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幼少期
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素振りがだいぶうまくできるようになると、今度は少し負荷をつけてまた素振りの練習をした。
毎日素振りだが握力が着いたと思うようになったのだ。
かわいいリオンは俺が素振りをしている姿をジッと見ているときもあるし、立つ練習なのか捕まり立ちをして歩くこともあった。
あっという間に一年が過ぎ俺は四歳にリオンは一歳になったのだ。
俺もだいぶ身長が伸び、短くしていた髪の毛もだいぶ伸びてきた。
この世界の人たちはあまり髪の毛を切らないのだ。
それでも不潔に見えないのはビジュアルがいいからに相違ないが、その他れに習って俺も伸ばし始めたのだが、はじめは髪がボロボロだからと伸びるたびに毛先を切り揃え今ではつやつやの髪になったのだ。
俺の髪は異世界あるあるのカラフルな色なんだ。
俺の髪の色は……何と……ピンクゴールドなんです。
だからきれいにすると髪だけがゴージャスなんですよ。
だからなのかどこにいても目立つんです。
顔が地味なのに髪だけゴージャスだから影で笑われているのはわかっているんです。
リオンのようにお父様に似た赤い髪がよかった。
赤い色も目立つけどピンクゴールドよりはマシだと思う。
お父様と言えば、最近知ったんですけどこの世界魔物が出るんです。
それを定期的に討伐していそうだ。
あの一件以来、お父様は帰ってくると俺を抱きしめてくれるようになったのだ。
「ごめんね、俺自身疑っちゃったからひどい目に合わせちゃったよね」
「まさか、レオン様を養子だと思うものがいるとは驚きました」
「似ていないと思っていたけど、俺の色とノアの色が合わさればこの色になるよね」
「本当でございます。
それに今は剣術を習い始めたのですが、筋はいいですよ」
「やはり俺たちの子だな」
俺がバードに剣術を習っていると知れば、緩みっぱなしの顔がさらに緩くなりしまりのない顔になってしまいました。
せっかくのお父様のイケメンなお顔が大変なことになっているんです。
けどどんなにだらしないお顔でもイケメンは得ですね。
どんな顔もイケメンは美しいです。
俺のお父様はかなりの親ばかでした。
それでも俺の為に怒ってくれる両親を見て嬉しかったのは確かです。
毎日素振りだが握力が着いたと思うようになったのだ。
かわいいリオンは俺が素振りをしている姿をジッと見ているときもあるし、立つ練習なのか捕まり立ちをして歩くこともあった。
あっという間に一年が過ぎ俺は四歳にリオンは一歳になったのだ。
俺もだいぶ身長が伸び、短くしていた髪の毛もだいぶ伸びてきた。
この世界の人たちはあまり髪の毛を切らないのだ。
それでも不潔に見えないのはビジュアルがいいからに相違ないが、その他れに習って俺も伸ばし始めたのだが、はじめは髪がボロボロだからと伸びるたびに毛先を切り揃え今ではつやつやの髪になったのだ。
俺の髪は異世界あるあるのカラフルな色なんだ。
俺の髪の色は……何と……ピンクゴールドなんです。
だからきれいにすると髪だけがゴージャスなんですよ。
だからなのかどこにいても目立つんです。
顔が地味なのに髪だけゴージャスだから影で笑われているのはわかっているんです。
リオンのようにお父様に似た赤い髪がよかった。
赤い色も目立つけどピンクゴールドよりはマシだと思う。
お父様と言えば、最近知ったんですけどこの世界魔物が出るんです。
それを定期的に討伐していそうだ。
あの一件以来、お父様は帰ってくると俺を抱きしめてくれるようになったのだ。
「ごめんね、俺自身疑っちゃったからひどい目に合わせちゃったよね」
「まさか、レオン様を養子だと思うものがいるとは驚きました」
「似ていないと思っていたけど、俺の色とノアの色が合わさればこの色になるよね」
「本当でございます。
それに今は剣術を習い始めたのですが、筋はいいですよ」
「やはり俺たちの子だな」
俺がバードに剣術を習っていると知れば、緩みっぱなしの顔がさらに緩くなりしまりのない顔になってしまいました。
せっかくのお父様のイケメンなお顔が大変なことになっているんです。
けどどんなにだらしないお顔でもイケメンは得ですね。
どんな顔もイケメンは美しいです。
俺のお父様はかなりの親ばかでした。
それでも俺の為に怒ってくれる両親を見て嬉しかったのは確かです。
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