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幼少期
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メイドに果実水をもらい何とか口の中の苦みが収まってきました。
「兄さま大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。
想像より飲みやすかったから、まさか後味で来るとは思わなく身もだえてしまったよ」
「それはすまなかったね、陛下より速攻で効く薬をと言われていたからね」
この人俺が身もだえている時クスクス笑っていやがったんだ!!!!!
フードに隠れてわからないと思っているだろうけど、ばっちし見えちまったよ!!!!!
「それで張り切りすぎたんですか?」
「つい、年甲斐もなくね」
あの笑いといい、こいつ絶対わざとやりやがった!
「相変わらずだな、あまり虐めないでくれよ」
王様はいつものことだと笑って注意した。
「それはもちろんです。
なんせ陛下のいい人ですからね♡」
ゾクっと体に寒気が走った。
薬師を見るとフードで隠れていた顔を俺の方に向け、ニタと笑ったのだ。
口元は笑っているのに目は笑っていなかった。
こいつ敵だ。
信じちゃいけない分類の人間だ。
俺は薬師を敵認定し、俺が飲まされた薬の分析を始めた。
俺は前世の記憶を頼りに新しい魔法を生み出した。
全属性持っているからこそできる技だな。
するとやはり微量ながら毒が入っていることがわかった。
このぐらいの量なら今は大丈夫だが、蓄積するとやばいかもしれないな。
俺は微量の毒を掌に出るようにイメージをしてみると成功したのだ。
魔法はイメージが大事だよな。
ルンルン気分でやっていると、王様に声を掛けられた。
「どうかしたのか?」
俺はかなり集中して薬の成分分析をしていたらしく、上の空だったらしい。
「先ほど飲ませていただいた薬は、なんの薬草を使っているのか気になりまして少し考えていました」
「ガキがない頭で考えたってわかるわけないだろ!!!!」
薬師はツンケンしながら言ってのけたが、王様がガキと侮らず俺の頭を撫でながら言った。
「先ほどの薬か、彼の薬は良く効くからな」
「そうなんですね」
やばい、前世では科捜研とか鑑識とかよくドラマ見ていたんだよな。
少し調べれば出てきそうだよな。
「王様は彼のことを信頼しているんですね」
俺は王様の体を透視すると何故か少しずつ毒に蝕まれているのがわかった。
「そうなんだ、彼は学生時代からの親友の一人でね」
「なら、家の両親とも知り合いなんですね」
「そうだよ。彼を紹介してくれたのはダニエルとノアだからね」
「そうなんですね」
俺が二人の子だと知ると薬師は体をビックンと震わせた。
「……彼はダニエルとノアの子なんですか?」
「そうだよ。かわいいでしょ」
かなり動揺しているらしく体が震えている。
薬師はそのまま用事を思い出したと部屋を出ていった。
このままにしておくわけにはいかなく、家に帰ったら両親に相談することにした。
「兄さま大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。
想像より飲みやすかったから、まさか後味で来るとは思わなく身もだえてしまったよ」
「それはすまなかったね、陛下より速攻で効く薬をと言われていたからね」
この人俺が身もだえている時クスクス笑っていやがったんだ!!!!!
フードに隠れてわからないと思っているだろうけど、ばっちし見えちまったよ!!!!!
「それで張り切りすぎたんですか?」
「つい、年甲斐もなくね」
あの笑いといい、こいつ絶対わざとやりやがった!
「相変わらずだな、あまり虐めないでくれよ」
王様はいつものことだと笑って注意した。
「それはもちろんです。
なんせ陛下のいい人ですからね♡」
ゾクっと体に寒気が走った。
薬師を見るとフードで隠れていた顔を俺の方に向け、ニタと笑ったのだ。
口元は笑っているのに目は笑っていなかった。
こいつ敵だ。
信じちゃいけない分類の人間だ。
俺は薬師を敵認定し、俺が飲まされた薬の分析を始めた。
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全属性持っているからこそできる技だな。
するとやはり微量ながら毒が入っていることがわかった。
このぐらいの量なら今は大丈夫だが、蓄積するとやばいかもしれないな。
俺は微量の毒を掌に出るようにイメージをしてみると成功したのだ。
魔法はイメージが大事だよな。
ルンルン気分でやっていると、王様に声を掛けられた。
「どうかしたのか?」
俺はかなり集中して薬の成分分析をしていたらしく、上の空だったらしい。
「先ほど飲ませていただいた薬は、なんの薬草を使っているのか気になりまして少し考えていました」
「ガキがない頭で考えたってわかるわけないだろ!!!!」
薬師はツンケンしながら言ってのけたが、王様がガキと侮らず俺の頭を撫でながら言った。
「先ほどの薬か、彼の薬は良く効くからな」
「そうなんですね」
やばい、前世では科捜研とか鑑識とかよくドラマ見ていたんだよな。
少し調べれば出てきそうだよな。
「王様は彼のことを信頼しているんですね」
俺は王様の体を透視すると何故か少しずつ毒に蝕まれているのがわかった。
「そうなんだ、彼は学生時代からの親友の一人でね」
「なら、家の両親とも知り合いなんですね」
「そうだよ。彼を紹介してくれたのはダニエルとノアだからね」
「そうなんですね」
俺が二人の子だと知ると薬師は体をビックンと震わせた。
「……彼はダニエルとノアの子なんですか?」
「そうだよ。かわいいでしょ」
かなり動揺しているらしく体が震えている。
薬師はそのまま用事を思い出したと部屋を出ていった。
このままにしておくわけにはいかなく、家に帰ったら両親に相談することにした。
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