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 只今絶賛言いがかりをつけられ中です!!!!!

 知らんがな!

 なんでそんなことせにゃならんのだ!!!

 私としたことが、一応令嬢なのですから、それなりの言葉使いをせねばいけませんわよね。

 でも……そんなのどうでもいいわ!!!!!

 なんでこの人はさっきから私がやったって言いがかりつけてくるんですかね!!!!

 大体私そんなに暇じゃないんですよ!!!

 それを毎日毎日いちいち難癖付けてきて、挙句嘘つきだと!!!!
 
 こいつに言われたくないわ!!!!!

 美優は早く帰ってゲームの続きしやがれ!!!!

 ……美優?

 ……ゲーム?

 なんでこんな言葉が出てきますの?

 頭の中に膨大な情報量が入ってきた。

 眩暈がし、立っているのもやっとの状態で、彼女に言ったのだ。

 「ミユ?」

 「なんであたしの名前知ってるのよ!」

 どうやら間違っていなかったようで、ガタガタ震えているのだ。

 美優は、とにかくわがままで思い通りにならなければ癇癪起こす。

 思い出した……美優の隣に住んでいた所謂幼馴染だ。

 幼馴染とわ言え兎に角いけ好かない奴なのよ!!!

 私はキース様に思い出したことを報告した。

 キース様は話を聞き終わると、慌てて教室を出て行ってしまった。

 これから授業が始まりますのによかったのでしょうか?

 キース様にはまだ行っていないこともある。

 私の前世は美優の隣に住んでいた幼馴染だということと、私は美優に突き飛ばされて電車にひかれて死んだんだ。

 本当にあり得ないことだが、こいつならやりかねないのだ。

 死ぬ直前のことを思い出した。

 ちょっとしたことで口論になり、キレた美優によって短い人生に幕を閉じた。

 許せなかった。

 まだやりたいことがあったのに、それもはねられた瞬間まで思い出し身震いした。

 やっぱり引きこもりたい。

 あんな女にかかわるぐらいなら、引きこもりたいんですけど!!!!!

 やさぐれ始めた私に周りは慰めてくれた。

 本当に優しい人たちだよ。

 あいつに爪の垢でも煎じて飲ませたいよ!!!!

 その日は記憶を取り戻したことで、疲れ果てルーカスさまに送って行ってもらったのだ。

 断っても無理だったんです!!!!!

 なので、渋々ですが送ってもらいました。

 
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