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40 ローザside2
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あたしは修道院を逃げ出し、どんな手を使ってもあいつのいる場所にたどり着いてやるつもりでいた。
だから、身体だって売った。
高級売春婦として、何人にも抱かれた。
中にはあたしを買い取りたいと言う奴もいたわ。
その中で一番地位の高い奴に買ってもらったのよ。
フフフ、もうすぐよ。
もうすぐあいつを引きずり降ろしてやれるわ。
あの人の隣はあたしがお似合いなのよ。
あなたに合いに行くまでの間、気に入らないけど他の男の側で我慢してあげる。
あたしを買い取った男は、伯爵さまであの人より身分は劣るけど仕方ないわ。
だから今までできなかった贅沢をしたわ、キレイなドレスに宝石あたしにはそういうものが似合うのよ。
でも、パーティーには連れて行ってくれなかったの。
不満を漏らしたら、もう少し教養を身に付けろと言われてしまったわ。
あたしの何処に教養がないというの!!!!
これでも子爵家の娘だったのよ!!!!
この美しいあたしをなぜ隠すの!!!!
「そう言えば、侯爵さまの奥方は本当にきれいでいらっしゃる。
王妃さまにも気に入られ、本当の妹のように扱われているぐらいだ」
「あたしだって、パーティーに行けばすぐにでも社交界の花になるわ!!!!」
「冗談言うのはやめてくれないか、そんななりで行ったら俺が笑われる」
何がいけないかわからなかった。
そんな時侯爵さまに合ったの!!!
相変わらずかっこよかったわ。
やっぱりあの人の隣はあたしがお似合いなのよ!!!!
地味な妹じゃなくね。
侯爵さまの住まいを探り、突入する機会をうかがったわ!!!!!
それもすぐに来たんだけどね。
簡単には入れてびっくりよ!!!!
あたしは勢いよくドアを開け叫んでやったの!!!
「あたしのクリスさまを返しなさいよ!!!!」
「どちら様でしょうか?」
執事らしき人が聞いてきたけど言ってやったわ。
「あたしはローザよ!
クリスさまの婚約者のローザよ」
執事は眉を潜めたけど気にしないわ。
「ローザ様とはハットフル子爵家のでしょうか?」
「そうよ!!!!
あたしはリリアにはめられたのよ!!!」
この騒ぎを聞きつけて出てきた中にリリアらしき女はいなかった。
ただきれいな女が二人あたしを見ていたけどね。
侯爵さまもすぐに出てきて、あたしを見るとすごい怖い顔になったのが不思議だった。
侯爵さまは女二人のうちお腹の大きな女の頭にキスをするとあたしを睨んできた。
何故睨むの?
あたしはリリアにはめられたのよ!!!!
あたしはすぐに警備兵に取り押さえられ、詰め所に連行されて行った。
「リリアを頼む」
「わかったわ」
リリアですって!!!!!
もう一度女の方を見るけど、リリアはあんなにきれいではないわ!!!!
嘘よ!!!!!
あたしの叫びも空しく連行されて行った。
だから、身体だって売った。
高級売春婦として、何人にも抱かれた。
中にはあたしを買い取りたいと言う奴もいたわ。
その中で一番地位の高い奴に買ってもらったのよ。
フフフ、もうすぐよ。
もうすぐあいつを引きずり降ろしてやれるわ。
あの人の隣はあたしがお似合いなのよ。
あなたに合いに行くまでの間、気に入らないけど他の男の側で我慢してあげる。
あたしを買い取った男は、伯爵さまであの人より身分は劣るけど仕方ないわ。
だから今までできなかった贅沢をしたわ、キレイなドレスに宝石あたしにはそういうものが似合うのよ。
でも、パーティーには連れて行ってくれなかったの。
不満を漏らしたら、もう少し教養を身に付けろと言われてしまったわ。
あたしの何処に教養がないというの!!!!
これでも子爵家の娘だったのよ!!!!
この美しいあたしをなぜ隠すの!!!!
「そう言えば、侯爵さまの奥方は本当にきれいでいらっしゃる。
王妃さまにも気に入られ、本当の妹のように扱われているぐらいだ」
「あたしだって、パーティーに行けばすぐにでも社交界の花になるわ!!!!」
「冗談言うのはやめてくれないか、そんななりで行ったら俺が笑われる」
何がいけないかわからなかった。
そんな時侯爵さまに合ったの!!!
相変わらずかっこよかったわ。
やっぱりあの人の隣はあたしがお似合いなのよ!!!!
地味な妹じゃなくね。
侯爵さまの住まいを探り、突入する機会をうかがったわ!!!!!
それもすぐに来たんだけどね。
簡単には入れてびっくりよ!!!!
あたしは勢いよくドアを開け叫んでやったの!!!
「あたしのクリスさまを返しなさいよ!!!!」
「どちら様でしょうか?」
執事らしき人が聞いてきたけど言ってやったわ。
「あたしはローザよ!
クリスさまの婚約者のローザよ」
執事は眉を潜めたけど気にしないわ。
「ローザ様とはハットフル子爵家のでしょうか?」
「そうよ!!!!
あたしはリリアにはめられたのよ!!!」
この騒ぎを聞きつけて出てきた中にリリアらしき女はいなかった。
ただきれいな女が二人あたしを見ていたけどね。
侯爵さまもすぐに出てきて、あたしを見るとすごい怖い顔になったのが不思議だった。
侯爵さまは女二人のうちお腹の大きな女の頭にキスをするとあたしを睨んできた。
何故睨むの?
あたしはリリアにはめられたのよ!!!!
あたしはすぐに警備兵に取り押さえられ、詰め所に連行されて行った。
「リリアを頼む」
「わかったわ」
リリアですって!!!!!
もう一度女の方を見るけど、リリアはあんなにきれいではないわ!!!!
嘘よ!!!!!
あたしの叫びも空しく連行されて行った。
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