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第1章 魔界編
29話 オネエもチェルも心がある チェルサイド
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『なんなのよ本当に~なんでかたまってるの?あなた?ねえ?早く動きなさいってば』などと言いながら頬を膨らませながら突っついてくる
『あの、えーとあなた様は‥』
男性ですよね‥??髪の毛は長くて綺麗で、遠くから見ると女性に見える。顔がものすごく整っていらっしゃります。
『もう!オニーサン急に固まるんだもの!ワタシはソフィアよ~それにしても久々だわ~ここに来る人を見るのは、外はどうなってるのかしらね‥』
ソフィアさんは魔界が気になっているのか暇になってしまったのかまたトランプを触りだした
『何よ?その目は‥もしやワタシの事男かとか思ってるんじゃないでしょーね』
ギロッと凄い目で見てくるところをすかさず「違いますっ!」と言いましたが怪しんでらっしゃいますね・・
『それでオニーサンは何故ここに来たのかしら?聞いてなかったわね』
ここに座りなさいっと言いながら椅子を用意してくれる。どこから椅子が出て来たのだろう?と思いつつ
『あ、ありがとうございます、私がここに来た理由は…強くなりたいのです。主人様を守る為に』
そう言うとソフィアさんはふーんとあまり興味も無さそうにうなづいた
『それって契約してるって事なわけなの?』
「いえ、契約はしておりません、ただ私の家系が元々執事などを代々しておりますので、私もお使いしている方に認めていただきたくて‥』
『主人様はオニーサンを認めてはくれていないのかしら?それに代々家が執事しているからと言って何も無理矢理しなくてもいいと思うわよ?』
ソフィアさんは私を思って言ってくれたようでしたが私はすぐに言い返した
『そんな事はないです!…あの方は誰よりもお優しいのです、お料理をお持ちしただけでありがとうと感謝をして下さり、人一倍心綺麗なお方で私はそんなあの方をお側でお守りしたいのです‥。』
少し向きになってしまっただろうか?自分が発した言葉で少し恥ずかしくなった
するとソフィアさんはニコニコと今度は興味がありそうにズイズイと寄ってきた
『オニーサンその方の事、随分好いているのね~いいわねそんな相手見つけられて、それであなたはその方にどうなってほしいのかしら?』
私は‥あの方に笑っていて欲しいのです、これからもずっと
『じゃあオニーサンは主人様を癒す力を持てばいいのよ、オニーサンが一番近く見守れるようにね』
『私があの方を‥癒す?のですか』
『何よ、側にいたんでしょう、なら心のよりどころになってあげればいいのよ。誰だって心も疲れるの、それを癒してくれる人の所にはずっと横に居たくなるものでしょう』
それは私にできるような事なのだろうか‥と思っているとソフィアさんは肩をすくめて話し出した
『他にもその方には仲間がいるのかしら?だからそんなに自信が無いのかしらね、いいのよ、他の人が戦闘が強くても何でも、オニーサンにしか出来ない癒し方で彼女を支えてあげれば』
ソフィアさんの話を聞いていると自分も経験した事があるわ、と言っているように聞こえてくる
『あの、私はあの方は女性だと言ってないと思うのですが‥なぜ分かったのですか?』
そういうとソフィアさんは呆れたような顔してこちらを見た
『貴方の話を聞いてて誰が男性だと思うのよ!どうか考えても思い人でしょう!それとも男性もいける口なの‥かしら?‥♡』
『え、、?!!私がシロ様を?!ありえません!そんな事!仕えているあの方に恋など!』
『何よ、あなた顔に似合わず結構頑固なのかしら?まあ良いワ、、ワタシがあなたの手助けをしてあげるから♡』
ウフフと言いながら久々に楽しみが増えたとはしゃぐソフィアさんは楽しそうに笑っていた
『という事は、、私の仲間になってくださるのですか!』
『そうね…まぁ一様あなたの武器としてだけれどあなたの仲間になるわよ~、アラ?そういえば忘れていたけどあなたの名前を教えてちょうだいよ?』
私は慌てて立ち上がってこう言った
『初めまして、申し遅れました!白の大陸の女王の専属執事チェルです!これからよろしくお願いしますソフィアさん!』
『あの、えーとあなた様は‥』
男性ですよね‥??髪の毛は長くて綺麗で、遠くから見ると女性に見える。顔がものすごく整っていらっしゃります。
『もう!オニーサン急に固まるんだもの!ワタシはソフィアよ~それにしても久々だわ~ここに来る人を見るのは、外はどうなってるのかしらね‥』
ソフィアさんは魔界が気になっているのか暇になってしまったのかまたトランプを触りだした
『何よ?その目は‥もしやワタシの事男かとか思ってるんじゃないでしょーね』
ギロッと凄い目で見てくるところをすかさず「違いますっ!」と言いましたが怪しんでらっしゃいますね・・
『それでオニーサンは何故ここに来たのかしら?聞いてなかったわね』
ここに座りなさいっと言いながら椅子を用意してくれる。どこから椅子が出て来たのだろう?と思いつつ
『あ、ありがとうございます、私がここに来た理由は…強くなりたいのです。主人様を守る為に』
そう言うとソフィアさんはふーんとあまり興味も無さそうにうなづいた
『それって契約してるって事なわけなの?』
「いえ、契約はしておりません、ただ私の家系が元々執事などを代々しておりますので、私もお使いしている方に認めていただきたくて‥』
『主人様はオニーサンを認めてはくれていないのかしら?それに代々家が執事しているからと言って何も無理矢理しなくてもいいと思うわよ?』
ソフィアさんは私を思って言ってくれたようでしたが私はすぐに言い返した
『そんな事はないです!…あの方は誰よりもお優しいのです、お料理をお持ちしただけでありがとうと感謝をして下さり、人一倍心綺麗なお方で私はそんなあの方をお側でお守りしたいのです‥。』
少し向きになってしまっただろうか?自分が発した言葉で少し恥ずかしくなった
するとソフィアさんはニコニコと今度は興味がありそうにズイズイと寄ってきた
『オニーサンその方の事、随分好いているのね~いいわねそんな相手見つけられて、それであなたはその方にどうなってほしいのかしら?』
私は‥あの方に笑っていて欲しいのです、これからもずっと
『じゃあオニーサンは主人様を癒す力を持てばいいのよ、オニーサンが一番近く見守れるようにね』
『私があの方を‥癒す?のですか』
『何よ、側にいたんでしょう、なら心のよりどころになってあげればいいのよ。誰だって心も疲れるの、それを癒してくれる人の所にはずっと横に居たくなるものでしょう』
それは私にできるような事なのだろうか‥と思っているとソフィアさんは肩をすくめて話し出した
『他にもその方には仲間がいるのかしら?だからそんなに自信が無いのかしらね、いいのよ、他の人が戦闘が強くても何でも、オニーサンにしか出来ない癒し方で彼女を支えてあげれば』
ソフィアさんの話を聞いていると自分も経験した事があるわ、と言っているように聞こえてくる
『あの、私はあの方は女性だと言ってないと思うのですが‥なぜ分かったのですか?』
そういうとソフィアさんは呆れたような顔してこちらを見た
『貴方の話を聞いてて誰が男性だと思うのよ!どうか考えても思い人でしょう!それとも男性もいける口なの‥かしら?‥♡』
『え、、?!!私がシロ様を?!ありえません!そんな事!仕えているあの方に恋など!』
『何よ、あなた顔に似合わず結構頑固なのかしら?まあ良いワ、、ワタシがあなたの手助けをしてあげるから♡』
ウフフと言いながら久々に楽しみが増えたとはしゃぐソフィアさんは楽しそうに笑っていた
『という事は、、私の仲間になってくださるのですか!』
『そうね…まぁ一様あなたの武器としてだけれどあなたの仲間になるわよ~、アラ?そういえば忘れていたけどあなたの名前を教えてちょうだいよ?』
私は慌てて立ち上がってこう言った
『初めまして、申し遅れました!白の大陸の女王の専属執事チェルです!これからよろしくお願いしますソフィアさん!』
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