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 どうやら僕は流されやすいようで、最後まではしないものの兄さまや辺境伯様ともそれなりのことをしたけどこれ以上はいけないと思っているけど気持ちが良すぎて結局何回もいかされてしまうんです。

 最後までしてないのが奇跡だと思うぐらいの頻度で僕は二人にいかされているんです。

 大丈夫とは言うけど兄さまと辺境伯様の会話が怖いんです。どっちの子を先に産んでもらうかとかいうんですよはっきり言って本当に子が宿るのか信じられないんです。

 お二人で決めているけど僕の気持ちは聞かないのかと言ったら、お二人以外の奴に抱かれたいと思うならそいつを八つ裂きにしてやると冗談にしては怖いことを言われたので、僕はブルブル震えながら部屋の隅で震えていいたのですが考えてみればお二人以外に抱かれると思ったらはっきり言って気持ち悪いのでやはり却下ですね。

 僕がこの辺境伯領に来てかれこれ一年が来る頃、リアムが処刑されたと聞かされた。

 リアムは意識して魅了を使い使用人や母様に兄さまに僕を傷つけるようにし向かたそうです。辺境伯領に住む人たちもリアムの魅了によって僕を暴行したのだと聞かされた。

 リアムは僕がかわいがられるのが許せなかったと言っていたそうです。回帰前の僕もリアムのせいで死んだことになるんだよね。リアムが死んだから僕はこの後の人生も生きられるんだ。

 そう思ったら涙が自然に出てきた。

 リアムの死によって僕は生きられるなんてどうかと思うけど僕は生きてもいいのだと実感できた瞬間だった。

 
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