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13、シュリ視点
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ヴォーグ様は優しい。
僕の声が枯れないように、声が枯れなくなるアメをくれた。
身体が動けなくなると身体が回復するポーションをくれた。
おかげでヴォーグ様のエサとしてまだ美味しいって言ってもらえる。
嬉しかった。
なのに、苦しくて涙が出た。
どれだけ優しくされても僕はエサなんだ。
あぁ…苦しい。苦しいよ。苦しい…苦しい…。
楽に…なりたいよ。
溢れる涙を止められなかった。
ヴォーグ「シュリくん?」
シュリ「!!…ヴォーグ様」
ヴォーグ「そんなに泣いて、どうしたんですか?」
シュリ「………」
ヴォーグ「どこか痛いんですか?苦しいんですか?」
シュリ「なんでも…ないですよ。大丈夫ですから、いつもみたいに食べても大丈夫ですよ…。ごめんなさい」
僕は涙を拭いて笑ってみた。
ちゃんと笑えてるかな?
ヴォーグ「…許しません」
シュリ「…え?」
僕の声が枯れないように、声が枯れなくなるアメをくれた。
身体が動けなくなると身体が回復するポーションをくれた。
おかげでヴォーグ様のエサとしてまだ美味しいって言ってもらえる。
嬉しかった。
なのに、苦しくて涙が出た。
どれだけ優しくされても僕はエサなんだ。
あぁ…苦しい。苦しいよ。苦しい…苦しい…。
楽に…なりたいよ。
溢れる涙を止められなかった。
ヴォーグ「シュリくん?」
シュリ「!!…ヴォーグ様」
ヴォーグ「そんなに泣いて、どうしたんですか?」
シュリ「………」
ヴォーグ「どこか痛いんですか?苦しいんですか?」
シュリ「なんでも…ないですよ。大丈夫ですから、いつもみたいに食べても大丈夫ですよ…。ごめんなさい」
僕は涙を拭いて笑ってみた。
ちゃんと笑えてるかな?
ヴォーグ「…許しません」
シュリ「…え?」
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