47 / 50
46
しおりを挟む
俺たちは隣町まで馬を走らせている。
もう少し先まで行きたかったが、途中で魔物が襲ってきたのだ。
退治しながらだとどうしても隣町で宿をとらなければならなくなった。
「それにしてもにぎわってますね」
「冒険者が多いからなそれなりに需要があるんじゃないか?」
「それより宿ですが……」
オリバーの行きつけの宿があるとのことで言ってみると立派な宿屋の前に来た。
「女将さんご無沙汰してます」
「オリバーじゃないか、騎士団に所属してからは久しぶりだね」
「そうですか?」
「騎士団やめてまた冒険者やるのかい」
「今回は騎士団の仕事ですよ」
オリバーは俺たちを紹介してくれ一通り挨拶が済むと全員で入れるスイートルームに案内してくれた。
その部屋は個室があり一人一部屋宛がっても余るのと、部屋に風呂が完備されていることからその部屋に速攻で決めた。
元日本人としてはゆっくり風呂には入りたいんです。
もうこればかりは譲れません!
ウキウキしながら風呂の用意をする俺を眺めていたらしく、食事は部屋でとる旨をホセが女将さんに伝えに行ってくれたのは後から聞かされた。
感謝感激です。
食事に時間も気にせずゆっくり疲れがとれるってもんよ!
ルンルンで俺は着ていた服を脱衣場で脱ぐとゆっくりお湯にしたり疲れを取った。
どれぐらい入っていただとう、出るとすでに夕飯は用意されており後は食べるだけになっているではないか、至れり尽くせりで一人旅でははっきり言って味わえない。
「ごめん待たせたよね」
「大丈夫ですよ」
オリバーはニッコリとほほ笑むと俺に水を一杯くれ俺は受け取ると一気に飲み干した。
「ありがとう、ちょうど喉乾いていたから助かったよ」
「どういたしまして、大丈夫なら温かいうちに食べちゃいましょ」
にぎやかな食事が始まった。
ホセが以外にも大食いだったのにはびっくりしました。
食べきれなかった料理はすべてホセ君の胃袋に収められたのは言うまでもないです。
もう少し先まで行きたかったが、途中で魔物が襲ってきたのだ。
退治しながらだとどうしても隣町で宿をとらなければならなくなった。
「それにしてもにぎわってますね」
「冒険者が多いからなそれなりに需要があるんじゃないか?」
「それより宿ですが……」
オリバーの行きつけの宿があるとのことで言ってみると立派な宿屋の前に来た。
「女将さんご無沙汰してます」
「オリバーじゃないか、騎士団に所属してからは久しぶりだね」
「そうですか?」
「騎士団やめてまた冒険者やるのかい」
「今回は騎士団の仕事ですよ」
オリバーは俺たちを紹介してくれ一通り挨拶が済むと全員で入れるスイートルームに案内してくれた。
その部屋は個室があり一人一部屋宛がっても余るのと、部屋に風呂が完備されていることからその部屋に速攻で決めた。
元日本人としてはゆっくり風呂には入りたいんです。
もうこればかりは譲れません!
ウキウキしながら風呂の用意をする俺を眺めていたらしく、食事は部屋でとる旨をホセが女将さんに伝えに行ってくれたのは後から聞かされた。
感謝感激です。
食事に時間も気にせずゆっくり疲れがとれるってもんよ!
ルンルンで俺は着ていた服を脱衣場で脱ぐとゆっくりお湯にしたり疲れを取った。
どれぐらい入っていただとう、出るとすでに夕飯は用意されており後は食べるだけになっているではないか、至れり尽くせりで一人旅でははっきり言って味わえない。
「ごめん待たせたよね」
「大丈夫ですよ」
オリバーはニッコリとほほ笑むと俺に水を一杯くれ俺は受け取ると一気に飲み干した。
「ありがとう、ちょうど喉乾いていたから助かったよ」
「どういたしまして、大丈夫なら温かいうちに食べちゃいましょ」
にぎやかな食事が始まった。
ホセが以外にも大食いだったのにはびっくりしました。
食べきれなかった料理はすべてホセ君の胃袋に収められたのは言うまでもないです。
3
お気に入りに追加
1,153
あなたにおすすめの小説
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
異世界に召喚されて失明したけど幸せです。
るて
BL
僕はシノ。
なんでか異世界に召喚されたみたいです!
でも、声は聴こえるのに目の前が真っ暗なんだろう
あ、失明したらしいっす
うん。まー、別にいーや。
なんかチヤホヤしてもらえて嬉しい!
あと、めっちゃ耳が良くなってたよ( ˘꒳˘)
目が見えなくても僕は戦えます(`✧ω✧´)
隷属神官の快楽記録
彩月野生
BL
魔族の集団に捕まり性奴隷にされた神官。
神に仕える者を憎悪する魔族クロヴィスに捕まった神官リアムは、陵辱され快楽漬けの日々を余儀なくされてしまうが、やがてクロヴィスを愛してしまう。敬愛する神官リュカまでも毒牙にかかり、リアムは身も心も蹂躙された。
※流血、残酷描写、男性妊娠、出産描写含まれますので注意。
後味の良いラストを心がけて書いていますので、安心してお読みください。
僕の兄は◯◯です。
山猫
BL
容姿端麗、才色兼備で周囲に愛される兄と、両親に出来損ない扱いされ、疫病除けだと存在を消された弟。
兄の監視役兼影のお守りとして両親に無理やり決定づけられた有名男子校でも、異性同性関係なく堕としていく兄を遠目から見守って(鼻ほじりながら)いた弟に、急な転機が。
「僕の弟を知らないか?」
「はい?」
これは王道BL街道を爆走中の兄を躱しつつ、時には巻き込まれ、時にはシリアス(?)になる弟の観察ストーリーである。
文章力ゼロの思いつきで更新しまくっているので、誤字脱字多し。広い心で閲覧推奨。
ちゃんとした小説を望まれる方は辞めた方が良いかも。
ちょっとした笑い、息抜きにBLを好む方向けです!
ーーーーーーーー✂︎
この作品は以前、エブリスタで連載していたものです。エブリスタの投稿システムに慣れることが出来ず、此方に移行しました。
今後、こちらで更新再開致しますのでエブリスタで見たことあるよ!って方は、今後ともよろしくお願い致します。
BLゲーの悪役に転生したら予想外の展開でした。
たら
BL
はぁぁん??意味わからない。
【主人公】
前世→腐男子くん
前世は普通に平凡なオタクの腐男子。
周りには萌え系が好きと言っているが腐男子の事は墓場まで秘密にしている。
何故かめちゃくちゃハマってたBLゲームの大嫌いな悪役キャラに転生しててショック。
死んだ訳では無いのに意味わからん状態。
西園寺光輝 (さいおんじ こうき)悪役
超大金持ち西園寺財閥、西園寺家の御曹司。
我儘で俺様でありながら何でも完璧にこなす天才。
そのカリスマ性に憧れて取り巻きが沢山居る。
容姿は美しく髪は濡羽色で瞳は宝石のアメトリン。
ヒロインが攻略キャラ達と仲が良いのが気に食わなくて上手こと裏で虐めていた。
最終的には攻略キャラと攻略キャラ達に卒業パーティーで断罪されて学園を追放される。
ついでに西園寺財閥も悪事を暴かれて倒産した。
【君と僕とのLove学園】(君ラブ)
ストーリーとキャラデザ&設定が神すぎる上にボイスキャストも豪華でかなり話題になった大人気BLゲーム。
〜あらすじ〜
可愛い容姿をした超貧乏学生のヒロイン( ♂)がひょんな事から、道端で周りの人間に見て見ぬふりをされて心臓発作で蹲ってたLove学園の学園長を助けてお礼はいらないと言って立ち去った。
優しいヒロインの事が気になり勝手に調査したが、貧乏すぎて高校に行ってない事が分かり編入させるという形で恩返しをした。
そこから攻略キャラ達とラブストーリーが始まる!!
神様ぁ(泣)こんなんやだよ
ヨモギ丸
BL
突然、上から瓦礫が倒れ込んだ。雪羽は友達が自分の名前を呼ぶ声を最期に真っ白な空間へ飛ばされた。
『やぁ。殺してしまってごめんね。僕はアダム、突然だけど......エバの子孫を助けて』
「??あっ!獣人の世界ですか?!」
『あぁ。何でも願いを叶えてあげるよ』
「じゃ!可愛い猫耳」
『うん、それじゃぁ神の御加護があらんことを』
白い光に包まれ雪羽はあるあるの森ではなく滝の中に落とされた
「さ、、((クシュ))っむい」
『誰だ』
俺はふと思った。え、ほもほもワールド系なのか?
ん?エバ(イブ)って女じゃねーの?
その場で自分の体をよーく見ると猫耳と尻尾
え?ん?ぴ、ピエん?
修正
(2020/08/20)11ページ(ミス) 、17ページ(方弁)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる