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この場所もすぐ見つかると思うでしょ!
実は魔法で離れに結界を張ってもらっているので見つからないようになっているのだ。
王宮お抱えの魔道士様が張ってくれた優れモノです。
幼馴染みのエドガーは何と公爵家で家より上で、父親同士が友達?で昔から行き来していた。
交流しているうちに母親同士も仲良くなり、よく乳繰り合っていたのをみていた。
この国は性に対して大らかで、子供の前でも平気でエッチなことをやりだすのだ、勘弁してほしいよ。
子供ながらにふざけるなと叫びたかったが、見ているうちに変な気分になってしまいエドガーとお互いのを触りっこらした記憶がある。
その後お母様が風邪をこじらせ亡くなった時もエドガーは僕の側にいてくれた。
何かを言うわけではなくただ隣に座り黙って側にいてくれたのだ。
エドガーなら結婚してもいいと思ったぐらい好きだけど、エドガーは僕のお姉さまが好きなんだ。
「エドガーはいつ言うの?」
「もう言ってOK もらったし、すでに最後までやったよ」
「よかったじゃないか、初恋が実ってこれで僕も殿下から解放されるよ」
「本当なら真っ先に教えようとしたんだけど、なかなか言う機会がなくてな、ごめんよ」
「いいさ、お姉さまさえ嫁いでくれれば僕も家をでれるからね」
「やっぱり冒険者になるんだね」
「その為に剣術を頑張って習得してきたんだから、それに次何かやらかしたら有無を問わず殿下の後宮に入ることが決まったんだ」
「それって‥‥」
「どっちみち会えるのは今日が最後だね」
「‥‥でも、リリーが大人しくすれば殿下のもとに行かなくていいんじゃないのか?」
「あの人は僕に執着してるんだぞ、お姉さまが大人しくなったらすぐに次の手を考えるよ」
「それでも、冒険者にならなくてもいいじゃないか!」
「このままだと君の家にも迷惑がかかってしまうし、今はいいけど王命が出てしまったら従わなければならないからね、なら自ら姿を消した方がいいからね」
「だからって、なら結婚したらどうなんだ」
「それも無理だ、女性と結婚したら彼女ごと王家にと言われる」
「なんでなんだ!
どうすれば、いいんだよ」
なぜここまで考えてくれるかわからなかった。
エドガーはこれから幸せな生活が待っているのだ。
「悪いけど今日は泊まるから、いつもの部屋使うぞ」
「わかった、部屋と食事を用意させるから後で一緒に食事しよう」
かなり濁った眼をし始めた幼馴染になぜと思ったが、あまり考えなかった。
心から信頼していることと、お姉さまの恋人と言うことで気が緩んでいたんだと思う。
いつもはそういったことに敏感なのにこのときは働かなかった。
実は魔法で離れに結界を張ってもらっているので見つからないようになっているのだ。
王宮お抱えの魔道士様が張ってくれた優れモノです。
幼馴染みのエドガーは何と公爵家で家より上で、父親同士が友達?で昔から行き来していた。
交流しているうちに母親同士も仲良くなり、よく乳繰り合っていたのをみていた。
この国は性に対して大らかで、子供の前でも平気でエッチなことをやりだすのだ、勘弁してほしいよ。
子供ながらにふざけるなと叫びたかったが、見ているうちに変な気分になってしまいエドガーとお互いのを触りっこらした記憶がある。
その後お母様が風邪をこじらせ亡くなった時もエドガーは僕の側にいてくれた。
何かを言うわけではなくただ隣に座り黙って側にいてくれたのだ。
エドガーなら結婚してもいいと思ったぐらい好きだけど、エドガーは僕のお姉さまが好きなんだ。
「エドガーはいつ言うの?」
「もう言ってOK もらったし、すでに最後までやったよ」
「よかったじゃないか、初恋が実ってこれで僕も殿下から解放されるよ」
「本当なら真っ先に教えようとしたんだけど、なかなか言う機会がなくてな、ごめんよ」
「いいさ、お姉さまさえ嫁いでくれれば僕も家をでれるからね」
「やっぱり冒険者になるんだね」
「その為に剣術を頑張って習得してきたんだから、それに次何かやらかしたら有無を問わず殿下の後宮に入ることが決まったんだ」
「それって‥‥」
「どっちみち会えるのは今日が最後だね」
「‥‥でも、リリーが大人しくすれば殿下のもとに行かなくていいんじゃないのか?」
「あの人は僕に執着してるんだぞ、お姉さまが大人しくなったらすぐに次の手を考えるよ」
「それでも、冒険者にならなくてもいいじゃないか!」
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「だからって、なら結婚したらどうなんだ」
「それも無理だ、女性と結婚したら彼女ごと王家にと言われる」
「なんでなんだ!
どうすれば、いいんだよ」
なぜここまで考えてくれるかわからなかった。
エドガーはこれから幸せな生活が待っているのだ。
「悪いけど今日は泊まるから、いつもの部屋使うぞ」
「わかった、部屋と食事を用意させるから後で一緒に食事しよう」
かなり濁った眼をし始めた幼馴染になぜと思ったが、あまり考えなかった。
心から信頼していることと、お姉さまの恋人と言うことで気が緩んでいたんだと思う。
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