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⑨私も限界?
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ロイドを見送った後パパはラルクの頭をポンポンとなでた後
「ラルク、今日はノエルとモナと一緒に寝るんだったよな
ノエルとモナを頼むぞ」
「もちろんです。
先ほどロイドが自慢するように昨夜の話を聞きましたので、
私も楽しみにしています。」
「そうだろう。モナが人型になるまでは、交代で寝ることになるから
これからも頼むな...。」
そう軽く話をするとパパは食堂から出て行った。
「じゃあノエル、モナ僕も、夜を楽しみにして今日も頑張るよ。
二人とも精一杯楽しんで過ごすんだよ....。」
「..........」
「ピィ」
名残惜しいように、ラルクはノエルと私を抱きしめられながら分かれた。
その後、ノエルと私はフルーツの盛り合わせを入れるような
籠に乗せられながら、部屋へ戻った。
そして、今私は歩いて跳ねてます。
一人で体力作りと飛ぶ練習をしているのである。
最初は、部屋の中でノエルと歩いてたり、ノエルが飛んでるのを見ていたり
昼食を食べたりしていたが、次第に部屋の中も息苦しくなり
外に出ようと思ったが四六時中ノエルが付いて来るから、
私は睨んで絶対に来ないでと必死に念じたら、ノエルは窓の外に出て行った。
ちょっと可哀そうと思ったけど、私は悔しかった。
ノエルはあっという間に空を飛ぶようになって
今では自分から飛べるようになり曲がりくねったり速さを変えたりしている。
何で私は何もかも覚えるのが遅いし疲れやすいんだろう。
このままじゃダメだと私は思い、メイドのアンナとリーゼの手を振り切って
部屋を飛びだして現在に至る。
龍は本来飛ぶ生き物で決して今の私みたいに
歩いたり跳ねたりする事は無いと分かっている。
でも私は、ノエルみたいに飛べないし、まず龍の体に慣れてない上に
疲れやすいから体力をつけないと!
私は気合を入れて飛ぶ練習・体力作りを始めた。
チビチビパタパタトテッツ......
手のひらサイズの私は一歩一歩が小さくそして、
羽ばたいて跳んでも飛べる気配もない。
それに何回も同じことを繰り返しているが少しも進んでる気がしない。
部屋を出て、ひたすら歩いているが先に見える曲がり角までまだまだだ。
朝からずっと運動したからなのか、疲れがたまったみたいに体がだるい。
ちょっと休憩しよう...。
私も龍なんだから頑丈なはずなのに...疲れやすい。
「どうしたんだい?モナ」
「モナは何をしてこんなに疲れてるんだい?」
廊下の先の曲がり角から兄ラルクが来て休憩していた私に気づいたみたい。
最初の言葉は私に、最後の言葉は私の後ろの方にいたメイドのアンナに問いかけた。
私はてっきり一人で歩いていると思っていたから、
振り向いてメイドがいたことに初めて気が付いた。
「モナ様は、朝食を済まされてからお部屋を歩かれて過ごされ
ノエル様が飛ぶようになってるのをご覧になって
昼過ぎから部屋から出られて飛ぶ練習をされているようです。」
「モナも飛びたくなったのかい?」
ラルクが膝を突いて私を見ながら言った。
私はなんとなくだが、下を向いた。
(ノエルと一緒に生まれたのに
ノエルは直ぐ飛べるようになって、やっぱりくやしいよ...
ただで際、龍の体に慣れていないのに)
「モナ、焦る必要はないは無いんだよ。
特に僕やモナみたいに黒が強く出た黒龍は成長が遅いんだ。
僕もロイドやノエルと比べたら2か月遅くに飛び始めたんだ。
モナのペースで良いんだよ。」
そう言いながら私を抱えてヨシヨシと頭を撫でた。
四六時中ノエルと一緒だからどうしても比べて嫉妬してしまい
妙に落ち込んでいた私は兄ラルクの優しさに救われた。
私は喋れないのに、全てお見通しで説明してもらったら安心した。
ラルク兄でも2か月は飛べなかったなら
私もそれぐらいはかかるってことだよね。
私の中で焦ってた気持ちが嘘みたいにスーッと消えた。
黒龍って成長が遅いんだあ。
ロイドやノエルは青い龍の母の影響で成長が早い?のかな。
でも逆に言えばラルク兄もきっと色々悩んだんだろうなあ。
特に男の子だからプライドもあるだろうし、弟(ロイド)の方が
早く成長したりしたら複雑だろうな。
なのにまっすぐに育ってるなあ。
「ピー」
私はラルク兄の子供なのに落ち着いている姿に感心してると
今まで自分のことでいっぱいでよく周りを見ていなかった事に気づいた。
私は顔を見上げてみると兄の後ろに護衛がいる事に気が付いた。
他にもよく周りを見てみると、使用人の髪の色が、赤・緑・青・茶の
色々な髪の色をしている事にも気が付いた。
私って本当に自己中だよなあ。自分の事しか今まで考えてなかった。
周りを見ると様々な発見があった。
特に使用人たちだの髪の色は意外と多色である。
ここは黒龍の家だからなのか、使用人も暗い色や黒みがかった色が多い。
完全に真っ黒で漆黒の髪色はパパ(兄ラルク)私だけみたいだ。
ママが青龍と言ってたから、ロイドは紺..黒に近い青?で
ノエルは青だから、親の色を受け継ぐみたい。
そんな中、兄の護衛は白銀の髪の色で珍しい色をしていた。
ちなみに私の近くに立っているアンナは焦げ茶で黒目だ。
「何をキョロキョロしてるんだい後ろを見てるのかい?
そういえば、クリスを紹介していなかったね...
私の護衛のクリスだよモナ」
ラルクは後ろを向き、紹介してきた。
クリスと呼ばれた護衛は膝をついてハキハキと答えた。
「クリス・カルバンと申します。
モナ様これからもよろしくお願いします。」
私はクリスの髪が気になり、ラルクの腕から跳んで
膝をついていたクリスの頭に着地した。
ちょっと昔から運動音痴だった私はズルっと滑りそうだったが頭にしがみ付いて
白銀の髪を翼でワシャワシャと触りながら髪の色を眺めた。
「モナ..クリスの髪が気になってたのかい?珍しいだろう?
クリスはセバスの子で、御祖母様の侍女だった白竜との
間の子だからその色をしているんだよ」
私は近くにいた濃い黒っぽい赤や緑の髪色をした
使用人たちを翼で刺しながら鳴いた。
「ピイ~」
「色が気になるのかい?我が黒龍は混血が多いんだよ。
それに他所から来た者にも寛容な方だからね...
だから色々な髪の色の者がいるんだよ。
ところでモナ、クリスの方ばっかりいると
僕は妬けちゃうからこっちへおいで。」
クリスの頭の上に載っていた私はラルク兄に抱き上げられた。
「ピイー?」
「僕は意外と寂しがり屋みたいだ。
髪の色だと、僕とモナは一緒だね。
きっと僕がやきもち屋だから神様がきっと一緒の色に
してくれたんだと思えてきたよ。
黒龍で黒を受け継ぐ事もまた、色々と問題があるんだ。
モナ、僕が全てのものから、守ってあげるよ。」
「ピー」
なんで、この子は背負うような事しか言わないの?
長男だからなのか...
まだ子供なのに大人ぶって子供らしさがないんだから、
もっと甘えてもいいのに、ちょっとおばさん目線で考えた挙句
私は兄にせがむように翼をバタつかせ、兄が屈んできたところへ
翼を広げて兄の顔ほっぺをを両側からはさみ、
端正な兄の顔がタコの口になるまで、はさんだ。
そして、翼を自分の胸をトントンと叩いて、兄を抱きしめた。
「モ...ナ?」
「恐れながら、モナ様はきっと自分もラルク様を
守るとおっしゃってます。」
そばに控えていたアンナがほほ笑みながら、
ラルク兄に私の伝えたいことを言ってくれた。
「モナ.....本当に可愛いモナ。
でも、やっぱり僕はモナを守る騎士でありたいから。
守らされて欲しい。」
そう言うと、まるで騎士がお姫様の手の先にキスをするかのように
兄ラルクは私の翼の先にキスをした。
映画のワンシーンみたいなセリフとキスに私はメロメロになりながら、
私の頭は完全にオーバーヒートした。
私は頭も疲れていた体も限界だったみたい。
私はコテッと前触れもなく倒れてしまった。
「ラルク、今日はノエルとモナと一緒に寝るんだったよな
ノエルとモナを頼むぞ」
「もちろんです。
先ほどロイドが自慢するように昨夜の話を聞きましたので、
私も楽しみにしています。」
「そうだろう。モナが人型になるまでは、交代で寝ることになるから
これからも頼むな...。」
そう軽く話をするとパパは食堂から出て行った。
「じゃあノエル、モナ僕も、夜を楽しみにして今日も頑張るよ。
二人とも精一杯楽しんで過ごすんだよ....。」
「..........」
「ピィ」
名残惜しいように、ラルクはノエルと私を抱きしめられながら分かれた。
その後、ノエルと私はフルーツの盛り合わせを入れるような
籠に乗せられながら、部屋へ戻った。
そして、今私は歩いて跳ねてます。
一人で体力作りと飛ぶ練習をしているのである。
最初は、部屋の中でノエルと歩いてたり、ノエルが飛んでるのを見ていたり
昼食を食べたりしていたが、次第に部屋の中も息苦しくなり
外に出ようと思ったが四六時中ノエルが付いて来るから、
私は睨んで絶対に来ないでと必死に念じたら、ノエルは窓の外に出て行った。
ちょっと可哀そうと思ったけど、私は悔しかった。
ノエルはあっという間に空を飛ぶようになって
今では自分から飛べるようになり曲がりくねったり速さを変えたりしている。
何で私は何もかも覚えるのが遅いし疲れやすいんだろう。
このままじゃダメだと私は思い、メイドのアンナとリーゼの手を振り切って
部屋を飛びだして現在に至る。
龍は本来飛ぶ生き物で決して今の私みたいに
歩いたり跳ねたりする事は無いと分かっている。
でも私は、ノエルみたいに飛べないし、まず龍の体に慣れてない上に
疲れやすいから体力をつけないと!
私は気合を入れて飛ぶ練習・体力作りを始めた。
チビチビパタパタトテッツ......
手のひらサイズの私は一歩一歩が小さくそして、
羽ばたいて跳んでも飛べる気配もない。
それに何回も同じことを繰り返しているが少しも進んでる気がしない。
部屋を出て、ひたすら歩いているが先に見える曲がり角までまだまだだ。
朝からずっと運動したからなのか、疲れがたまったみたいに体がだるい。
ちょっと休憩しよう...。
私も龍なんだから頑丈なはずなのに...疲れやすい。
「どうしたんだい?モナ」
「モナは何をしてこんなに疲れてるんだい?」
廊下の先の曲がり角から兄ラルクが来て休憩していた私に気づいたみたい。
最初の言葉は私に、最後の言葉は私の後ろの方にいたメイドのアンナに問いかけた。
私はてっきり一人で歩いていると思っていたから、
振り向いてメイドがいたことに初めて気が付いた。
「モナ様は、朝食を済まされてからお部屋を歩かれて過ごされ
ノエル様が飛ぶようになってるのをご覧になって
昼過ぎから部屋から出られて飛ぶ練習をされているようです。」
「モナも飛びたくなったのかい?」
ラルクが膝を突いて私を見ながら言った。
私はなんとなくだが、下を向いた。
(ノエルと一緒に生まれたのに
ノエルは直ぐ飛べるようになって、やっぱりくやしいよ...
ただで際、龍の体に慣れていないのに)
「モナ、焦る必要はないは無いんだよ。
特に僕やモナみたいに黒が強く出た黒龍は成長が遅いんだ。
僕もロイドやノエルと比べたら2か月遅くに飛び始めたんだ。
モナのペースで良いんだよ。」
そう言いながら私を抱えてヨシヨシと頭を撫でた。
四六時中ノエルと一緒だからどうしても比べて嫉妬してしまい
妙に落ち込んでいた私は兄ラルクの優しさに救われた。
私は喋れないのに、全てお見通しで説明してもらったら安心した。
ラルク兄でも2か月は飛べなかったなら
私もそれぐらいはかかるってことだよね。
私の中で焦ってた気持ちが嘘みたいにスーッと消えた。
黒龍って成長が遅いんだあ。
ロイドやノエルは青い龍の母の影響で成長が早い?のかな。
でも逆に言えばラルク兄もきっと色々悩んだんだろうなあ。
特に男の子だからプライドもあるだろうし、弟(ロイド)の方が
早く成長したりしたら複雑だろうな。
なのにまっすぐに育ってるなあ。
「ピー」
私はラルク兄の子供なのに落ち着いている姿に感心してると
今まで自分のことでいっぱいでよく周りを見ていなかった事に気づいた。
私は顔を見上げてみると兄の後ろに護衛がいる事に気が付いた。
他にもよく周りを見てみると、使用人の髪の色が、赤・緑・青・茶の
色々な髪の色をしている事にも気が付いた。
私って本当に自己中だよなあ。自分の事しか今まで考えてなかった。
周りを見ると様々な発見があった。
特に使用人たちだの髪の色は意外と多色である。
ここは黒龍の家だからなのか、使用人も暗い色や黒みがかった色が多い。
完全に真っ黒で漆黒の髪色はパパ(兄ラルク)私だけみたいだ。
ママが青龍と言ってたから、ロイドは紺..黒に近い青?で
ノエルは青だから、親の色を受け継ぐみたい。
そんな中、兄の護衛は白銀の髪の色で珍しい色をしていた。
ちなみに私の近くに立っているアンナは焦げ茶で黒目だ。
「何をキョロキョロしてるんだい後ろを見てるのかい?
そういえば、クリスを紹介していなかったね...
私の護衛のクリスだよモナ」
ラルクは後ろを向き、紹介してきた。
クリスと呼ばれた護衛は膝をついてハキハキと答えた。
「クリス・カルバンと申します。
モナ様これからもよろしくお願いします。」
私はクリスの髪が気になり、ラルクの腕から跳んで
膝をついていたクリスの頭に着地した。
ちょっと昔から運動音痴だった私はズルっと滑りそうだったが頭にしがみ付いて
白銀の髪を翼でワシャワシャと触りながら髪の色を眺めた。
「モナ..クリスの髪が気になってたのかい?珍しいだろう?
クリスはセバスの子で、御祖母様の侍女だった白竜との
間の子だからその色をしているんだよ」
私は近くにいた濃い黒っぽい赤や緑の髪色をした
使用人たちを翼で刺しながら鳴いた。
「ピイ~」
「色が気になるのかい?我が黒龍は混血が多いんだよ。
それに他所から来た者にも寛容な方だからね...
だから色々な髪の色の者がいるんだよ。
ところでモナ、クリスの方ばっかりいると
僕は妬けちゃうからこっちへおいで。」
クリスの頭の上に載っていた私はラルク兄に抱き上げられた。
「ピイー?」
「僕は意外と寂しがり屋みたいだ。
髪の色だと、僕とモナは一緒だね。
きっと僕がやきもち屋だから神様がきっと一緒の色に
してくれたんだと思えてきたよ。
黒龍で黒を受け継ぐ事もまた、色々と問題があるんだ。
モナ、僕が全てのものから、守ってあげるよ。」
「ピー」
なんで、この子は背負うような事しか言わないの?
長男だからなのか...
まだ子供なのに大人ぶって子供らしさがないんだから、
もっと甘えてもいいのに、ちょっとおばさん目線で考えた挙句
私は兄にせがむように翼をバタつかせ、兄が屈んできたところへ
翼を広げて兄の顔ほっぺをを両側からはさみ、
端正な兄の顔がタコの口になるまで、はさんだ。
そして、翼を自分の胸をトントンと叩いて、兄を抱きしめた。
「モ...ナ?」
「恐れながら、モナ様はきっと自分もラルク様を
守るとおっしゃってます。」
そばに控えていたアンナがほほ笑みながら、
ラルク兄に私の伝えたいことを言ってくれた。
「モナ.....本当に可愛いモナ。
でも、やっぱり僕はモナを守る騎士でありたいから。
守らされて欲しい。」
そう言うと、まるで騎士がお姫様の手の先にキスをするかのように
兄ラルクは私の翼の先にキスをした。
映画のワンシーンみたいなセリフとキスに私はメロメロになりながら、
私の頭は完全にオーバーヒートした。
私は頭も疲れていた体も限界だったみたい。
私はコテッと前触れもなく倒れてしまった。
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