上 下
47 / 55

46

しおりを挟む
 冒険者としての活動をしているお陰でだいぶ筋肉が付いたがそれでもかなり細い。

 そんな悩みを抱えるローズにアーリー王子とルカ王子はかわいいといい抱き着きキスをする。

 「声が出ないと聞いたが本当らしいな」

 「……」

 頷くしかできないローズはため息しか出ない。

 自分の意思を伝えたいが声が出ないと思うように伝えられないからだ。

 何度か医師に見せてもわからないと言われるだけだ。

 「そのうちでるさ」

 「楽観的だな」

 「そうか?」

 「そうだよ、気長に行こうな」

 俺はうなずくしかなかった。

 真面目に男の俺と結婚する気でいるらしいから困る。
 
 抱き着きキスに満足すると今度は自分の欲望を満たしたくなった。

 二人がかりで服をひん剥き久しく触っていなかった肌を堪能した。

 ローズをさんざん味わうと今度はローズに種付けするべく精子を注ぎこんだ。

 一回で満足するはずもなくその日はローズが気絶してもやり続けた。

 ローズは起き上がろうとしたが腰が痛く起き上がることができずベットの住人になったのは言うまでもないが、定期的に着てあわないと俺が持たないかもしれない。

 イヤ、逆に来ないようにすればいいのかもしれない。

 それだと探しにこられて、今度こそ監禁されかねない。

 それはそれで嫌だ。

 俺は苦悩する中、姉さまが迎えに来たのですんなり帰ることができたのだが背中をひんやりとしたものが走ったが、その時は気にしなかった。

 ようやく我が家に着いた。

 眠いです。

 寝ていいですよね?

 寝ないとやってけません。

 「姉さま眠いので寝ます」

 「わかったわ、今日はゆっくり寝なさい」

 俺は眠い目をこすりながらベットに入った。

 お休みなさい。

 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

愉快な生活

白鳩 唯斗
BL
王道学園で風紀副委員長を務める主人公のお話。

普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ
BL
「君は死にました」 「…はい?」 「死にました。テンプレのトラックばーんで死にました」 「…てんぷれ」 「てことで転生させます」 「どこも『てことで』じゃないと思います。…誰ですか」 BLは軽い…と思います。というかあんまりわかんないので年齢制限のどこまで攻めるか…。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

学園の支配者

白鳩 唯斗
BL
主人公の性格に難ありです。

真冬の痛悔

白鳩 唯斗
BL
 闇を抱えた王道学園の生徒会長、東雲真冬は、完璧王子と呼ばれ、真面目に日々を送っていた。  ある日、王道転校生が訪れ、真冬の生活は狂っていく。  主人公嫌われでも無ければ、生徒会に裏切られる様な話でもありません。  むしろその逆と言いますか·····逆王道?的な感じです。

引き籠りたい魔術師殿はそうもいかないかもしれない

いろり
BL
騎士×魔術師の予定 

モブらしいので目立たないよう逃げ続けます

餅粉
BL
ある日目覚めると見慣れた天井に違和感を覚えた。そしてどうやら僕ばモブという存存在らしい。多分僕には前世の記憶らしきものがあると思う。 まぁ、モブはモブらしく目立たないようにしよう。 モブというものはあまりわからないがでも目立っていい存在ではないということだけはわかる。そう、目立たぬよう……目立たぬよう………。 「アルウィン、君が好きだ」 「え、お断りします」 「……王子命令だ、私と付き合えアルウィン」 目立たぬように過ごすつもりが何故か第二王子に執着されています。 ざまぁ要素あるかも………しれませんね

皇帝の立役者

白鳩 唯斗
BL
 実の弟に毒を盛られた。 「全てあなた達が悪いんですよ」  ローウェル皇室第一子、ミハエル・ローウェルが死に際に聞いた言葉だった。  その意味を考える間もなく、意識を手放したミハエルだったが・・・。  目を開けると、数年前に回帰していた。

処理中です...