴァン・アレン帯にて停止し刃先を豊葦原にむけた様子であった。廼時に安徳陛下は御自らの胸元からとりだした半透明に明滅する翡翠色のデジタル・パネルである第四の神器『魂魄=こんそうる』を操作しはじめた。畢竟『第四の神器』は天皇家の遺伝子につたわってきた『たましい』そのものであった。事情を知悉している二位の尼の援助により安徳陛下は『魂魄=こんそうる』で草薙の剱を操作したまう。時空連続体のゆがみも神器に計算させ照準を地球の日本列島の壇ノ浦にまします『御自ら』の位置にさだめる。
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