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本当に自由って素晴らしい!!!!!
解放感溢れるよ。
冒険者ギルドに登録できる12歳の時から冒険者として魔物と戦ってきたおかげで私のランクはBランクだ。
12歳になるのを待って司祭とシスターを連れ侯爵家に着くと、私の診断書を見せ司祭がお父様を脅してくれたので今では放置され暴力を振るわれることはなくなった。
それでも侯爵家には教会とギルドの影が見張っており逐一報告していると聞いている。
ギルドに出入りするようになってから先輩冒険者に更に剣術や魔法を教わるようになり、そのおかげで三年でBランクまで上り詰めたのだがAランクにはまだまだ経験値が足りないのでクエストをこなす毎日だ。
始めは執事や家令に連れてきてもらったギルドも今では一人で来ている。
その代わり私の不在の時のアリバイ工作を頼んだ。
お陰様でのびのびと冒険者を満喫しているので帰るたびに一角兎を捕まえて帰るようにしている。
自分で自由に使うことのできるお金は銀行に預けており首から避けている登録プレートで支払いOKなので現金を持ち運ばなくいいので助かっている。
プレートにはランクから何から色々登録されていて本人しか使うことが出来ないので中のお金も安心だ。
なのでばれても誰も私のお金は使えないということだ。
今日は学園で必要なものを買いに来たのだが久々の外出でテンションが上がっていたようで少し恥ずかしい。
それでもあちらこちらから声をかけられ返事をしていくここでしか味わえないとも思っているのだ。
家にいるのも嫌なので私は一足先に学園の寮に入り寮母さんと仲良くなった。
一応出かけることは伝えてあるのだが、必要なものだけ買って帰ったのだが学園の寮ん戻ると寮母さんが待ち構えており、帰りが遅いと怒られてしまった。
寮母さんは私が女だと言うことを知っている一人で後は生徒会長と先生たちぐらいだ。
「心配しましたよ。
これから食事が始まりますが、どうしますか?」
「食べに行きます」
「ならなるたけ量を減らしてもらいますね」
「ありがとうございます」
寮母さんがお母さんならなんて幸せなんだろうとこの頃思うが、子供は親を選べないので仕方ないと諦め買ってきた物を部屋に置き急いで食堂に向かうのだ。
解放感溢れるよ。
冒険者ギルドに登録できる12歳の時から冒険者として魔物と戦ってきたおかげで私のランクはBランクだ。
12歳になるのを待って司祭とシスターを連れ侯爵家に着くと、私の診断書を見せ司祭がお父様を脅してくれたので今では放置され暴力を振るわれることはなくなった。
それでも侯爵家には教会とギルドの影が見張っており逐一報告していると聞いている。
ギルドに出入りするようになってから先輩冒険者に更に剣術や魔法を教わるようになり、そのおかげで三年でBランクまで上り詰めたのだがAランクにはまだまだ経験値が足りないのでクエストをこなす毎日だ。
始めは執事や家令に連れてきてもらったギルドも今では一人で来ている。
その代わり私の不在の時のアリバイ工作を頼んだ。
お陰様でのびのびと冒険者を満喫しているので帰るたびに一角兎を捕まえて帰るようにしている。
自分で自由に使うことのできるお金は銀行に預けており首から避けている登録プレートで支払いOKなので現金を持ち運ばなくいいので助かっている。
プレートにはランクから何から色々登録されていて本人しか使うことが出来ないので中のお金も安心だ。
なのでばれても誰も私のお金は使えないということだ。
今日は学園で必要なものを買いに来たのだが久々の外出でテンションが上がっていたようで少し恥ずかしい。
それでもあちらこちらから声をかけられ返事をしていくここでしか味わえないとも思っているのだ。
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一応出かけることは伝えてあるのだが、必要なものだけ買って帰ったのだが学園の寮ん戻ると寮母さんが待ち構えており、帰りが遅いと怒られてしまった。
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「心配しましたよ。
これから食事が始まりますが、どうしますか?」
「食べに行きます」
「ならなるたけ量を減らしてもらいますね」
「ありがとうございます」
寮母さんがお母さんならなんて幸せなんだろうとこの頃思うが、子供は親を選べないので仕方ないと諦め買ってきた物を部屋に置き急いで食堂に向かうのだ。
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