婚活と経済～婚活アプリで年収400万以上の男性は狙っちゃダメ！？相談所の男性の年収のボーダーラインは350万！？～

30代前半の独身男性、年収1000万以上はわずか0.14％

「独身で年収1000万以上の男性と結婚したい」という女性の割合

・とても結婚したい　10.4%
・どちらかというと結婚したい　61.5%

合わせると7割以上。

しかし、30代前半で1000万以上の稼ぐでなおかつ独身なのは0.14%

この0.14％というのは1学年で240人女子がいる学校で、学年で1番どころか、3学年トータルで学校で一番の人気ということ。

（参考文献　西口敦　『普通のダンナがなぜ見つからない？』　文藝春秋　2011年）

年収の高い男性というのはとても人気があるので、20代のうちに自然な出会いで恋愛結婚していく男性が非常に多く、そもそも婚活自体をすることなく、結婚していく傾向がある。

このため、「高校時代誰が男子に人気があったのか？」という話題に同窓会でかつてのクラスメートと話しあったとき、「もちろん〇〇さん！！」と真っ先に名前があがるレベルの人気女性でない限り、有料の婚活サービスで年収1000万以上の男性と結婚できるとは思わないほうがいい。

20代前半から高い意識をもって婚活しないと、女性が30歳前後から婚活する場合、ものすごく年の差婚のオジサンと結婚するような他の人がやらないことを実践しない限り、「出会いがない」と婚活を始めた非モテ系の女性がとびきり好条件の男性を射止めることは難しいのだ。

ただし、婚活アプリにおいては年収700万以上の年収を詐称している男の登録が非常に多い。

（実際の統計の数よりなぜか多い独身の高年収男がアプリに存在していることが分かっている。）

このため、婚活アプリのようなライトな婚活で簡単に高年収男性に出会えた場合、遊ばれて終わりにならないよう、「真面目にお付き合いしていきたいので社員証を見せあいませんか？」などと聞いて、虚偽でないか確認したほうがいい。

高年収男性ほど詐称している男性の数が多いので要注意である。

高い年収の男性は女性に人気があり、20代のうちに彼女を見つけて恋愛結婚する人が圧倒的に多いので、もし恋愛をしていたけれど上手くいかなくて30歳前後で婚活を始める女性の場合においては、相手に高い年収を求めるよりも、夫婦で共に協力して家計を支える意識の人のほうが結婚は早いと言える。

一流企業や官公庁のような職場は、社員・職員を結婚させることが離職率を下げることにつながると考え、会社側もそれなりの費用を負担して独自の結婚サービスや婚活イベントのような企画を開催しているところも少なくない（これには良心的な価格での婚活が可能であるのと、身元が確実という二つのメリットがある）

なので、わざわざ個人情報が漏れるのを恐れて安価なアプリに、家柄の良い人ほど登録しない傾向が……だから安い婚活アプリは、遊び目的ではなく、ガチで婚活している男性は年収がそこまで高くない層の人が圧倒的に多いと言われている。

もしも大切なお友達が、アプリで出会った高年収男性と交際中だと話してくれたら、そのお友達が騙されていないか？　お友達が傷つかないように上手にお話を聞いてあげて、万が一「あれっ？」と気になることがあったら、プライドを傷つけないように優しく指摘してあげるといいかもしれない。

婚活アプリで騙され被害にあう女性の多くは、そもそも相談相手となる良き家族や友達がそばにいない人が多い……

一人暮らしの女性のほうが話し相手が家にいないのと、家にあげてくれたらラブホ代がうくので、騙すほうは好んで一人暮らしの女性を狙う傾向があると言う。

また、騙すほうは相手の女性が疑いを持たないように初回のデートでは高級なお店でご馳走し、お金を持ってるアピールをする傾向があるのでタチが悪い……と婚活被害特集の番組（なかなかエグい内容だった）で警察の人は言っていた。

婚活アプリを使わないほうがいいと言っているわけではない。

ただアプリは年収詐称が簡単にできてしまうので、高めの年収の男性を狙わないほうが安全であるのと、婚活アプリや婚活パーティのような年収が自己申告制の婚活においては、騙されないよう自己防衛能力が大事だと感じるm(__)m