【完結】何故こうなったのでしょう? きれいな姉を押しのけブスな私が王子様の婚約者!!!

りまり

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 お姉さまは捕まったにも関わらず何かを喚き散らしている。

 相変わらずだなとさえ思う。

 どんなに悪いことをしても許される。

 もしだめなら私がやたことにすればいいのだと、思っているのだ。

 今ならわかる。

 それがどれだけ愚かなことだったか、理不尽だと思いながらもあの時の私は逆らうことが出来なかった。

 王子さまと結婚したいからと、話すきっかけを作るために私を王子付きの侍女として上げさせたりもした。

 ここにきて、色々勉強できたことは感謝しかないけどね……

 でも……話すきっかけを作りたいなら自分が侍女として上がればよかったと思う。

 ただそれだけのことだ。

 それもせず、人のせいにするのは子供のすることなのだ。

 子供だってしてはいけない。

 王子さまと結婚したければなおさらだ。

 次期国王となられるのだから、国民のことを第一に考えなければいけない。

 自分大好きお姉さまには次期王妃様はむいていない。

 ジョシュア様の隣に立つ人は、聡明で尚且つ国民のことを第一に考える人……そんな人いたかしら?

 それとも他の国から来られるのかもしれない!!!!!

 「お前だって何の役にも立たないじゃないか!!!!!
 それなのになんでだ!!!!!」

 お姉さまはいつからこんなに我儘になったのかしら?

 始めからと言われてしまえは終了だけど……それに大きくなるにるれ我儘が酷くなっていった。

 お母様はお姉さまにきちんと家庭教師を付けて勉強させていたかしら?

 疑問が次々に浮上してくる。

 ノア様も変なことを言っていた。

 ならいつからお母さまはああなってしまったの?

 お姉さまを捕縛してから数十分ようやくノア様と騎士が来て、お姉さまを連れて行った。

 私はその足でお兄さまの所に行くことにした。

 少しでも何かわかればいいと思ったからだ。
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