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 自分のものに比べると幾分か細い腰。
 けれどもやわらかさはなく、目の前にある『影』は硬い線で象られており、暗がりの中であっても、それははっきりとわかった。影は緩慢に動かし、刺激を与えてくる。その度に己の熱が擦られ、大きく、硬くなっていくのがわかった。
 僅かに動く箇所を動かして、視線をやれば股間の上に影は乗っている。そこにある筈の陰茎はなく、影の中に埋まっていた。下半身を起点に、繋がっている。
 ――ん、あはぁ、はっ……っ
 あまい声が耳を打つ。それは鼓膜を震わせ脳へと到達し、股間にさらなる熱が集まっていく。
 目の前の影と、セックスをしている。見えるものも、与えられる刺激も、それを伝えていた。
 一定の間隔で腰を動かしていたが、徐々にその速度が上がっている。結合部からはぐちゅんっ、ぐちゅんっと卑猥な水音が響き、
 ――あふぅんっ……あっ、あっ!
 上がる声も、激しさを増した。
 そして熱が最高潮に達し、
 ――ん、あぁぁぁぁ~~~っ!
 影はあられもない声を発し、達した。全身を震わせると同時にぎゅっと強い締め付けに合い、耐えることなく、素直に熱を開放してしまう。びくんっと大きく体が跳ね、影の中に熱を吐き出す。影の内壁は、熱を貪るように蠢き出す。んっ、はぁっと気持ちよさそうに声を発し、吸い付いていた。そして「んはぁっ」と楽しそうな笑い声が聞こえる。
 ――あぁ……美味しい……。
 続いて、熱に浮かされた低い声が響く。
 影は動きを止め、上体を近づけてくる。
 その時、顔が見えた。
 ――……ごちそうさまでした。
 食事が終わった後のように、お行儀よくそう口にした人物は、まさしく――
 
 ◆
 
 じわり。
 下半身に広がる不快感で、彼――柿内 蒼(かきうち あおい)は目を覚ました。
 蒼はがばっと勢いよく上体を起こしてから、おそるおそる布団をめくる。シーツは濡れておらず、寝小便をした訳ではなかった。けれども、別のものがそこを漏らしていた。股間を中心にグレーのスウェットが濃くなっている。目で見ても明らかであるが、蒼は信じられなくて、正確に言えば信じたくなくて、下着の中に手を突っ込み自身の股間に触れる。紛れもない現実であり、べちゃっと粘ついた音が立ち指先を濡らすだけだった。
 状況を正確に理解した途端、蒼の口からは大きなため息が漏れた。気持ちとは裏腹に、窓の外からはちゅんちゅんと鳥が囀る泣き声が聞こえ、嫌味なぐらいに爽やかな朝の訪れを告げている。
 受け入れたくない現実に蒼は肩を落とし、口からは渇いた笑い声が出た。
 幼児のように尿を漏らした訳ではない。
 けれども蒼は、夢精をしていた。漢字の通り、睡眠中に起こる射精である。
 ネットで調べてみれば、夢精は思春期前後に起こる生理現象だ。長い間精を吐き出していない、自慰行為や性行為がない場合にも見られる。
 しかし、蒼の夢精はどちらにも当てはまらなかった。
 蒼は大学二年生の一九歳であり、相手がいないので性行為はこのところご無沙汰であるが、自慰は適度に行っている。思春期でもなければ、精子が溜まっているようなこともなかった。
 だというのに、夢精した。
 しかもこれがはじめてではない、このところ、頻繁に発生しており先週も、先々週も、そのまた前の週もあり、これで四回目だった。
 下着が濡れてしまう不快感はどうにかしたいが、夢精だけなら、なにも気にしなかったのかもしれない。
 蒼が気に病む原因は、夢精した時に見た夢にあった。
 ――ん、あはぁ、はっ……っ
 あまい声が、こびりついたみたいに耳に残っている。
 甘い吐息を漏らすその唇は開きっぱなしで、あっ、あっと、喘ぎを漏らす。蒼の上に跨って腰を揺らめかせ、その人物は全力でセックスを愉しんでいた。
 ――……ごちそうさま。
 食事を終えた時のように感想を紡いだその人物をよく知っている。
 蒼のバイト先の先輩、伊澄 涼(いすみ りょう)だったのだ。
 夢精の原因は、間違いなく伊澄とセックスをしている夢にあった。蒼はそう確信しており、この夢を見た翌朝、蒼は必ず下着を汚していた。
 はぁ……と再びため息が漏れる。抑えようがない。
 どうしてこんな夢を見てしまうのか。
 ちょっといいなと思ったAV女優ならまだわかる。画面を通じて本人のセックスを拝んだのだから、気持ちが昂って夢に出てきた、というなら納得はできなくとも理解はできた。
 しかも相手はあの伊澄涼だ。
 さらりとした黒い髪に猫のように少し吊り目がちな黒い瞳。均等の取れた二つの目は、くっきりとした二重瞼に形どられている。肌は透き通るように白く、顔を構成するパーツも整っており『綺麗』と呼べる顔たちだった。美人という言葉が相応しいと思っているが、蒼はこの言葉を使うことに抵抗がある。
 なぜなら、伊澄は……男だからだ。一般的に美人という言葉は女性に対して使うような気がして、進んで使いたいとは思わなかった。
 伊澄は、蒼とバイト先が同じで一緒に働いている。大学も同じで、年齢は一つ上の三年生だった。つまり、バイト先の先輩であり、構内で会ったことはないが同じ大学の先輩でもあった。
 先にも言った通り、伊澄は男だ。身長も蒼より少し低いものの、彼を模る線は硬い。誰がどう見てもれっきとした男であり、蒼自身、伊澄を男と認識している。
 だというのに、夢に出てくる。
 知らなかっただけで、同性愛者だったのだろうか。
 蒼は真剣に悩む。
 高校の時にはじめて出来た恋人は女だ。だから自分は異性愛者……だと思っているが、相手の告白のままに付き合っただけで彼女のことが本当に好きかどうかはわからなかった。ちなみにそれが元でフラれている。
 どちらでもいけるバイセクシュアル……の可能性はあるが、心当たりはなかった。
 いずれにせよ、その相手は誰でもいい筈だ。
 なぜ伊澄なのだろうと、何度も考えてみる。
 伊澄は仲の良い先輩だ。
 尊敬しているし好きだ。
 もちろんこの意味は人として好きの意味で、シフトが被るとテンションが上がってしまう。始めの頃世話係のような立場で蒼に仕事を教えてくれたこともあり、伊澄に信頼を寄せている。バイト帰りにご飯に誘われると嬉しい。話していると楽しい。ただ、蒼には大学や高校時代の友人を含め、他にも好ましいと思っている人間はいた。
 そもそも、伊澄とセックスが結びつかない。
 清廉。清楚。そういった単語がよく似合う人物で物腰が大変柔らかく、性の匂いを一切感じさせない。染めたことのないだろう黒髪が、その印象を引き立てている。
 バイト先の仲間で飲み会をした時、で下ネタまがい話題になったことはあったが、それに積極的に乗ってくるタイプではなく、「そうなんだ」と受け流しニコニコしているタイプだった。それが伊澄涼という男だ。『伊澄涼』と名が体を表しているようでもある。
 はぁ……と、今度は海の底に沈んでいきそうなため息が漏れ、蒼は頭を抱えた。
 とりあえず下着をなんとかしなければならない。
 だるい体を起こして、下着を洗いにいくかとベッドを降りた。
 蒼は大学入学共に地元から引っ越し、一人暮らしをしている。借りた部屋は、一Kのシンプルな構造だ。部屋を出れば、廊下兼キッチンとなる場所があり、二つある内一つの扉はトイレで、もう一つの扉は脱衣所兼洗面所がある。蒼はそこを開き、スウェットごと下着を抜き去ると洗い場に放った。蛇口から水を出し、股の部分に当たる箇所を洗い始める。
 俺は、何をやっているのだろう。
 朝早くに、汚れた自分の下着を洗っている。自身の状況を振り返り、だんだん惨めになってきた。しばらく続けているとぬるぬるとした感触は消え、そこで蒼は手を止めた。
 軽く下着を絞ってから、洗濯機に放り込む。はぁと、何度目になるかわからないため息が出た。
 今日は一限から講義が入っている。洗濯物を干す時間はないので、実際に洗うのは帰ってきてからにするかと予定を立てた。
 蛇口を再び捻り、顔を洗うことにした。勢いよく水を出し、バシャバシャと顔にかける。冷たい水で、邪な気持ちも流そうと思ったが、そううまくはいかなかった。顔を上げれば、鏡の中に冴えない顔をした自分が映っている。
 別に不細工だとは思ってはないが、特別整っているわけでもない。母譲りの二重と、父譲りの薄い唇。変わり映えのない自分の顔だった。平凡な顔立ちだが、今はその顔が疲労を滲ませていた。第一、伊澄に申し訳ない。夢とは言え、尊敬してますと言いながら、彼のことを犯してしまっているのだ。
 顔を見つめているうちに、髪を染めなければと、つむじが黒くなりつつある焦茶色の髪に視線をやった。そろそろ染め直したほうがいいだろう。バイト代も入ったことだし、ドラッグストアに寄るかとタオルで顔を拭きながらぼんやりと考える。
 そしてバイトという単語で、今日はバイトがある日だったハッとした。同時に、伊澄とのシフトが被っている日だと気がつき、勝手に気が重くなるのであった。



 ふわぁ……と大きな欠伸が自然と口から漏れ、目尻から一粒の雫が垂れる。平日のど真ん中である水曜日、時間は夜の九時ということもあって、客の数はまばらだった。
 蒼のバイト先は家の近所のファミリーレストランだった。
 大手チェーン店であり、繁華街の中にあるファミレスなら忙しなく動き回ったのかもしれないが、車で利用しやすい道路沿いであるものの住宅街の中にあることもあって、平日のこの時間は自分と同じ大学生が談笑か自習場所として利用するか、遅めの夕食を頬張る仕事帰りらしきサラリーマンやOLを見るぐらいだった。客層は全体的に落ち着いている。夕食時である夜七時ごろや休日はそれなりに忙しいが、時間を忘れるほどの忙しさに見舞われたことはこれまで一度もなかった。ゆとりがあるから欠伸が出たというのは言い訳だが、この時間になってくると流石に眠くなってくる。
 汚れのついた皿を洗いながら、蒼は再び欠伸を漏らす。
「――柿内くん、眠いの?」
 澄んだ声が背後で響く。自然と背筋が伸びた。
「伊澄さん……」
 振り返り視線の先にいたのは、伊澄涼だった。シフトが被っているのだから彼がいるのは当たり前であり、今の時間は、蒼と伊澄、それから葛西というフリーターの男が入っており、この三人で回している。店長は不在で、勤続歴の長い葛西が店長の代わりのようなことをしてくれていた。基本的に葛西が厨房に入って料理を作り、伊澄がホール担当で客の応対をし、蒼がサラダ等の調理や皿洗いの雑用を中心に、その二人をサポートしている。元々蒼はホールとして雇われていたが、それなりに器用なこともあってホールが足りない時は料理を運び、皿が貯まれば食器を洗い、簡単な調理であればそれらも作り、臨機応変に対応している。人数が少ないからなんでもありだ。
 だからと言って忙しいこともない。客が少ないこともあり、ゆったりとした空気が漂っていた。だから伊澄は話しかけてきたのだ。
「夜更かししたとか?」
 夜更かしはしていない。昨晩は睡魔に導かれるまま早めに布団に入った。
「あ、遅くまでゲームしてた?」
 続けて伊澄は言った。
 ゲームのタイトルを上げ、それは伊澄も蒼も遊んでいるゲームだった。バイト先で蒼と伊澄が親しくなったのは、はじめてのことばかりで右も左もわからない蒼にいろいろ教えてくれたのが蒼だったのもあるが、ちょっとした会話から同じゲームを嗜んでいたことがわかったことにも起因する。
 伊澄とゲームのイメージは結び付かなかったが、聞いてみると結構遊んでいるようで、それを示すようにやり込み度を示すランクが高かった。なにやら友人に誘われてはじめたらハマってしまったらしい。オンラインで遊べるゲームであり、互いにゲーム仲間がいるだけに機会は少ないが、一緒にプレイしたこともあった。
 ただ昨日は少し触った程度で、前述の通りである。
「い、いや……」と蒼は言葉を濁した。まさかあなたとえっちをする夢を見て寝不足です、とは口が裂けても言えない。どう答えたものかと蒼は悩む。寝つきが悪くてと、無難な答えがベストだろうか。
「じゃあ嫌な夢を見たとか?」
 答えを考えていると先に図星を突かれた。真実を告げるわけにはいかないので、適当な言葉を探す。
「あ、いや、そういうのじゃないです。ちょっと寝つきが悪くて……最近ちょっと蒸し暑くなってきたじゃないっすか。そろそろ扇風機も必要かなーって思ってるとこです。押入れに突っ込んだままなんで、掃除しないと駄目ですけど」
 五月も終盤に入り、日差しの強さを感じるようになってきた。本格的な夏の訪れの前に梅雨がやってくるが、気温は間違いなく上がっている。嘘は言っていない。だが、まだ寝苦しさを感じるようなものではなかった。
「あー……そうだね。最近暑くなってきたよね。湿気も気になる感じになってきたし、俺もそろそろ扇風機出そうかなぁ」
 蒼の言葉に、伊澄が同調した。
「来月はもう六月だし、夏が来るなんてあっという間だろうね。まぁ、俺は夏フェスがはじまるからそれに備えないといけないんだけど」
 蒼がわかると思ったら、ゲームの話題を自然と混ぜたのだろう。夏フェスとは、二人が遊んでいるゲームのイベントだ。レアなアイテムが手に入ることから、ゲームを遊ぶ者であれば参加しない道はない。
「その前に試験じゃないっすか?」
「はは、そうだった。単位は落とせないから上手くやらないとな……」
「伊澄さんなら余裕じゃないですか?」
 言えば、伊澄がぱちっと瞬く。わかっていないようだ。
「ゲームも勉強も、コツコツするタイプだし」
 一年強の付き合いで、伊澄という先輩はそういう人間だと理解していた。学業だけでなく、ゲーム方面でもそれは発揮している。
「……そう、かな?」
「そうですよ。スケジュールとかきちんと組み立てる方でしょ」
「言われてみればそう、なのかも……。柿内くんに言われると、そんな気がしてきた」
 ふふっと楽しそうに笑った。
 その笑顔に、蒼の視線は引き寄せられる。目に飛んできたのは長い睫毛だ。瞬くたびに睫毛が揺れる。それに肌も白い。本人もインドア派と言っていたから日焼けすることなんてないのだろうが、元々の肌が白いのだろう。
 ――ん、あはぁ、はっ……っ
 見せる表情は全く違う。
 それなのに、伊澄の顔を見つめていると蒼の脳内に夢の中の伊澄が顔を見せた。バイト中。しかも本人がいる前でなんてことを……! いや、伊澄の顔を見て思い出した訳だが、夢の中の伊澄と現実の伊澄を同一に考えるのは失礼すぎる。駄目だ、いけないと、蒼は首を振って己の想像を打ち消す。昨晩見たばかりのせいか、なかなか消えてくれなかった。その様子に伊澄は怪訝な目を向けてきたが、蒼は「ちょっと眠気がやばくて……」と苦笑いを浮かべた。わざとらしく口を大きく開け、欠伸の真似事も披露してみる。
 ぴんぽーん。
 間抜けな、軽快な音が厨房に響いた。モニターを確認すれば、番号の一つが点滅している。客からの呼び出しが入っていた。
「あ、俺行かないと」
 伊澄がそう言い、厨房を去っていく。
 後ろ姿を見送り、安堵している自分がいた。ほっと息が漏れる。
 淫夢を見て以来、こうやって夢の中の伊澄が時折顔を出す。
 最も意識してしまうのは寝る前であるが、伊澄とシフトが被った時、彼のふとした表情で思い出してしまうことがあった。
 重なってしまうのは、仕方のないことだ。顔がまったく同じなのだから。しかし、別人だ。蒼の夢の中にしか存在していないのだから、当たり前に別人だ。
 第一、伊澄からすれば迷惑そのものだろう。夢ではあるものの、妄想の中の架空人物と同一視されるなど、伊澄の立場から考えればたまったものではない。
「……ねぇ柿内くん」
 不意の呼びかけに、びくっと全身が跳ねる。視線をやれば、葛西が呆れた顔をして立っていた。柔らかい反応を見せた伊澄とは正反対の態度だ。
「同じ皿」
「え?」
「さっきから、同じ皿洗っているけど……大丈夫?」
 自分の頭を指差しながら葛西がぶっきらぼうに言う。
 蒼は自分の手元を見て、「あ……」と声を落とした。彼が言った通り、同じお皿を洗っていた。伊澄のことを考え、無意識に手だけを動かしていたせいだ。「す、すんませんっ!」と謝れば、「しっかりしてよ~」と声が飛んできた。蒼は集中しろと脳内で繰り返し、皿を洗うことだけに心を注いだ。
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