公爵家の長男だけど優秀な弟がいるので僕は騎士となりのし上ります

りまり

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幼少期

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 俺が黙々と一人で練習をしている中、声を掛けて来てくれ一緒に練習するようになってから三年の歳月が流れた。

 俺は少しずつ騎士団の練習に参加させてもらい、腕を上げていった。

   もちろん他の勉強もやっているが、一通り出来ればいいやという程度しか力を入れていない。

   「レオン今日は一段と不機嫌じゃないか」

   「不機嫌にもなる、あのエロ教師マジありえない」

   「また閨の授業中に何かあったんだな」

   「……徐々に慣らしていこうと言われた」

 「……うんわかった」

 俺はいつも通り揶揄われるのかと思っていたら何故か俺以上に不機嫌になり、その話を聞いた騎士団員も顔が険しくなり、今日の練習が一段と厳しくなったのは言うまでもない。

 ひとしきり汗を流すと、大浴場に汗を流しに行くのがいつものパターンでその後マッサージを受けているのだ。

 俺に声を掛けてくれたのがウィルで一番仲がいいんだ。

 後のメンバーは筋肉モリモリなモーリスでちょっとオネエポイのがシシだ。

 口下手だが言う時は言うグレー、いつも陽気で明るいカール、皆をまとめているのがウィルだ。

 三年の歳月で彼らは騎士団の中でも五段階中の三段目まで来ていて、本当であれば俺の面倒など見ている暇はないはずなのに俺の練習に付き合ってくれている。

 ここだけの話、俺が初めての精通でどうしたらいいか分からない時や夢精を体験した時にも助けを求めたのが初めて声を掛けてくれた彼らだった。

 「レオン終わったらこっち来いよ」

 「わかった」

 「今日はマッサージだけでいいのか?」

 「……ウーン今日も夢精しちゃったしな……」

 「だから定期的に出せって言っているだろ」

 「自分でやっても気持ちよくないんだもん」

 「なら頼れよ」

 俺たちは定期的にお互いのを擦り会って出している。

 その時シシに教えてもらいながらセックスの仕方を覚えた。

 どっちでもできるようにとお尻も解してもらい中で感じることが出来るようになっていたから、閨の教師にそれ以上教わることはなかったのだ。

 はっきり言えば気持ち悪いんだ!

 ならウィルに舐められていたほうがよっぽど気持ちが良いし、シシの中は温かくってよくしまって気持ちが良い。

 この国の性に対する認識は甘く、気持ちが良いのが好きで誰とでもする。

 結婚は結婚で結婚相手の子供を一人でも産めば、後誰とセックスしてもいいのだ。

 俺の両親見たく相思相愛でお互い以外嫌だと言う人間もいるがそれはまれである。

 流石にこれには驚いたのだが、兄弟でもセックスしているんだ、身近な相手だからだそうだがリオンの相手はどうも俺がすることになりそうなので今から憂鬱で仕方ない。

 兄弟でセックスだぞ!

 兄弟でセックスはないだろ!
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