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 最近のキルはすごいです。

 俺のほっぺにキスしてきたり、俺の口付けたカップを取りお茶を飲めば「関節キスだね」と笑顔だ。

 あまりにそれが無邪気なので一度騎士団長に相談したら、本人に聞いてくれた。

 答えがすごかった。

 「まだ、ルーチェが小さいのでこれくらいで我慢しているんですよ」

 「いや、あの子も男の子なんだからそれ以上のことは合意の上でやらないといけないよ」

 「相思相愛なので大丈夫です」

 いつの間にか、相思相愛にされて、恋人認定されている。

 それを聞いて、お城に行かなかったら休みを取ってまで家に来て看病してくれる始末だ。

 家族はキルの溺愛ぶりに温かい目で見守ることにしたそうだ。

 なんでやねん!

 怖いです!

 なんでかわからないんですが怖いです。

 身の危険は感じないのですが、なんでかわからないのですが怖いです。

 「ルーはかわいいね、早く大きくなってね」

 「なんで早く大きくならないといけないの?」

 「それはねここに俺のを受け入れてもらいたいんだ」

 そういって触ったところはお尻の穴だった。

 そこは出すところで入れるところじゃないからね!!!!

 ヤダヤダヤダ本当にヤダ!

 「大丈夫よ、あなたも旦那様に似ればガタイの良い殿方になるはず!
 そうすればキル殿も諦めるでしょ」

 お母様はそう言っていたが、今現在尻の穴のピンチなんだ!

 最近なんか服の上からでも尻穴をグリグリしているんだぞ!

 本当に後少ししたら指を入れてきそうなのに!

 のらりくらりと交わしどうにか貞操は守られている。

 第一騎士団長が協力してくれ何とか守られているのだが、それもそろそろ限界のようだ。

 「悪いな、そろそろ押さえておくのも限界だ」

 「ありがとうございます。
 隣国の学校の許可が下りたので留学します」

 「それなら、ある程度安心だな」

 「はい、明日には出発しますので何とか今日乗り切りたいです」

 その日の夜も何とか乗り切り、朝早く隣国に出発した。

 予定では5日間の日程だ。

 順調に進めばだ。

 旅の途中不測の事態は怒らず日程通り隣国に着き寮に入った。

 一応一安心だ。

 

 

 
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