ヒロインに転生したと思ったら、友人が書いた小説の引き立て役でした。

 転んだ衝撃によって前世の記憶を思い出した侯爵令嬢、ルビレシア・ショグニン。
 「わたくし、ヒロイン!?」と、喜んだのは束の間、直後に流れ込んできた記億では、
 ルビレシアは幼馴染の友人が書いていた悪役令嬢が主人公の小説の
 ヒロインで、ざまぁされる側だった。
 「詰んだわ……、ん?まだわたくしは殿下に出会ってない……。っ、詰んでない‼」
 前世でも今世でも天然美少女の彼女は、持ち前のポジティブ思考でざまぁ展開を回避していく。
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