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騎士編
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この話は陛下の耳にも入っており、騎士団長と副団長に加えてお父様が一緒に陛下の所に今までのあらましを説明しに行った。
その為、俺が騎士団に入団したことがばれてしまい、ことあるごとに呼び出されてうざいのなんのたまったもんじゃない!
なるたけ暇を作らないように俺は団長の嫌がっていた書類整理を手伝うことにした。
俺が書類の整理をするようになってから団長は生き生きしている。
たかだか書類でと思うかもしれないが、活字を見るだけで眠くなってくると言っていたから重症だ。
なので、急ぎの仕事だけ説明しサインをするようにしてもらうとスムーズに進み、練習に参加出来るまでになった。
よって、今までツケがまわってきた。
新人は兎も角、自主練習していたメンバーもいる中サボりまくっていたメンバーは誰一人ついてこれなかった。
ここまでくると一から作り上げたほうがいいと言うことでバード監修のもと騎士団を鍛え上げることになったのだが、かなりのスパルタぶりで鍛え上げていくバードを皆は鬼だと言っていた。
確かに鬼だな。
それでも今までが今までなのだからこれぐらいがちょうどいいのかもしれない。
ただ例外もいる。
団長と副団長は嬉々として練習に参加し、なまった体を鍛え上げていた。
バードの練習にもついてくるどころか生温いと更に追加で練習していた。
化け物だな。
一か月も立つと、皆見違えるほどになり更なる新スタートが切れることとなった。
俺は団長の補佐となり今まで以上に書類整理に没頭しているのだが、練習は鯖ってはいないぞ!
書類整理の後時間がある時にウィルに手伝ってもらい練習をしている。
だいぶ落ち着いては来ているが、なぜこんなに書類が多いのか不思議で仕方なかったが、改善できるところは改善してきているのだ。
もちろん王太子殿下とともにやっている。
わかったことだが、王太子殿下の側近も書類整理が苦手で貯めてしまいそれが後々下に降りてくるので貯まるらしい、いい迷惑だよ。
脳筋が多くってもやっていけるんだから国が傾かない限り大丈夫だろうと思うことにしたが、自分が苦労するならここで苦労しようと殿下の書類も見て、やり方を伝授してきた。
多分これで大丈夫だろう……と思いたい……
騎士団ばかり開拓のメスを入れてもと言うことで近衛騎士たちも確認すると騎士団と変わらなかった。
ここでもバードによるしごきが行われ、城のいたるところから悲鳴が聞こえてきたのは言うまでもない。
その為、俺が騎士団に入団したことがばれてしまい、ことあるごとに呼び出されてうざいのなんのたまったもんじゃない!
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俺が書類の整理をするようになってから団長は生き生きしている。
たかだか書類でと思うかもしれないが、活字を見るだけで眠くなってくると言っていたから重症だ。
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よって、今までツケがまわってきた。
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確かに鬼だな。
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ただ例外もいる。
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多分これで大丈夫だろう……と思いたい……
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