12 / 24
12
しおりを挟む
そうです。
あの後おいしく頂かれました。
旅に出るときは一緒に行くとこを了承させられました。
私がハイと言うまであの行為が終わらないのなら仕方ないです。
あの後から私は城に滞在してします。
帰ると言い出したら、また襲われて、泣かされました。
一体あの茶番は何だったのでしょう。
今まで以上にデレデレな婚約者様のリオ様は所構わず抱き着いてキスされます。
見せつけるような行為です。
私がやめてくれと頼むと、その日も激しく抱かれ腹の中に子種をたっぷりと注ぎ込まれるのです。
「ほとんどの国の使者は諦めて国に報告しに行ったのにどうしてあいつはまだいるんだ!」
なんと今までの行為は各国から送り込まれた使者に対する婚約破棄はないことをアピールすることと、あきらめさせることだったらしい。
「もういいですよね、それに彼は友達です!」
「友達と思っているのはメリーだけだよ」
「そんなはずないです!」
シア様に限ってそんなはずない!
確かに冗談でいつでもお嫁においでと冗談交じりに言われていたけど、それだって友達だから半分冗談で言ったんじゃないかと思っている。
「冗談じゃなく本気で言ったんだよ。
良かった、このまま手を出さなかったらまんまと奪われるところだった」
「それぐらいで諦めるわけないでしょ」
どこからともなくシア様の声がしてきた。
「やはり来たな」
「当たり前でしょ、僕の花嫁に何してくれちゃうんですか?」
「誰が誰の花嫁だ!」
「一目あった時から僕の花嫁はメリッサ嬢だけだと思っていましたよ」
「婚約破棄してないんでそれは無理だな」
「今各国で問題しされているのは年々Sランクの冒険者が育たないこと、その中でメリッサ嬢はSランクになったことで各国は色めき立ったんだ」
「条約に基づきメリーに俺以外の男を宛がうことだろ、そんなの許すわけないだろ!」
「君の許しはいらないんだよ、すでに条約は結ばれた」
「メリーは俺のだ!」
「もう君だけのメリッサ嬢じゃないよ」
どうやら私の知らないところで何かが決まったようだ。
私の意志を無視した条約なのはリオ様を見ればわかる。
リオ様は俺様だが最終的には私の意見を聞いてくれる。
……違うな、私がうんと言うまで快楽攻めにしていくんだ。
おかげで、いろんな体位で責められている。
いったいあんなものどこで仕入れてくるのかおもちゃも取り出して責められる。
今も小さなものが中に入っていて振動しているのだ。
「年頃の王子がいる国はこそってメリッサ嬢に気にいられようとアピールしてくるだろうね」
シア様は何故か、怖い笑みを浮かべ私を見てきたのだ。
私の知っているシア様でないのは明らかだ。
あの後おいしく頂かれました。
旅に出るときは一緒に行くとこを了承させられました。
私がハイと言うまであの行為が終わらないのなら仕方ないです。
あの後から私は城に滞在してします。
帰ると言い出したら、また襲われて、泣かされました。
一体あの茶番は何だったのでしょう。
今まで以上にデレデレな婚約者様のリオ様は所構わず抱き着いてキスされます。
見せつけるような行為です。
私がやめてくれと頼むと、その日も激しく抱かれ腹の中に子種をたっぷりと注ぎ込まれるのです。
「ほとんどの国の使者は諦めて国に報告しに行ったのにどうしてあいつはまだいるんだ!」
なんと今までの行為は各国から送り込まれた使者に対する婚約破棄はないことをアピールすることと、あきらめさせることだったらしい。
「もういいですよね、それに彼は友達です!」
「友達と思っているのはメリーだけだよ」
「そんなはずないです!」
シア様に限ってそんなはずない!
確かに冗談でいつでもお嫁においでと冗談交じりに言われていたけど、それだって友達だから半分冗談で言ったんじゃないかと思っている。
「冗談じゃなく本気で言ったんだよ。
良かった、このまま手を出さなかったらまんまと奪われるところだった」
「それぐらいで諦めるわけないでしょ」
どこからともなくシア様の声がしてきた。
「やはり来たな」
「当たり前でしょ、僕の花嫁に何してくれちゃうんですか?」
「誰が誰の花嫁だ!」
「一目あった時から僕の花嫁はメリッサ嬢だけだと思っていましたよ」
「婚約破棄してないんでそれは無理だな」
「今各国で問題しされているのは年々Sランクの冒険者が育たないこと、その中でメリッサ嬢はSランクになったことで各国は色めき立ったんだ」
「条約に基づきメリーに俺以外の男を宛がうことだろ、そんなの許すわけないだろ!」
「君の許しはいらないんだよ、すでに条約は結ばれた」
「メリーは俺のだ!」
「もう君だけのメリッサ嬢じゃないよ」
どうやら私の知らないところで何かが決まったようだ。
私の意志を無視した条約なのはリオ様を見ればわかる。
リオ様は俺様だが最終的には私の意見を聞いてくれる。
……違うな、私がうんと言うまで快楽攻めにしていくんだ。
おかげで、いろんな体位で責められている。
いったいあんなものどこで仕入れてくるのかおもちゃも取り出して責められる。
今も小さなものが中に入っていて振動しているのだ。
「年頃の王子がいる国はこそってメリッサ嬢に気にいられようとアピールしてくるだろうね」
シア様は何故か、怖い笑みを浮かべ私を見てきたのだ。
私の知っているシア様でないのは明らかだ。
0
お気に入りに追加
1,180
あなたにおすすめの小説
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

〖完結〗幼馴染みの王女様の方が大切な婚約者は要らない。愛してる? もう興味ありません。
藍川みいな
恋愛
婚約者のカイン様は、婚約者の私よりも幼馴染みのクリスティ王女殿下ばかりを優先する。
何度も約束を破られ、彼と過ごせる時間は全くなかった。約束を破る理由はいつだって、「クリスティが……」だ。
同じ学園に通っているのに、私はまるで他人のよう。毎日毎日、二人の仲のいい姿を見せられ、苦しんでいることさえ彼は気付かない。
もうやめる。
カイン様との婚約は解消する。
でもなぜか、別れを告げたのに彼が付きまとってくる。
愛してる? 私はもう、あなたに興味はありません!
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
沢山の感想ありがとうございます。返信出来ず、申し訳ありません。

王族に婚約破棄させたらそりゃそうなるよね? ……って話
ノ木瀬 優
恋愛
ぽっと出のヒロインが王族に婚約破棄させたらこうなるんじゃないかなって話を書いてみました。
完全に勢いで書いた話ですので、お気軽に読んで頂けたらなと思います。
【完結】私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね
江崎美彩
恋愛
王太子殿下の婚約者候補を探すために開かれていると噂されるお茶会に招待された、伯爵令嬢のミンディ・ハーミング。
幼馴染のブライアンが好きなのに、当のブライアンは「ミンディみたいなじゃじゃ馬がお茶会に出ても恥をかくだけだ」なんて揶揄うばかり。
「私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね! 王太子殿下に見染められても知らないんだから!」
ミンディはブライアンに告げ、お茶会に向かう……
〜登場人物〜
ミンディ・ハーミング
元気が取り柄の伯爵令嬢。
幼馴染のブライアンに揶揄われてばかりだが、ブライアンが自分にだけ向けるクシャクシャな笑顔が大好き。
ブライアン・ケイリー
ミンディの幼馴染の伯爵家嫡男。
天邪鬼な性格で、ミンディの事を揶揄ってばかりいる。
ベリンダ・ケイリー
ブライアンの年子の妹。
ミンディとブライアンの良き理解者。
王太子殿下
婚約者が決まらない事に対して色々な噂を立てられている。
『小説家になろう』にも投稿しています

愛人をつくればと夫に言われたので。
まめまめ
恋愛
"氷の宝石”と呼ばれる美しい侯爵家嫡男シルヴェスターに嫁いだメルヴィーナは3年間夫と寝室が別なことに悩んでいる。
初夜で彼女の背中の傷跡に触れた夫は、それ以降別室で寝ているのだ。
仮面夫婦として過ごす中、ついには夫の愛人が選んだ宝石を誕生日プレゼントに渡される始末。
傷つきながらも何とか気丈に振る舞う彼女に、シルヴェスターはとどめの一言を突き刺す。
「君も愛人をつくればいい。」
…ええ!もう分かりました!私だって愛人の一人や二人!
あなたのことなんてちっとも愛しておりません!
横暴で冷たい夫と結婚して以降散々な目に遭うメルヴィーナは素敵な愛人をゲットできるのか!?それとも…?なすれ違い恋愛小説です。
※感想欄では読者様がせっかく気を遣ってネタバレ抑えてくれているのに、作者がネタバレ返信しているので閲覧注意でお願いします…

【完結】美しい人。
❄️冬は つとめて
恋愛
「あなたが、ウイリアム兄様の婚約者? 」
「わたくし、カミーユと言いますの。ねえ、あなたがウイリアム兄様の婚約者で、間違いないかしら。」
「ねえ、返事は。」
「はい。私、ウイリアム様と婚約しています ナンシー。ナンシー・ヘルシンキ伯爵令嬢です。」
彼女の前に現れたのは、とても美しい人でした。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる