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生徒会長の依頼
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その日、秋月ユキは生徒会長の間城ハルトとお茶会をしていた。
ハルト「ユキに頼みたい依頼があるんですが、聞いてくれませんか?」
ユキ「おや、依頼ですか?報酬があるなら聞いてもいいですよ」
ただの悩み相談なら報酬などいらないが、依頼なら当然の要求だ。
ハルト「2年の宮野シノンをご存知ですか?彼の噂はどれも危ないものばかりです。そして彼のあの姿、これ以上放置はできません。誰かが止めないと死ぬかもしれないし、悪化すれば強制退学にもなります。彼をまっとうな道に戻してくださいませんか?」
宮野シノンの噂、それは薬にハマっているとか、売春をしているとか、夜のトイレで肉便器をしているとか…どれも噂だが極めて黒に近いグレーだ。
その上、彼の身体は怪我だらけで毎日包帯をしている。
ユキはクラスは違うが同じ学年でたまに目にするが、シノンが誰かと話をしている姿や笑っている姿をみたことがない。
実は少し気になっていた。
ユキ「わかりました。では、うまくいったら報酬にそれ相応のものをよろしくお願いしますね」
ハルト「ありがとうございます!期待していますね」
こうして、ユキはシノンをまっとうな道に戻す依頼を引き受けたのだった。
ハルト「ユキに頼みたい依頼があるんですが、聞いてくれませんか?」
ユキ「おや、依頼ですか?報酬があるなら聞いてもいいですよ」
ただの悩み相談なら報酬などいらないが、依頼なら当然の要求だ。
ハルト「2年の宮野シノンをご存知ですか?彼の噂はどれも危ないものばかりです。そして彼のあの姿、これ以上放置はできません。誰かが止めないと死ぬかもしれないし、悪化すれば強制退学にもなります。彼をまっとうな道に戻してくださいませんか?」
宮野シノンの噂、それは薬にハマっているとか、売春をしているとか、夜のトイレで肉便器をしているとか…どれも噂だが極めて黒に近いグレーだ。
その上、彼の身体は怪我だらけで毎日包帯をしている。
ユキはクラスは違うが同じ学年でたまに目にするが、シノンが誰かと話をしている姿や笑っている姿をみたことがない。
実は少し気になっていた。
ユキ「わかりました。では、うまくいったら報酬にそれ相応のものをよろしくお願いしますね」
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