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ナターシャside
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誰も私に声をかけてこないことを知っているので一人机で本を読んでいると突然話しかけられたのだ。
顔を真っ赤にして話してくる姿はとても愛らしかった。
わざわざ殿下に助けられたことを私に報告しにきてくれたのだ。
本当に律儀なことだ思う。
かわいい子で素直なこの子を気にいり私は側に置くことにした。
殿下もこの子をいたく気に入っているようで、用もないのに来るようになったのだ。
私もこの姿でなければ膝の上に乗せ愛くるしい唇を貪り口腔を犯したいと思っているのに忌々しいたらない。
かわいいマリーの身辺調査をすると双子の兄がいることが判明し、妹は原因不明の病気になり領地で療養しているというではないか、なら目の前のこの子は双子の兄でシャルということになるが……確かに身長は私より低いが高いし体も細いがきちんと筋肉がついている。
それにこの子は孕むことが出来る子だ。
私は本当にラッキーだ。
目の前に理想の子がいるのだ。
今度泊りに越させよう。その時はあんなことやこんなことをやってもいいな、その為にはやはりあれを用意しなければならないな。
私はそのときに思いをはせていると殿下が声をかけてきた。
「お前良からぬこと考えているだろ」
「まさか、そんなわけないだろ」
「どうせマリーのことを考えていたんだろ、あの子本当に可愛いよな頬にキスしただけでも真っ赤にしてるんだぜ今どき珍しいよな」
「……後で消毒しとかなきゃな」
「それにあの子のあれ小さくってかわいいのついつい食べたくって味見しちゃったよ」
「……殿下喧嘩売ってるんですか?」
「まさか、でもあの子は当たりだよ。
味も甘くっておいしかったし、ちゃんと孕ませることのできる穴も存在したからね」
「そうですか、シャルは私が責任をもって引き受けますのでそれ以上は手を出さないで下さいね」
「それはこちらのセリフだ。
どっちにしろ俺たちの婚姻は解消することが出来ないなら、マリーを俺たちの花嫁として迎え入れればいい」
「そうだな、お前と共有すると思うと憂鬱だが仕方あるまい」
こうして私と殿下でマリーを囲い込む作戦に出たのだ。
顔を真っ赤にして話してくる姿はとても愛らしかった。
わざわざ殿下に助けられたことを私に報告しにきてくれたのだ。
本当に律儀なことだ思う。
かわいい子で素直なこの子を気にいり私は側に置くことにした。
殿下もこの子をいたく気に入っているようで、用もないのに来るようになったのだ。
私もこの姿でなければ膝の上に乗せ愛くるしい唇を貪り口腔を犯したいと思っているのに忌々しいたらない。
かわいいマリーの身辺調査をすると双子の兄がいることが判明し、妹は原因不明の病気になり領地で療養しているというではないか、なら目の前のこの子は双子の兄でシャルということになるが……確かに身長は私より低いが高いし体も細いがきちんと筋肉がついている。
それにこの子は孕むことが出来る子だ。
私は本当にラッキーだ。
目の前に理想の子がいるのだ。
今度泊りに越させよう。その時はあんなことやこんなことをやってもいいな、その為にはやはりあれを用意しなければならないな。
私はそのときに思いをはせていると殿下が声をかけてきた。
「お前良からぬこと考えているだろ」
「まさか、そんなわけないだろ」
「どうせマリーのことを考えていたんだろ、あの子本当に可愛いよな頬にキスしただけでも真っ赤にしてるんだぜ今どき珍しいよな」
「……後で消毒しとかなきゃな」
「それにあの子のあれ小さくってかわいいのついつい食べたくって味見しちゃったよ」
「……殿下喧嘩売ってるんですか?」
「まさか、でもあの子は当たりだよ。
味も甘くっておいしかったし、ちゃんと孕ませることのできる穴も存在したからね」
「そうですか、シャルは私が責任をもって引き受けますのでそれ以上は手を出さないで下さいね」
「それはこちらのセリフだ。
どっちにしろ俺たちの婚姻は解消することが出来ないなら、マリーを俺たちの花嫁として迎え入れればいい」
「そうだな、お前と共有すると思うと憂鬱だが仕方あるまい」
こうして私と殿下でマリーを囲い込む作戦に出たのだ。
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