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第20.5幕 二人の卒業式《悠斗side》
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尻タブを両手で支えると、持ち上げるように下から掬い上げる。瀬菜の体重を借りながら、器用に力を加え緩めを繰り返す。
ガタガタと腰掛けた椅子が軋み、それに合わせて柔らかなお尻からパンパンと弾ける音と、ぱちゅぱちゅと濡れた音が鳴る。
「あぁ、凄い。瀬菜の中、トロトロになってきた」
「ふっ、あん……やダァ言わないでッ」
「ん? まだ恥ずかしい? なら、ほらッ大好きなところで素直になってッ」
「ひぃ──ッ! ああああッ」
ゴリゴリと抉るように前立腺を突き上げる。声にならない声を上げながら、ビクビクと全身を震わせ背を弓形にし、白い喉を顕にした。
先ほどまでの可愛らしさを残しながら、今は色気を撒き散らし俺を誘ってくる。もっと乱れた姿を焼きつけたくて、一度陰茎を引き抜き椅子から立ち上がると、机の上にその身を横たえた。
さらりとした髪が頬に垂れ、白い首筋が薄っすらと紅く染まっている。ハァハァと呼吸を繰り返す度に、上下する胸元。中途半端に脱がされた制服のスボンの隙間から覗く白く細い脚が艶かしい。
しばらくその姿を見下ろし堪能していると、キィーっと扉を開けたような開閉音が遠くで鳴った。音に驚いたのか、ビクッと身体を竦ませ眉間に皺を寄せていた。
「……悠斗?」
不安そうに周囲の気配を窺いながら、俺の名前を呼ぶ。見えないものに恐怖を覚え、手探りに俺を探す姿が健気で愛おしい。
宙に浮いた手のひらにキスを落とすと、シャツのボタンを外していく。
「……誰か来ちゃうよ」
「大丈夫、誰も来てない。こっちに集中して?」
はだけたシャツの胸元に、ピンクの飾りが顕になると唇を寄せ舌先で触れた。柔らかな飾りは少し触れただけで、ピンと勃ち上がり色を濃くしていく。
「ンッ……はっ……」
もう片方を指先で挟み、クニクニと捏ねながら可愛がる。その隙に太ももに掛かったズボンと下着を床に落とすと、ふるんと可愛いペニスが蜜を纏わせ跳ね上がった。
「あちこち尖っていて可愛いね?」
「うっ、あっ……」
乳首をコロコロと愛撫しながら陰茎全体をシコシコと擦り上げると、腕で唇を覆い声を我慢し悶ている。すらりと伸びる白い脚がビクビクと痙攣し、濃紺色のソックスが空を切る。
「制服ってやっぱりえっちいね。靴下だけってのも唆る」
「ふぅっ……もっ、イッちゃうからッやめッ……」
「ん? イイよ? 瀬菜がイクとこ見たい」
「あっ、やダァ一緒が、ああんッ……」
「ふふっ、また可愛いこと言って」
「だって……卒業式だもん。一緒がいい……っ」
そのひと言で俺のものも限界に追いやられる。大きく息を吸い込み吐き出すと、唇を噛みつくように貪った。
唇を離すと同時に目隠しのネクタイを奪いとる。潤んだ瞳が眩しそうにしながら、俺をジッと見つめていた。
「……やっ、取っちゃダメ!」
「クスッ……俺もダメ。見て……感じて?」
「はっ、ああんッ!」
膝を折り曲げ胸まで押しつけると、蕾に切先をヒタリとあてがいグググッと挿入していく。後孔と同じように瞳を広げ痙攣する姿にゾクゾクする。
抑え切れない欲望が、俺を冷酷に駆り立てる。夢中で腰を振りたくり柔らかな粘膜を抉ってしまう。先端でゴリゴリとシコった部分を擦り上げると、抑えていた艷やかな声を響かせた。
ガタガタと腰掛けた椅子が軋み、それに合わせて柔らかなお尻からパンパンと弾ける音と、ぱちゅぱちゅと濡れた音が鳴る。
「あぁ、凄い。瀬菜の中、トロトロになってきた」
「ふっ、あん……やダァ言わないでッ」
「ん? まだ恥ずかしい? なら、ほらッ大好きなところで素直になってッ」
「ひぃ──ッ! ああああッ」
ゴリゴリと抉るように前立腺を突き上げる。声にならない声を上げながら、ビクビクと全身を震わせ背を弓形にし、白い喉を顕にした。
先ほどまでの可愛らしさを残しながら、今は色気を撒き散らし俺を誘ってくる。もっと乱れた姿を焼きつけたくて、一度陰茎を引き抜き椅子から立ち上がると、机の上にその身を横たえた。
さらりとした髪が頬に垂れ、白い首筋が薄っすらと紅く染まっている。ハァハァと呼吸を繰り返す度に、上下する胸元。中途半端に脱がされた制服のスボンの隙間から覗く白く細い脚が艶かしい。
しばらくその姿を見下ろし堪能していると、キィーっと扉を開けたような開閉音が遠くで鳴った。音に驚いたのか、ビクッと身体を竦ませ眉間に皺を寄せていた。
「……悠斗?」
不安そうに周囲の気配を窺いながら、俺の名前を呼ぶ。見えないものに恐怖を覚え、手探りに俺を探す姿が健気で愛おしい。
宙に浮いた手のひらにキスを落とすと、シャツのボタンを外していく。
「……誰か来ちゃうよ」
「大丈夫、誰も来てない。こっちに集中して?」
はだけたシャツの胸元に、ピンクの飾りが顕になると唇を寄せ舌先で触れた。柔らかな飾りは少し触れただけで、ピンと勃ち上がり色を濃くしていく。
「ンッ……はっ……」
もう片方を指先で挟み、クニクニと捏ねながら可愛がる。その隙に太ももに掛かったズボンと下着を床に落とすと、ふるんと可愛いペニスが蜜を纏わせ跳ね上がった。
「あちこち尖っていて可愛いね?」
「うっ、あっ……」
乳首をコロコロと愛撫しながら陰茎全体をシコシコと擦り上げると、腕で唇を覆い声を我慢し悶ている。すらりと伸びる白い脚がビクビクと痙攣し、濃紺色のソックスが空を切る。
「制服ってやっぱりえっちいね。靴下だけってのも唆る」
「ふぅっ……もっ、イッちゃうからッやめッ……」
「ん? イイよ? 瀬菜がイクとこ見たい」
「あっ、やダァ一緒が、ああんッ……」
「ふふっ、また可愛いこと言って」
「だって……卒業式だもん。一緒がいい……っ」
そのひと言で俺のものも限界に追いやられる。大きく息を吸い込み吐き出すと、唇を噛みつくように貪った。
唇を離すと同時に目隠しのネクタイを奪いとる。潤んだ瞳が眩しそうにしながら、俺をジッと見つめていた。
「……やっ、取っちゃダメ!」
「クスッ……俺もダメ。見て……感じて?」
「はっ、ああんッ!」
膝を折り曲げ胸まで押しつけると、蕾に切先をヒタリとあてがいグググッと挿入していく。後孔と同じように瞳を広げ痙攣する姿にゾクゾクする。
抑え切れない欲望が、俺を冷酷に駆り立てる。夢中で腰を振りたくり柔らかな粘膜を抉ってしまう。先端でゴリゴリとシコった部分を擦り上げると、抑えていた艷やかな声を響かせた。
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