23 / 53
22
しおりを挟む
最近のお父様は少しおかしいです。
あれだけラブラブだったのに急にお母様と距離を取るようになりました。
屋敷に帰らずにお城に部屋があるのでそこにいるそうなのですが……陛下がご機嫌で仕事がはかどるとお父様の従者の方が言ってました。
お父様は宰相をしているそうで、かなり優秀なのだとか……陛下はお父さんがいないとすぐにサボり仕事を増やしていくそうで陛下の側近さんたちはかなり大変だと言ってました。
最近お休みになるとお城に連れて行かれお仕事のお手伝いをしているのですが……かなり変わりました。
巻き戻る前はこの時点で二学年の最下層で、お友達も出来ずに寮から出ることはなかった。
こうしてお父様のお側でお仕事をお手伝いすることなどなかったです。
ただ不思議なのは屋敷を出てから一度も戻ったことがないのにリアムは僕に虐められたと言い張っているのだ。
それについて屋敷の者たちは何度もリアムに説明したが、話が通じないようで困っているとお父様あてのお手紙に書いてあった。
お母さまはお茶会の度に僕が我儘で困るとか、リアムを虐めてどうすればいいのかと周りの方に零すようだけどそれも「大変ですね」と言うだけに留まっているそうだ。
長い休みになればお城でお仕事手伝っている僕が弟に何かするわけないだろ。
俺は彼らの旦那様がお話ししてくれているようで本当に頼もしいです。
えっ、陛下のやる気を引き出してくれたお陰で仕事がはかどるからそのお礼と……僕何かしましたか?
この世界は前世にいた世界と違い、女性がいないんだ。
だから男が子供を産むそうなのだけど……少し気になっていたんだけど、孕む方の男性は本当に華奢できれいな人ばかりなんだ。孕ませる方なかなりごついです。
確かに兄さまや陛下は中世的で細マッチョでかっこいいです。でも基本はゴリマッチョなんです。
でも顔は皆さんいいんです!!!!!!
僕のように下の下などいないんですよ!!!!!
陛下はお父さま大好き人間で、お父さまのお顔を見るたびに好きだと叫んでいるんですけど……お父様丸っと無視を決め込んでいるあたり凄いです。
あれだけラブラブだったのに急にお母様と距離を取るようになりました。
屋敷に帰らずにお城に部屋があるのでそこにいるそうなのですが……陛下がご機嫌で仕事がはかどるとお父様の従者の方が言ってました。
お父様は宰相をしているそうで、かなり優秀なのだとか……陛下はお父さんがいないとすぐにサボり仕事を増やしていくそうで陛下の側近さんたちはかなり大変だと言ってました。
最近お休みになるとお城に連れて行かれお仕事のお手伝いをしているのですが……かなり変わりました。
巻き戻る前はこの時点で二学年の最下層で、お友達も出来ずに寮から出ることはなかった。
こうしてお父様のお側でお仕事をお手伝いすることなどなかったです。
ただ不思議なのは屋敷を出てから一度も戻ったことがないのにリアムは僕に虐められたと言い張っているのだ。
それについて屋敷の者たちは何度もリアムに説明したが、話が通じないようで困っているとお父様あてのお手紙に書いてあった。
お母さまはお茶会の度に僕が我儘で困るとか、リアムを虐めてどうすればいいのかと周りの方に零すようだけどそれも「大変ですね」と言うだけに留まっているそうだ。
長い休みになればお城でお仕事手伝っている僕が弟に何かするわけないだろ。
俺は彼らの旦那様がお話ししてくれているようで本当に頼もしいです。
えっ、陛下のやる気を引き出してくれたお陰で仕事がはかどるからそのお礼と……僕何かしましたか?
この世界は前世にいた世界と違い、女性がいないんだ。
だから男が子供を産むそうなのだけど……少し気になっていたんだけど、孕む方の男性は本当に華奢できれいな人ばかりなんだ。孕ませる方なかなりごついです。
確かに兄さまや陛下は中世的で細マッチョでかっこいいです。でも基本はゴリマッチョなんです。
でも顔は皆さんいいんです!!!!!!
僕のように下の下などいないんですよ!!!!!
陛下はお父さま大好き人間で、お父さまのお顔を見るたびに好きだと叫んでいるんですけど……お父様丸っと無視を決め込んでいるあたり凄いです。
226
お気に入りに追加
3,064
あなたにおすすめの小説
婚約者は愛を見つけたらしいので、不要になった僕は君にあげる
カシナシ
BL
「アシリス、すまない。婚約を解消してくれ」
そう告げられて、僕は固まった。5歳から13年もの間、婚約者であるキール殿下に尽くしてきた努力は一体何だったのか?
殿下の隣には、可愛らしいオメガの男爵令息がいて……。
サクッとエロ&軽めざまぁ。
全10話+番外編(別視点)数話
本編約二万文字、完結しました。
※HOTランキング最高位6位、頂きました。たくさんの閲覧、ありがとうございます!
※本作の数年後のココルとキールを描いた、
『訳ありオメガは罪の証を愛している』
も公開始めました。読む際は注意書きを良く読んで下さると幸いです!
婚約破棄と国外追放をされた僕、護衛騎士を思い出しました
カシナシ
BL
「お前はなんてことをしてくれたんだ!もう我慢ならない!アリス・シュヴァルツ公爵令息!お前との婚約を破棄する!」
「は……?」
婚約者だった王太子に追い立てられるように捨てられたアリス。
急いで逃げようとした時に現れたのは、逞しい美丈夫だった。
見覚えはないのだが、どこか知っているような気がしてーー。
単品ざまぁは番外編で。
護衛騎士筋肉攻め × 魔道具好き美人受け
【完結】疲れ果てた水の巫子、隣国王子のエモノになる
カシナシ
BL
僕はシュリエル・エバンス公爵令息。貴族というよりも、ルルーガレス王国を代表する水の巫子をやっている。水の巫子としての能力や、血筋から選ばれて、王子様と婚約していた。
幼い頃に結ばれた婚約だが、ディルク殿下に恋をしてから、ずっと自己研鑽に努めてきた。聖女が現れても、殿下に相応しいのは僕だと、心の中で言い聞かせるようにしていたが、
殿下の隣には、いつの間にかローズブロンドの美しい聖女がいた。
なんとかしてかつての優しい眼差しに戻ってほしいのに、日が経つ毎に状況は悪くなる。
そんなある日、僕は目を疑うものを見てしまった。
攻め・威圧系美形
受け・浮世離れ系美人
(HOTランキング最高3位、頂きました。たくさんの閲覧ありがとうございます!)
※ざまぁというより自業自得
※序盤は暗めですが甘々になっていきます
※本編60話(約16万字)+番外編数話くらい
※残酷描写あります
※ R18は後半に
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
僕はただの平民なのに、やたら敵視されています
カシナシ
BL
僕はド田舎出身の定食屋の息子。貴族の学園に特待生枠で通っている。ちょっと光属性の魔法が使えるだけの平凡で善良な平民だ。
平民の肩身は狭いけれど、だんだん周りにも馴染んできた所。
真面目に勉強をしているだけなのに、何故か公爵令嬢に目をつけられてしまったようでーー?
悪役なので大人しく断罪を受け入れたら何故か主人公に公開プロポーズされた。
柴傘
BL
侯爵令息であるシエル・クリステアは第二王子の婚約者。然し彼は、前世の記憶を持つ転生者だった。
シエルは王立学園の卒業パーティーで自身が断罪される事を知っていた。今生きるこの世界は、前世でプレイしていたBLゲームの世界と瓜二つだったから。
幼い頃からシナリオに足掻き続けていたものの、大した成果は得られない。
然しある日、婚約者である第二王子が主人公へ告白している現場を見てしまった。
その日からシナリオに背く事をやめ、屋敷へと引き篭もる。もうどうにでもなれ、やり投げになりながら。
「シエル・クリステア、貴様との婚約を破棄する!」
そう高らかに告げた第二王子に、シエルは恭しく礼をして婚約破棄を受け入れた。
「じゃあ、俺がシエル様を貰ってもいいですよね」
そう言いだしたのは、この物語の主人公であるノヴァ・サスティア侯爵令息で…。
主人公×悪役令息、腹黒溺愛攻め×無気力不憫受け。
誰でも妊娠できる世界。頭よわよわハピエン。
同室のアイツが俺のシャワータイムを侵略してくるんだが
カシナシ
BL
聞いてくれ。
騎士科学年一位のアイツと、二位の俺は同じ部屋。これまでトラブルなく同居人として、良きライバルとして切磋琢磨してきたのに。
最近のアイツ、俺のシャワー中に絶対入ってくるんだ。しかも振り向けば目も合う。それとなく先に用を済ませるよう言ったり対策もしてみたが、何も効かない。
とうとう直接指摘することにしたけど……?
距離の詰め方おかしい攻め × 女の子が好きなはず?の受け
短編ラブコメです。ふわふわにライトです。
頭空っぽにしてお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる