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第20.5幕 二人の卒業式《悠斗side》
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「あっあっあっ、いっ激しッ、あっやっ」
「ンッ、瀬菜ッ」
教室内にガタガタと似つかわしくない音が木霊する。
パンパン、グチュグチャ……と、誰が聞いてもなにをしているか分かってしまうだろう。
「やっ、あっ、そこっヤッ! イちゃっああはぁッ!」
「フッンッ……イイよッ、俺もッ」
血液が沸騰しそうに下肢に集まっていくと、突き上げる度に瀬菜のペニスから白い精液が胸元まで飛び散っていく。ギュウギュウと締めあげられ、俺も追うように解き放った。
「はっ、ああっ……」
「……ちゅっ……瀬菜……好きだよ」
目尻に溜まる零れそうな涙を、キスをしながら吸いあげると、色気タップリで微笑まれてしまう。
「悠斗……俺も……好き……」
はぁ……これはマズイ……。
抑えようにも無理な訳で……。
瀬菜が素直になるのは中々見れるものではない。恥ずかしがり屋で、意外と頑固なのだ。
それが身体を重ねると、普段口にしないことをスルリと言ってくれる。だから俺も一度で済まず、自身を急ピッチで復活させてしまう。
ズルリと瀬菜から抜け出ると、身体を反転させ机に押さえつけてしまう。よろめく腰をうしろから支えると、可愛いお尻が丸見えだ。
「えっ? あの……悠斗?」
「あー……ごめん……」
「へっ?」
「後処理はちゃんとするから……」
タップリと溜まり垂れ下がるゴムをパチンッと陰茎から外すと、そのまま膨張したままの灼熱を埋めていく。ゴム越しでは味わえない瀬菜の中が、熱くうねって包み込んでくる。
「──ッひやっ! はっ、あああっ! 熱いッよぉ~」
「ンッ……」
「あっ、なんでッおっきぃッ」
「なんでと言われても……瀬菜が可愛いから?」
グイッグイッと抽挿すると、背中を反らせ感じている。突き出た胸の飾りを摘み上げると、卑猥な言葉を発しながら強請ってくる。イヤイヤと言いながら、俺を求めてくれるのだ。
「あっ、乳首ッダメッ! あっ、お尻ッやぁッ気持ちぃッ! あっあん、ゆうッもっとッ」
「クスッ……エロッ……」
期待に応え腰を強く、ガンガンと奥まで突き上げていく。傍から見ればガッツいていると思われるが、こうして打ちつけると瀬菜が喜んでいるのが、よく分かるのだ。
「はっ、あっあっあぅ、いっいっ」
「ンッ……気持ちいね?」
「う、ふっ、ンッすごっいッ、おぐッイッ」
「ふふっ……」
ほら、どんどん素直になっていく。可愛くて堪らない。これで我慢しろというほうが無理な話しだ。
頭を振り乱し快感に染まる瀬菜。しっとりと首筋に汗をかき、うなじが噛みついてくれと誘っている。ピストンはそのままに、首筋に顔を寄せると瀬菜の匂いが煽るように鼻を突く。
チロチロと舐めあげ、自分のものだとでも言うように噛みつき、痕を残していく。痛みか快感か後孔がキュッと窄まると、さらに抽挿を激しくさせていく。
「あっ、あああっ、イッ、あんッふぁっ」
「瀬菜、可愛いッ……ヤバッ」
モグモグと食べられている感覚に、俺のほうが保たなそうだ。全身に力を込めて気を逸らすと、満足させられるように穿っていく。
「ゆーとッ中……欲しいッあああっ~!」
「んんッ──ッ!」
搾り取られるとは正にこのことだ。奥を穿つと凄まじい快感に精をぶち撒けてしまう。
外に吐き出そうと、直前まで思っているのに、瀬菜に強請られ欲望のままにしてしまう。負担を考えれば中に出さないほうがいいはずだ。
キュンキュンと後孔を締め、肌を粟立てながら瀬菜も机に白濁を零していく。事切れるようにズルリと机に伏せよろめく腰を支えると、「いっぱいしちゃった……」と、蕩けた顔で微笑んでいた。
「ンッ、瀬菜ッ」
教室内にガタガタと似つかわしくない音が木霊する。
パンパン、グチュグチャ……と、誰が聞いてもなにをしているか分かってしまうだろう。
「やっ、あっ、そこっヤッ! イちゃっああはぁッ!」
「フッンッ……イイよッ、俺もッ」
血液が沸騰しそうに下肢に集まっていくと、突き上げる度に瀬菜のペニスから白い精液が胸元まで飛び散っていく。ギュウギュウと締めあげられ、俺も追うように解き放った。
「はっ、ああっ……」
「……ちゅっ……瀬菜……好きだよ」
目尻に溜まる零れそうな涙を、キスをしながら吸いあげると、色気タップリで微笑まれてしまう。
「悠斗……俺も……好き……」
はぁ……これはマズイ……。
抑えようにも無理な訳で……。
瀬菜が素直になるのは中々見れるものではない。恥ずかしがり屋で、意外と頑固なのだ。
それが身体を重ねると、普段口にしないことをスルリと言ってくれる。だから俺も一度で済まず、自身を急ピッチで復活させてしまう。
ズルリと瀬菜から抜け出ると、身体を反転させ机に押さえつけてしまう。よろめく腰をうしろから支えると、可愛いお尻が丸見えだ。
「えっ? あの……悠斗?」
「あー……ごめん……」
「へっ?」
「後処理はちゃんとするから……」
タップリと溜まり垂れ下がるゴムをパチンッと陰茎から外すと、そのまま膨張したままの灼熱を埋めていく。ゴム越しでは味わえない瀬菜の中が、熱くうねって包み込んでくる。
「──ッひやっ! はっ、あああっ! 熱いッよぉ~」
「ンッ……」
「あっ、なんでッおっきぃッ」
「なんでと言われても……瀬菜が可愛いから?」
グイッグイッと抽挿すると、背中を反らせ感じている。突き出た胸の飾りを摘み上げると、卑猥な言葉を発しながら強請ってくる。イヤイヤと言いながら、俺を求めてくれるのだ。
「あっ、乳首ッダメッ! あっ、お尻ッやぁッ気持ちぃッ! あっあん、ゆうッもっとッ」
「クスッ……エロッ……」
期待に応え腰を強く、ガンガンと奥まで突き上げていく。傍から見ればガッツいていると思われるが、こうして打ちつけると瀬菜が喜んでいるのが、よく分かるのだ。
「はっ、あっあっあぅ、いっいっ」
「ンッ……気持ちいね?」
「う、ふっ、ンッすごっいッ、おぐッイッ」
「ふふっ……」
ほら、どんどん素直になっていく。可愛くて堪らない。これで我慢しろというほうが無理な話しだ。
頭を振り乱し快感に染まる瀬菜。しっとりと首筋に汗をかき、うなじが噛みついてくれと誘っている。ピストンはそのままに、首筋に顔を寄せると瀬菜の匂いが煽るように鼻を突く。
チロチロと舐めあげ、自分のものだとでも言うように噛みつき、痕を残していく。痛みか快感か後孔がキュッと窄まると、さらに抽挿を激しくさせていく。
「あっ、あああっ、イッ、あんッふぁっ」
「瀬菜、可愛いッ……ヤバッ」
モグモグと食べられている感覚に、俺のほうが保たなそうだ。全身に力を込めて気を逸らすと、満足させられるように穿っていく。
「ゆーとッ中……欲しいッあああっ~!」
「んんッ──ッ!」
搾り取られるとは正にこのことだ。奥を穿つと凄まじい快感に精をぶち撒けてしまう。
外に吐き出そうと、直前まで思っているのに、瀬菜に強請られ欲望のままにしてしまう。負担を考えれば中に出さないほうがいいはずだ。
キュンキュンと後孔を締め、肌を粟立てながら瀬菜も机に白濁を零していく。事切れるようにズルリと机に伏せよろめく腰を支えると、「いっぱいしちゃった……」と、蕩けた顔で微笑んでいた。
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