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第三話 二重人格のオッドアイ 2
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俺は椅子に座りながら謎の銀髪幼女を見て、冷めて酸っぱくなったコーヒーを呑みきっては、どうるべきか分からなくなる。
先日、仕事のためだと萌香を奈津美さんに預けて、今日この日に若干の違和感を覚えながら、小説をそこそこに書き進めた。
それがまたしても新しく参上した女子、銀髪幼女が増えては小忙しいところへ服の裾を引っ張るから、重い息を吐き出す俺。
無言で何かを取り出す物を受け取って見てみれば、先日買ってきたチョコクッキーだったが、今でなくても良いので一旦保留。
テーブルの上に置いたチョコクッキーのパッケージを、その銀髪幼女はケースから、ツーパック取り出して、一組を俺に寄越す。
もう一組は自分で開けて一枚目を食べ始めて、やはり無言でじっと見詰めてくるから、何故か気が向いて俺も食べ始めた。
静かだか刻が経つのは早く三時を廻っていたから、丁度いいからと俺は自分用にインスタントコーヒー、幼女には麦茶を出した。
名前と年齢を敢えて聞いてみたら、「霧坂実瑠17歳」と簡潔にあっさり応えて、あとは黙々とチョコクッキーを食べる。
二枚目に突入する辺りでスマホを取り出して、動画アプリを見始めながら一旦おいて、二枚目のクッキーを取り出す。
その拍子に視えて仕舞った画面には、『インプレッション』やら『再生回数』やら、『ユニークユーザー』等のワード。
(コイツ、動画配信者なのか?)
一瞬ではっきりと視れなかったが、動画のサムネイルには独自作成したとされる画像など、垢抜けた金髪ツインテールが視えた。
でも、他人のアカウントにアクセスしたら、盗用扱いのリスクで垢BAN喰らうはずが、なんとなく顔が似ている気がした。
肘を突きながら足を組んでチェックを済ますと、二枚目のクッキーを食べ終わって一息抜くと、眼帯を外しては目つきがおかしい。
明らかに先ほどと態度が変わっているが、勝手に上がり込んで居座っては横柄に構えて、軽く睨みながら「ナニ?」と云う。
(何だコイツは?! ここ俺んチだぞ!)
親の予算だがソコソコのマンション、その内の今いる一室は『城江秀一宅』であって、好き勝手を許した覚えはない。
(どうせスマホも親名義だろ?)
いや、冷静になれば動画配信者なら、その収益化プログラムのマネタイズで、ある程度の収益予算から独自契約しているのか。
それにしても、大人しそうだった銀髪幼女が、何時の間にか『別の誰か』の如く豹変して、俺を或る意味で悩殺するのは何だ。
先日、仕事のためだと萌香を奈津美さんに預けて、今日この日に若干の違和感を覚えながら、小説をそこそこに書き進めた。
それがまたしても新しく参上した女子、銀髪幼女が増えては小忙しいところへ服の裾を引っ張るから、重い息を吐き出す俺。
無言で何かを取り出す物を受け取って見てみれば、先日買ってきたチョコクッキーだったが、今でなくても良いので一旦保留。
テーブルの上に置いたチョコクッキーのパッケージを、その銀髪幼女はケースから、ツーパック取り出して、一組を俺に寄越す。
もう一組は自分で開けて一枚目を食べ始めて、やはり無言でじっと見詰めてくるから、何故か気が向いて俺も食べ始めた。
静かだか刻が経つのは早く三時を廻っていたから、丁度いいからと俺は自分用にインスタントコーヒー、幼女には麦茶を出した。
名前と年齢を敢えて聞いてみたら、「霧坂実瑠17歳」と簡潔にあっさり応えて、あとは黙々とチョコクッキーを食べる。
二枚目に突入する辺りでスマホを取り出して、動画アプリを見始めながら一旦おいて、二枚目のクッキーを取り出す。
その拍子に視えて仕舞った画面には、『インプレッション』やら『再生回数』やら、『ユニークユーザー』等のワード。
(コイツ、動画配信者なのか?)
一瞬ではっきりと視れなかったが、動画のサムネイルには独自作成したとされる画像など、垢抜けた金髪ツインテールが視えた。
でも、他人のアカウントにアクセスしたら、盗用扱いのリスクで垢BAN喰らうはずが、なんとなく顔が似ている気がした。
肘を突きながら足を組んでチェックを済ますと、二枚目のクッキーを食べ終わって一息抜くと、眼帯を外しては目つきがおかしい。
明らかに先ほどと態度が変わっているが、勝手に上がり込んで居座っては横柄に構えて、軽く睨みながら「ナニ?」と云う。
(何だコイツは?! ここ俺んチだぞ!)
親の予算だがソコソコのマンション、その内の今いる一室は『城江秀一宅』であって、好き勝手を許した覚えはない。
(どうせスマホも親名義だろ?)
いや、冷静になれば動画配信者なら、その収益化プログラムのマネタイズで、ある程度の収益予算から独自契約しているのか。
それにしても、大人しそうだった銀髪幼女が、何時の間にか『別の誰か』の如く豹変して、俺を或る意味で悩殺するのは何だ。
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