27 / 50
26
しおりを挟む
俺は今ベットの住人の化している。
それもこれもあいつらが、手加減なくむさぼるから回復までに時間がかかっているんだ!
俺はベットの住人と化して一週間がたとうとしていた。
その間も回復薬は服用しているのだが、なかなか起き上がれないでいた。
体が最近変なのである。
抱かれた日から一週間なのだが、腹のあたりが疼くのだ。
そんなこんなで起き上がれるようになるのにさらに一週間かかり、俺は今までの遅れを取り戻すかのように騎士団に行くと筋取れを始めた。
最後はいつものごとく団長か副団長に手合わせを願い勝敗が着いたらそれで終了となる。
最初に通いだしたときは団員のメンバーでも相手をしてくれたが、ここ最近は団長と副団長しか相手が務まらなくなってきているのが真情だ。
俺は騎士団の魔力向上を狙い、毎日一人ずつ魔力の循環をしている。
体にめぐる魔力を意識して循環させることでいざという時に役にたつからだ。
そのおかげかは知らないが、騎士団の魔力量が上昇していることは事実だ。
「あまり無理すると、体に障るぞ」
「……なぜ妊婦に対する対応をしているのでしょうか?」
「あれ、知らなかったのかい?」
「今君のお腹の中には君の精子から作った卵子を含んだ魔石が植え付けられていて、それがようやく庄着したと言っていたから、あまり無理するなよ」
俺は話を聞き終わると無言で部屋を出ると離宮へと戻った。
もちろん母の元に行くためだ。
トントンとノックをすると中から侍女がドアを開けてくれた。
「失礼します」
「もう体はいいの?」
「はい、母さまにお聞きしたいのですが、俺の体の中には子が宿ているのですか?」
「どういうこと?」
「先ほど騎士団の練習に参加した折、団長よりそのように伺いました」
「あいつら……わかりました。
母に任せなさい、おいたをした子はお仕置きをしなければなりませんからね」
「お願いします」
この件は母に頼めば大丈夫だが問題は、本当に子がいるかどうかなのだ。
それもこれもあいつらが、手加減なくむさぼるから回復までに時間がかかっているんだ!
俺はベットの住人と化して一週間がたとうとしていた。
その間も回復薬は服用しているのだが、なかなか起き上がれないでいた。
体が最近変なのである。
抱かれた日から一週間なのだが、腹のあたりが疼くのだ。
そんなこんなで起き上がれるようになるのにさらに一週間かかり、俺は今までの遅れを取り戻すかのように騎士団に行くと筋取れを始めた。
最後はいつものごとく団長か副団長に手合わせを願い勝敗が着いたらそれで終了となる。
最初に通いだしたときは団員のメンバーでも相手をしてくれたが、ここ最近は団長と副団長しか相手が務まらなくなってきているのが真情だ。
俺は騎士団の魔力向上を狙い、毎日一人ずつ魔力の循環をしている。
体にめぐる魔力を意識して循環させることでいざという時に役にたつからだ。
そのおかげかは知らないが、騎士団の魔力量が上昇していることは事実だ。
「あまり無理すると、体に障るぞ」
「……なぜ妊婦に対する対応をしているのでしょうか?」
「あれ、知らなかったのかい?」
「今君のお腹の中には君の精子から作った卵子を含んだ魔石が植え付けられていて、それがようやく庄着したと言っていたから、あまり無理するなよ」
俺は話を聞き終わると無言で部屋を出ると離宮へと戻った。
もちろん母の元に行くためだ。
トントンとノックをすると中から侍女がドアを開けてくれた。
「失礼します」
「もう体はいいの?」
「はい、母さまにお聞きしたいのですが、俺の体の中には子が宿ているのですか?」
「どういうこと?」
「先ほど騎士団の練習に参加した折、団長よりそのように伺いました」
「あいつら……わかりました。
母に任せなさい、おいたをした子はお仕置きをしなければなりませんからね」
「お願いします」
この件は母に頼めば大丈夫だが問題は、本当に子がいるかどうかなのだ。
6
お気に入りに追加
1,153
あなたにおすすめの小説
隷属神官の快楽記録
彩月野生
BL
魔族の集団に捕まり性奴隷にされた神官。
神に仕える者を憎悪する魔族クロヴィスに捕まった神官リアムは、陵辱され快楽漬けの日々を余儀なくされてしまうが、やがてクロヴィスを愛してしまう。敬愛する神官リュカまでも毒牙にかかり、リアムは身も心も蹂躙された。
※流血、残酷描写、男性妊娠、出産描写含まれますので注意。
後味の良いラストを心がけて書いていますので、安心してお読みください。
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
俺の異世界スローライフ生活!を脅かす愉快な仲間たち?
りまり
BL
ある日突然異世界に迷い込んでしまった。
右も左もわからない世界で!!!!!
何て悩むかよ!!!!
俺はこれを待っていたんだ!!!!
誰が元の世界に戻るかよ!!!!
この世界でスローライフを満喫するんだ!!!!
さらば社畜の俺!!!
喜んで異世界を満喫しますと息巻いていたんですけど……どうもかわいい女の子はいないそうなんです。
その代わりかわいい男の子や綺麗な男の子がいてウハウハなんてやるか!!!!!
俺は女の子好きなんだ!!!!!
そんな俺の気持ちなんて露知らず、きれいな男の子やかわいい男の子はたまたワイルドな男の人まで俺のスローライフを邪魔してくるんです。
俺のスローライフを邪魔するな!!!!!
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
謎の死を遂げる予定の我儘悪役令息ですが、義兄が離してくれません
柴傘
BL
ミーシャ・ルリアン、4歳。
父が連れてきた僕の義兄になる人を見た瞬間、突然前世の記憶を思い出した。
あれ、僕ってばBL小説の悪役令息じゃない?
前世での愛読書だったBL小説の悪役令息であるミーシャは、義兄である主人公を出会った頃から蛇蝎のように嫌いイジメを繰り返し最終的には謎の死を遂げる。
そんなの絶対に嫌だ!そう思ったけれど、なぜか僕は理性が非常によわよわで直ぐにキレてしまう困った体質だった。
「おまえもクビ!おまえもだ!あしたから顔をみせるなー!」
今日も今日とて理不尽な理由で使用人を解雇しまくり。けれどそんな僕を見ても、主人公はずっとニコニコしている。
「おはようミーシャ、今日も元気だね」
あまつさえ僕を抱き上げ頬擦りして、可愛い可愛いと連呼する。あれれ?お兄様、全然キャラ違くない?
義弟が色々な意味で可愛くて仕方ない溺愛執着攻め×怒りの沸点ド底辺理性よわよわショタ受け
9/2以降不定期更新
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる