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高校に入学してから早三か月がたちました。
疲れがたまっていたのか、金曜日の夜から熱が出てしまいました。(一応薬は飲んだんですがね)
やることをやらないとと思い洗濯機をかけている間に掃除機をかけ、隣の分とともにお昼と夕飯を作りおえ、朱里に頼み持って行ってもらうとあたしはソファーに凭れそのまま寝てしまった。
次に目を覚ますとそこは知らない部屋だったんです。
「ようやく目を覚ましたね。辛いところはないかい?」
「少し頭がぼーとしますが、ほかは大丈夫です。ところでここは何処ですか?」
「あなたは高熱を出し倒れていたそうです。かなり疲れが溜まってますよ」
「そうですか」
「それと食事をあまりとってないよね」
「確かに前ほどは食べなくなりましたね」
「一応点滴を打ってますので、今日一日休んだら明日には退院できますよ」
「ありがとうございます」
今日一日は入院と言われましたが、今日の夕飯は出来ているので安心ですね。
朱里に迷惑をかけてしまいました。
高校卒業したら一人暮らしを始めるつもりでバイト始めたのに、これでは先が思いやられますね。
薬が効いてきたのかまた眠くなってきました。
目を閉じ眠りに誘われた時、静かにドアが開き中にはいっれくる気配を感じたがもう目を開けることはできなかった。
でも声は聞こえたんです。
「寝ちまったか、妹に心配させる姉がどこにいるんだ。だからバカだと言うんだ。朱里がお前にも優しくしてくれと頼むから優しくしてやれば勘違いしやがって、俺はお前みたいな奴が一番嫌いなんだ。早く朱里の前からいなくなってくれればいいのに」
「………」
その声は隣の幼馴染の斗真の声でした。
そこまで嫌われていたとは思いませんでした。
「死んでくれればいいのに」
つぶやくと出ていきました。
あたしの存在自体が嫌なのですね。
両親に頼んでみましょう。
そんなことを思いながら深い眠りにつきました。
疲れがたまっていたのか、金曜日の夜から熱が出てしまいました。(一応薬は飲んだんですがね)
やることをやらないとと思い洗濯機をかけている間に掃除機をかけ、隣の分とともにお昼と夕飯を作りおえ、朱里に頼み持って行ってもらうとあたしはソファーに凭れそのまま寝てしまった。
次に目を覚ますとそこは知らない部屋だったんです。
「ようやく目を覚ましたね。辛いところはないかい?」
「少し頭がぼーとしますが、ほかは大丈夫です。ところでここは何処ですか?」
「あなたは高熱を出し倒れていたそうです。かなり疲れが溜まってますよ」
「そうですか」
「それと食事をあまりとってないよね」
「確かに前ほどは食べなくなりましたね」
「一応点滴を打ってますので、今日一日休んだら明日には退院できますよ」
「ありがとうございます」
今日一日は入院と言われましたが、今日の夕飯は出来ているので安心ですね。
朱里に迷惑をかけてしまいました。
高校卒業したら一人暮らしを始めるつもりでバイト始めたのに、これでは先が思いやられますね。
薬が効いてきたのかまた眠くなってきました。
目を閉じ眠りに誘われた時、静かにドアが開き中にはいっれくる気配を感じたがもう目を開けることはできなかった。
でも声は聞こえたんです。
「寝ちまったか、妹に心配させる姉がどこにいるんだ。だからバカだと言うんだ。朱里がお前にも優しくしてくれと頼むから優しくしてやれば勘違いしやがって、俺はお前みたいな奴が一番嫌いなんだ。早く朱里の前からいなくなってくれればいいのに」
「………」
その声は隣の幼馴染の斗真の声でした。
そこまで嫌われていたとは思いませんでした。
「死んでくれればいいのに」
つぶやくと出ていきました。
あたしの存在自体が嫌なのですね。
両親に頼んでみましょう。
そんなことを思いながら深い眠りにつきました。
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